フリーカルチャー

J-WAVE 360°にてフリーカルチャー特集月間開催!

J-WAVE 360°

J-WAVE 360°

ラジオ局J-WAVEの毎週土曜日12:00~15:00で放送されている番組「360°(スリーシックスティー)」のコーナー「360° Forum~Seek and Find」にて2012年8月はフリーカルチャー特集が組まれます!

『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック〜クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』を著したCCJP理事ドミニク・チェンのフリーカルチャーに関するインタビューに加えて、番組で流れる楽曲も全て、SoundCloud、Jamendo、Free Music Archiveといったコミュニティに投稿されているCCライセンス付きのものがセレクトされています。

そして番組自体もフリーカルチャーを実践!当コーナーの音源がまるまるCCライセンス付きでSoundCloudとYouTubeにアップロードされます!これは日本の大手ラジオ放送では初めての試みだと思われます。

初回放送(8月4日)分の音源は下記から視聴&ダウンロード&リミックスできます。ぜひ創造的なリミックスを試みてください!
※ 移行は8月11日、18日、25日の放送が予定されています。

360° Forum ~Seek and Find~
8月のテーマ:フリーカルチャー
Vol.1「フリーカルチャーってなに?」(2012.8.4 On Air)

SoundCloud(音源ダウンロード有り)

YouTube

トラックリスト:
==Track List==

■Samsara / likeicare (CC BY)
Samsara by likeicare

■TOTEM EP (Marble) / DELPHES feat SAM TIBA (CC BY)
DELPHES feat SAM TIBA – TOTEM EP (Marble) by CANBLASTER (Club Cheval)

■Japon / Fonkdongo (CC BY-SA)
http://freemusicarchive.org/music/Fonkdongo/Fonkdongo_Vs_Bzmbzdim/

■Tree Tenants / Revolution Void (CC BY)
http://www.jamendo.com/en/track/182068/tree-tenants

■One More Night Original mix.(Deep House) / ✯DEEP DISH POWER✯ (CC BY)
One More Night Original mix.(Deep House) Teaser by ✯DEEP DISH POWER✯

■The Simulation Hypothesis / Revolution Void (CC BY)
http://www.jamendo.com/en/track/182072/the-simulation-hypothesis

■Someone Else’s Memories / Revolution Void (CC BY)
http://www.jamendo.com/en/track/182067/someone-else-s-memories

【受付終了】第2回CCサロン:ファブラボ×フリーカルチャー [7月7日開催]

※定員に達したため、本イベントの受付は終了しました。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)は、オープン・カルチャーに関する新しい「対話の場」、「学びの場」の試みである「CCサロン」の第2回目を開催いたします。
第1回目は、NOSIGNERの太刀川英輔さんをゲストに迎え、「オープン・カルチャーとデザインの役割」をテーマに、参加者とスピーカーの垣根なく盛り上がりを見せました。

第2回の今回は、初の単著『FabLife』を上梓したばかりのファブラボ・ジャパン発起人であり慶応義塾大学SFC准教授の田中浩也さんを招いて、こちらも初の単著『フリーカルチャーを作るためのガイドブック クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』を上梓したCCJP理事であるドミニク・チェンと、オープンソースとパーソナル・ファブリケーションの接合点が、世界をどのように変容させていくのか、人々の思想・価値観をどのように変えていくのか、等を中心に対話します。いま最も勢いのある2人のトークには、これからの未来を問う何かが潜んでいるはずです。

ぜひこの機会にCCサロンに参加して、いま世界で起こっているアツいムーブメントの風を感じてみてはいかがでしょうか?みなさま、ぜひお誘い合わせのうえ、下記リンク・ページよりお申込みください。

<開催概要>

日時: 2012年7月7日(土) 16:00-17:30 (開場15:45)
場所: 株式会社ロフトワーク 10F  http://www.loftwork.jp/profile/access.html

※ご来場の際は、エレベーターで直接10階まで上がってください。

トーク: 田中浩也(ファブラボ・ジャパン)、ドミニク・チェン(CCJP)

司会:水野祐(CCJP)

定員:40人 50人(*先着順。定員に達した時点で、受付を締め切らせていただきます。)

ご好評につき、人数を増やしましたが、お早めにお申し込みください。

参加費: 投げ銭方式(集まったお金はゲストへの謝礼およびCCJP運営費用として活用させていただきます。)
<申込み方法>

申し訳ございませんが定員に達したため、申し込みは終了いたしました。

自由なゲーム制作環境を目指す大規模なコンテスト“Liberated Pixel Cup”が開催決定

今回はクリエイティブ・コモンズフリーソフトウェア財団、そしてOpenGameArtの協力によるゲーム・オーサリング・コンペティションLiberated Pixel Cupの立ちあげについてお知らせします。

Liberated Pixel Cupは2つ部門からなるコンテストです。まず、フリーカルチャーライセンスのつけられたアートワーク(イラスト)の作成。そしてもう1つは、これらのアートワークを使った、フリーソフトウェア・ゲームのプログラミングです。今回のコンテストから、多くの素晴らしいプロジェクトが生まれることが期待されますが、そのためには皆さんの参加が必要です。

