「リミックス戦争!?~著作権保護は誰のため?~」(原題:「RiP: A Remix Manifesto」)が、
4月24日(土)午前11時30分から、NHK BShiで放送されます。
この番組に関するNHKウェブサイトはこちらです。
この映画は、著作権保護/文化/リミックスをテーマとしたドキュメンタリー作品です。
監督はブレッド・ゲイラー。
映画の中では、アーティストのGIRL TALK、
そしてクリエィティブコモンズとそのファウンダーであるローレンス・レッシグ教授が、
リミックスに関わる活動の一例として大きく取り上げられています。
本作品もCCライセンス(BY-NC)でリリースされ多くの二次創作を生み出しており
(日本でも、ドネルモによる日本語翻訳プロジェクトで字幕がつけられています)、
この作品のあり方自体が、現在の著作権保護のあり方に一石を投じています。
今回のNHKの放送では、『著作権とは何か―文化と創造のゆくえ』などの著作で知られる福井健策弁護士へのインタビューもあり、
日本における著作権と文化についての視座も提供される興味深い放送になっています。
4月17日の初回放送時は、twitter上でも多くの人々の俎上に上がっていたようです。
リミックス文化の現在を知るのに、うってつけの映画ではないでしょうか。
是非ご視聴あれ。