ウィキペディアとのライセンス相互互換性についての進展

昨晩ジミー・ウェールズから報告(ビデオ)があったように、ウィキペディア財団理事会はライセンスにかんする決議案を承認しました。

・財団は、GNUフリー・ドキュメンテーション・ライセンスをFSF(フリーソフトウェア財団)が提案する方法で修正し、マスコラボレーションプロジェクトによってクリエイティブ・コモンズ CC-BY-SAライセンスへの移行をできるようにしたいと求めています。
・ライセンスの再定義に関するアナウンスでは、財団がコミュニティ内での議論の過程と再ライセンスに関する最終決定の前に投票を行う過程に進むことを予定しています。

議決案の全体とクリエイティブ・コモンズCEOのローレンス・レッシグの説明を読んでください。

これは相互互換性のないライセンスによって崩れる自由なコンテンツ世界をより強固なものする極めて重要な進展です。

ライセンス互換性については以前にもエントリー があります。

オリジナルポスト: Progress on license interoperability with Wikipedia by Mike Linksvayer(2007/12/01)
翻訳:中台 拓也


2007.12.12 リンク修正