ポーランドWikipediaの五周年

9月23日、ウィキメディア基金のポーランド関連組織(Association Wikimedia Poland)とクリエイティブ・コモンズポーランドは、ポーランド語のウィキペディアの誕生5周年を記念して、パーティを開催した。毎月行われるクリエイティブ・コモンズサロンの一部として、主賓であるJimmy Walesは講演した。彼はウィキペディアと彼の新しいプロジェクトに関する話題や、百科事典はどう(ラディカルで)あるべきか、またウィキペディアに集積する知識を自由にアクセスできる保証や、ウィキペディアンによって進められている共同作業のモデルについて話した。自由な文化活動は、これらの話によって裏付けられる。ウィキペディアは間違っている箇所もあるし、永久に未完成品かもしれないが、やはりすばらしい。


2001年9月、英語版ウィキペディアが開始してから8ヵ月後に、ポーランド語のウィキペディアはたった2つの記事から始まった。Jimmyが5周年記念に参加したときは、合計297,869ものポーランド語の記事があった。何千人もの熱心な人々のグループによって、百科事典の記事が何百万にまでなったというディジタルテクノロジーの前進に、私は個人的に興味を持っている。そしてまた、その何百万ものユーザーがどのようにしてその内容が作られているのかに関心を持ってほしいし、作成にも関わってほしいと願っている。

しかしながら、ウィキペディアは数多くの問題を抱えるプロジェクトである。だが、オープン型の百科事典の特性は、厳しい批判に直面した場合、ユーザーがそれを修正できる。私たちはまた、そのような困難に難なく耐えることができ、すでに欠陥のないプロジェクトの完成を望んでいる。Jimmyは「事実はどうか知らないが、ウィキペディアは完璧ではないかもしれない。むしろそれがかなりいいことだ。十分だよ。」と述べた時、「実践的なアプローチというものはより長期的で大規模なプロジェクトに適している。」と加えた。この理念は、まだ形を変えてはいないものの、自由なデジタル文化と「ラフ・コンセンサスら(おおまかな合意)とランニング・コード」を十分に定着させている。このプラグマティズムは、ある特定の保守的な考え方の源泉となりうる。Jimmyは、ウィキペディアが「前進すべきだが、慌てずに行く、クレージーで急進的なものさ。」と述べた。

Q&Aセッションの最後に、Jimmyは「大きな転換点の瞬間」、つまり彼がウィキペディアのプロジェクトが本当にどれくらい大きくなるか見えてきたときのことについて尋ねられた。彼はプロジェクトを始めてから最初の2週間後に、それまでの2年間よりも大きな満足感を得られ、ウィキペディアは大きくなっていくと感じた、と答えた。これは明らかに、単なるJimmyの果てしない楽観主義と自信の結果であるが、共有から生み出されるものの迫力について、よく表した話である。

その後、大きなバースディ「ウィキケーキ」がふるまわれた。これも数ある良い話のうちの一つになってほしい。ハッピーバースディ!