9月にCCライセンスのもとで楽曲をダウンロード配信していた日本のヒップホップアーティスト「韻シスト」が、オフィシャルページにて”Peace”という楽曲を公開しています。
今回はアーティストからのコメントも読むことができ、率直な声として参考になるので引用させていただきます。
『自分が好きなHIPHOPというフィールドにおいても、権利(=著作権)は身近な問題(=サンプリング)でもあり、 規制はあるわ、CDは売れない(レンタル、ダウンロード等の普及 によって)わ、アーティストにとって最も過酷な時代になっています。
しかしその反面技術の進歩、PCの普及、すぐ手に入る情報等に よって多少の知識と多少のスキルさえあれば、昔よりも簡単にCD が出せたり、発表できたりします。(中略)
クリエイティブコモンズは、自分流に解釈すると、家の中でも判断が下 せる試聴(機!?)です。勿論タダであるという事は、自分達には一銭も入ってきません。只、みなさんの素直な判断、興味本位、率直な反応 は下せるはずです。』
(ふぉんきー&らぶろぐ 2006/11/23の記事より引用)
ひとりでも多くの人に自分の作品に触れてもらう機会をつくるためにCCライセンスを用いる。
もっとも理想的な使用例のひとつではないでしょうか。