ティム・オライリーは:書いている
無料ダウンロードが利用できることによる本の売り上げの影響
を理解するための私たちの継続的な努力の一環として、
クリエイティブ・コモンズライセンスの下で無料ダウンロードされている、
Leif Madsen, Jared Smith, and Jim Van Meggelenらによる、
Asterisk: The Future of Telephonyの
ダウンロードと本の売り上げに関するいくつかのデータを公開したい。
ミラーサイトの1つであるnufone.netのJeremy McNamaraによる
ダウンロード数の統計により、本の売り上げとの比較をすることができる。
もちろん、私たちの目標は、無料ダウンロードが売り上げを助けるか、
もしくは低めるか否かということに関する出版者たちの理解を助けることにある。
この実験から導き出される端的な答えは、決定的な相関は見られないが、
無料ダウンロードが売り上げを低めたという小さな兆候もみられる。
Jeremyのミラーからは180000部以上ダウンロードされた(5つのミラーの中の1つ!!)
が、本はおよそ19000部を1年半で売り上げており、まあまあの成功を収めている。
これは今日の技術書としてはまあまあいいものだ–本が9月の終わりに出版された
にもかかわらず、2005年に発売された本の中では23位になっている。
この本はダウンロードだけでなく、よりよいもの、特にasteriskの成功と
VoIPの重要性を与えたと考えるかもしれない。
ただ、この本のケースはベストセラーというカテゴリーからははほど遠く、
ほかの出版社から同じ主題でより売れている本がある。
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