2010年度、2011年度に引き続き、2012年度も、「デジタル時代の著作権とオープン化」という授業を、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの野口祐子と渡辺智暁で担当します。
2012年度は、これまでの東京大学情報学環教育部の授業ではなく、東京大学が今年度から立ち上げた大学院横断型教育プログラムのひとつである「デジタル・ヒューマニティーズ」プログラムのうちの関連科目のひとつとなり、主に大学院の学生が履修する講義になりました。東京大学が、クリエイティブ・コモンズのような考え方がこれからのデジタル・ヒューマニティーズを考える上で重要だと評価してくださっていることは、とてもうれしいことです!
今回も、授業のスライドを可能な範囲でアップしていきます。
第1回:講義の狙い、著作権の仕組み等 (担当:野口)(資料)
第2回:例外規定、裁定制度、利用主体は誰か?(担当:野口)(資料)
第3回:著作権制度の問題点、自由と規制のバランス(担当:野口)(資料)
第4回:許諾と集中権利処理、日本版フェア・ユース、CCライセンス(担当:野口)(資料)
第5回:オープンライセンスの効用、ライセンスの標準化・互換性(担当:渡辺)(資料)
第6回:音楽業界の変化と展望(担当:野口)
第7回:動画ビジネスとオープンな事業(担当:渡辺)ゲスト講師 株式会社ドワンゴ取締役 木野瀬友人様
第8回:著作権制度と経済分析(担当:渡辺)ゲスト講師 慶應義塾大学経済学部 田中辰夫准教授
第9回:教育のオープン化とオープン化の射程(担当:渡辺)(資料)
第10回:科学分野におけるオープンコンテンツ(担当:野口)
第11回:電子出版の隆盛(担当:野口)
第12回:オープンガバメント、オープンデータ(担当:渡辺)ゲスト講師 国際大学GLOCOM 主任研究員 庄司昌彦様 (電子行政タスクフォース構成員、一般インターネットユーザ協会理事)
第13回:メディア産業の収益モデルとジャーナリズムの行方(担当:渡辺)
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レポート課題