8月1日、最後のワークショップは、CCJP名物!のCシャツワークショップでした。
Cシャツとは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが付与されているコンテンツを利用してTシャツのデザインを行うものです。
始めに、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンスタッフの中台氏が、Cシャツについての説明とnotaというCシャツ作成サービスの簡単な使い方を説明しました。外国人の方も参加され、同クリエイティブ・コモンズ・ジャパンスタッフのクラウス氏が通訳を行いました。
現在、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス付きのコンテンツは様々なプラットフォームに分かれています。日本だけでも、写真、音楽、動画、テキストそれぞれのコンテンツについてプラットフォームが分離して存在しており、写真の中だけでも、Flickrやフォト蔵などの様々なサービスに分かれています。このそれぞれのコンテンツにアクセスするのはとても手間がかかるものです。
そこで、Cシャツというオリジナル/リミックス作品を生み出す場を提供する際、notaとクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを組み合わせた1つの統一的なプラットフォームを提供する事で、さまざまなジャンルのプラットフォームを利用する事ができるようにしました。サイトを超えたCCライセンスの利用ができ、ユーザーフレンドリーでもあると考えられます。
このCシャツプロジェクトは2006年9月から始まり、今までのiSummitでも好評を博してきました。今回のiSummit中も、200枚を超えるCシャツが作成されたそうです。
ワークショップでは、多数の人に参加を頂き、参加者の方々は思い思いのCシャツデザインを作成していました。デザインしたCシャツは会場内でTシャツにプリントされ、無事その日のうちに手渡す事ができたようです。
ご来場ありがとうございました!
(M.S)