【開催主旨】
生成AIのモデルは広汎な無断学習に支えられてきましたが、そのことはしばしばこの技術に対する批判や非難を生んできました。一方で、AI無断学習に対する批判や訴訟提起等を背景に、権利的に問題ない適正な学習モデルやその認証を行う動きや、学習データの利用許諾を得て利用料を支払って学習する実務も各所に見られるようになっています。この利用料の一部をデータを生み出したクリエイター、プラットフォーム利用者などに還元するための技術開発や試みが国内外に存在しています。
本イベントではこのような取り組みの現状を理解し、こうした取り組みがクリエイターやデータホルダー、AI開発企業、ネット上で成り立つ創作活動や文化などにとって持つ意義や課題を探ります。
生成AIの発展・普及と共に、創作活動は変化しつつあり、クリエイティブ・コモンズの役割についても再定義や軌道修正の動きがあります。
その具体的なものとして米国のCreative Commonsが中心となって開発しているツール「CC Signals」や関連する標準「RSL(Really Simple Licensing)」に関する動向をとりあげます。
今年でクリエイティブ・コモンズは発足から25周年を迎えます。この節目の年を記念し、20周年記念イベントで提起されたいくつかの課題や、変わりゆく創作活動、シェア、コモンズとその未来に必要な制度設計について議論する機会とします。
※CC Signalsは、生成AI時代におけるデータ提供者の意向を伝達する新たな仕組みとして、コモンズの衰退を抑止する手段と位置付けられています。
【開催概要】
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン 「生成AI用学習データの利用料分配の可能性」
主催:クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(特定非営利活動法人コモンスフィア)
後援:国際大学GLOCOM(グローバル・コミュニケーション・センター)
日時:7月25日(土) 16:00-18:10
場所:オンライン(WebEx)、および対面(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)
参加料:オンライン参加は無料、会場参加は1,000円(現金のみ)
参加申し込み:Googleフォームからお申し込みをお願いします。
登壇者:
・加藤貞顕氏(note株式会社代表取締役CEO)
・豊倉幹人(Creative Commons Japan理事、エンジニア)
・水野祐(Creative Commons Japan理事、弁護士)
・渡辺智暁(Creative Commons Japan理事長、研究者)(モデレーター兼)
ほか、調整中
【プログラム(暫定版)】
※当日までに変更になる可能性があることをご了承ください。
・挨拶と話題設定(10分)
・基調講演(30分)
・CCシグナルの紹介(10分)
・パネル討論および質疑(60分)
・まとめ(10分)
お問合せ・ご連絡先:
お申し込み期限後のキャンセルなどのご連絡は info at creativecommons.jp までメールでのご連絡をお願いします。( at は@マークに変換してください)