Pump Audio — CCライセンス利用可能に!

Pump Audioは、独立系ミュージシャンと共に彼らの音楽が商用メディアのプロジェクトの中でライセンスされるように取り組んでいる本当にかっこいい会社だ。Pumpに作品をただ登録するだけで、その作品をプロジェクトに使いたいと思う相手が見つかった時にはPumpが仲介を担当し、最終的なライセンス料や印税の50%がミュージシャンに支払われる。


なんてスマートなアイデアなんだろう!高品質かつお手頃な値段の音楽を必要としている音楽監督にとっては、プロジェクトをうまく進めるための物が何でも揃うすごいお店ができたようなものだ。(Pumpの顧客にはMTV、NBC、HBO、New Line Cinema、 Saatchi & Saatchiなどの企業も含まれている。)メインストリームのメディアと独立系クリエーターのつながりを取り持つことで、Pumpは世界の誰でも才能さえあれば——レコードレーベルや旧来の音楽会社との正式な関係が無くても——簡単にその能力を売り込むことができる市場を創り出した。さらに、Pumpとの契約はまったく排他的なものではないので、ミュージシャン本人が自ら見つけた機会を利用することも自由にできる。

わぁ、Pumpは本当によくわかっている。だから、作品の非商用でのいろいろな利用形式を許可したいミュージシャンのためにPumpがさまざまなクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの選択肢をサイト上で提供し始めたことを発表するということも今更どうってことはない。このすばらしい展開について詳しく知るには、私たちが発表したプレスリリースをご覧いただきたい。

オリジナルポスト:Pump Audio — now with CC licensing! by Eric Steuer, January 16th, 2007

翻訳者:山田雅之