イェール大学ロースクール・情報社会プロジェクト(ISP)と、コミュニケーションの法と政策・国際ジャーナル(IJCLP)は、4回目となる学際論文コンペの開催を呼びかけている。コンペを通過した者は、イェール大学ロースクールで2007年4月27~29日に開かれる、次回“知識へのアクセス(A2K)”会議にてその成果を発表することになる。コンペの通過者はまた、“知識へのアクセス”のために用意された、コミュニケーションの法と政策・国際ジャーナル 2007年度秋季特別号へ論文を掲載することが認められる。
合わせてIJCLPでは、幅ひろく論文の公募を行っている。発展途上国から審査に通った者は、オープン社会協会(OSI)から財務援助を受けることができる。これらの問題に関心を持つ、南半球の技術者や研究者やジャーナリストにとっては朗報だろう。
いずれにせよ、来年のイベントが、世界中から“知識へのアクセス”の関係者たちが集うものになることはまちがいない。主催者は次のように述べている。「第2回A2K会議は、“知識へのアクセス”連合を結集するためのイベントだ。“知識へのアクセス”の諸問題と、記念すべき第一回会議にて明示された諸制度との架橋を目指すことになる。双方の理論的な枠組みをつくり、実行のための細目を調べ上げることで、“知識へのアクセス”に関わる民間部門、政府、市民団体を結集させることが本プログラムの目標だ。明確な法的・技術的ソリューション、そして政策立案者とそれぞれの部局が共同するための戦略を目指して、第2回A2K会議の政策委員会は組織されることになる」。
まちがいなく記憶にとどめておくべきニュースだ!
詳細についてはA2Kサイトを参照のこと。
翻訳:eboshilog
オリジナルポスト:A2K competition announced(2006/12/11)