昨年のRio de Janeiro でのiCommons Summit は、世界中からのクリエイティブかつ共用可能な知のパイオニア達にとって、最も刺激的な出来事のうちの1つでした。2006年に開かれた同会議は、コンテンツ利用に関するツールと慣習について議論しただけでなく、これらに関する政策と法的問題へのより大きな関心を促しました。
今年のDubrovnikでのiCommonsサミット2007での一環としては、Creative Commons International は全てのCC jurisdiction project を招致するとともに、また2007年6月14日に閉会するワークショップとして開催される“CCi Legal Day”に参加するようよう促しています。
iSummitイベントの前日は、 CCプロジェクト・リーダーおよび法律専門家に創造的なクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの法的問題および国際的課題について議論する機会を与えることに向けて構成されています。
このプログラムは、集中化する社会との実現可能なコラボレーションとしての次のステップに関する集中的な議論の他に、各国のライセンスに関する将来のバージョニング及び戦略に関するセッションを含んでいます。
また、国際私法上の問題に関するレクチャーの他、最近の統計に関するプレゼンテーションも予定しています。
CCi Legal Dayのハイ ライトのうちの1つは、Lawrence Lessig 氏による講演、および将来のライセンス戦略に関する議論となるでしょう。午後のプログラムの一部として、CCiは、さらにDavid Uwemedimo氏(CISAC(International Confederation of Societies of Authors and Composers)の法的事務部門のディレクター)が議論に加わり、集中化する社会に関するプレゼンテーションをすることを予定しています。
私たちは、この日がクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの法的局面における興味深い議論を喚起することで、参加者皆様方のためになる事を望んでいます。そして、実りある議論と興味深いミーティングが行われる事を心から楽しみにしています。
オリジナルポスト:
http://icommons.org/2007/06/05/cci-legal-day-at-the-summit-07/
翻訳:伊東宏和