Liberated Pixel Cup example outdoor artwork / Lanea Zimmerman / CC BY-SA 3.0

Liberated Pixel Cup example outdoor artwork / Lanea Zimmerman / CC BY-SA 3.0

このプロジェクトは、技術的には、3つのフェーズに分かれています。このプロジェクトの主要な目標の1つは、統合性のあるコンテンツを制作することです。そのため、本プロジェクトの“最初の段階”は、Tangoスタイルガイドがアイコンについてマニュアル化しているような感じに、問題なく互いに調和するコンテンツを制作することができるマニュアルを作成することです。私たちは、このマニュアルを作成するために、基本的な事例を構築することをお願いしている優秀なアーティストたちと共に取り組んでおり、今後の成果に大きな期待を寄せています。

ここからは、コンテストについて具体的に説明していきたいと思います。コンテストの“第1フェーズ”では、参加者はOpenGameArtにアップロードされるガイドに従って、CC BY-SA 3.0GPLv3の互換性のあるライセンスがつけられたアートワークを制作します。このプロジェクトは、今年6月1日から7月30日の期間に開催される予定です。そして“第2フェーズ”では、構築段階で作成したアートワークを組み込んだGPLv3またはそれ以降のライセンスをつけて制作します。ここでは、参加者はチームまたは個人で取り組むことになります。このコンテンストは今年7月1日から同月31日まで開催予定です。

その後、エントリー作品を評価し、受賞者を決定します。現在の予定では、コンテンツ構築のフェーズと、ゲーム・プログラミングのフェーズの両方において、複数の賞を準備することになっています。詳細はこちらでご確認下さい。

私たちにとって、今回、OpenGameArtとコラボレーションするできたことは非常に光栄なことです。そして、あらゆるドメインにおいて、利用者の自由を実現するという共通の目標を目指すフリーソフトウェア財団は、私たちの真の協力者であるといえます。

FSFは、仲間と共に今回のコンテストに参加し、支援できることを非常に嬉しく思っています。同時に、コンテストから生まれる新しいフリーソフトウェア・ゲームに期待しています。それは、私たちがゲーム好きだという理由だけでなく、今回着手した分野は、利益を上げることが目的のソフトウェア会社が、ずるい手段としてDRM(Digital Restrictions Management)を利用し、ほぼ独占しているところであり、フリーソフトウェアを使おうとするユーザーの妨げになっているからです。
-John Sullivan (フリーソフトウェア財団 事務局長)

Liberated Pixel Cup example indoor artwork / Lanea Zimmerman / CC BY-SA 3.0

Liberated Pixel Cup example indoor artwork / Lanea Zimmerman / CC BY-SA 3.0

私たちは、Liberated Pixel Cupが、様々な方法による共有化にとって、素晴らしい機会となると考えています。現在は統一された形式に沿ってたゲームを自作するフリーカルチャー・コンテンツを見つけることは難しく、同様にアーティストもコラボレーションするのが難しい状況です。私たちはフリーソフトウェアとフリーカルチャーが直接交わる分野にも非常に興味を持っています。その分野は、必ずしも目に見える分かりやすいものではありませんが(時に少し複雑でさえあります。ですから、今回は行動を起こすことができるタイミングについて考えるよい機会です)、ゲームはこれにあてはまる良い事例なのです。皆さん、是非ご参加してみてください。

それから、今回のプロジェクトへの資金援助についてお話します。まず、私たちは上述したマニュアルを任せているアーティストに対し、現金で謝礼を支払いたいと考えています。アートワークに関する基本的なルール設定をすることは大変な作業だったからです。次に、コンテストの各フェーズにおける受賞者には、賞金または賞品を与えることも可能にしたいと考えています。

最後に、Liberated Pixel Cupへの資金援助のお願いです。上記で述べたことを実現させるため、皆さんの協力が必要です。私たちの考えに共感してくださった方は是非こちらから寄付をお願います。
また、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンでもこちらから随時寄付を受け付けております。

【フリーソフトウェア財団 概要】

1985年設立。米国ボストン(マサチューセッツ州)に本部を置く。コンピュータ利用者のプログラムの使用、学習、複製、修正、そして再頒布する権利の推奨に取り組んでいます。また、フリーソフトウェアの開発と利用を促しています。特に、GNU(FSFが進めているUNIX互換ソフトウェア群の開発プロジェクトの総称)オペレーティングシステムとGNU/Linuxの改良型や、フリーソフトウェアのためのフリードキュメンテーションに力を注げ、ソフトウェアやウェブサイトの利用については、 倫理的かつ政治的な視点から、自由に関する問題に対する意識を広めようとしています。Fsf.orggnu.orgはGNU/Linuxについての重要な情報資源です。FSFの活動支援はこちらからお願いします。

【OpenGameArt 概要】

2009年設立。自由でオープンソース化されたゲーム制作に使われるアートワークを、アーカイブに保存することを目的としています。設立以来、OGAはゲームとフリーカルチャーへの情熱をもつアーティストや開発者の活気あるコミュニティーへと成長してきました。OGAについての詳細や、組織への参加は http://opengameart.org/ をご覧ください。

原文: Announcing the Liberated Pixel Cup: an epic contest for gaming freedom
http://creativecommons.org/weblog/entry/32322
公開日時:2012年4月11日
BY Christopher Webber (Software Engineer)