Ubuntu Magazine JapanをCCライセンスで公開

Ubuntu Magazine Japanとは、日本初のUbuntu専門誌として、約2ヶ月に1回発行されている週刊アスキーのムック本です。Ubuntu Japanese Teamの全面協力を得ている点、及び印税の1%がUbuntu Japanese Teamへ寄付される点において、日本でのUbuntuの普及に大いに寄与するものと思われます。

このUbuntu Magazine Japanでは、次号発売日以降に前号の紙面をPDFにしてCC-BY-NCライセンスで公開するという試みを行っています。日本の雑誌ではおそらく初めての試み、より多くの人にUbuntuに関する情報が広まり、利便性が高まることを願います。

Google Book Search

書籍の内容を検索することができるサービス、googleブック検索に新機能が追加され、パートナー・プログラムの参加者がCCライセンス下で作品を公開できるようになりました。 現在は「Googleブックス」という名前でベータ版サービスの提供が開始されています。

今回は基本の6種類に加え、CC0という著作権の放棄を意味するCCライセンスが対応しました。このことにより、パートナーになっている出版社や著者の正式な認可のもとでCC下での自由な利用、例えば複製やリミックスをすることができ、利用の幅がひろがることが期待できます。
こちらの記事で示されているように、すでに以下の著作がCCで公開されています。

55 Ways to Have Fun with Google 著者:Philipp Lenssen
Blown to Bits 著者:Harold Abelson, Ken Ledeen, Harry R. Lewis
Bound by Law? 著者:Keith Aoki, James Boyle, Jennifer Jenkins
Code: Version 2 著者:Lawrence Lessig
Democratizing Innovation 著者:Eric von Hippel
Federal Budget Deficits: America’s great consumption binge 著者:Paul Courant, Edward Gramlich
The Future of the Internet — And How to Stop It 著者:Jonathan Zittrain
Little Brother 著者:Cory Doctorow
A World’s Fair for the Global Village 著者:Carl Malamud