CCJPシンポジウム:フェアユースとメディア・コンテンツ産業

開催主旨
近年、現行著作権法上グレーゾーンにあるメディア・コンテンツ産業やイノベーションが次々に生み出され、世界規模で現実的に受容されてきています。増加を続けているコンテンツ・アグリゲータサービス(様々なコンテンツを各所から収集し、整理・データベース化して視聴者の利用に供するプラットフォーム事業)も、著作権法上グレーゾーンにあたる利用が多いという現状です。一方で、文化庁の発表した中間報告書においては、フェアユースの導入にあたって個別的な利用類型を想定しており、上記のような社会の急な変化への対応に遅れることが懸念されます。

日本版フェアユースは、何を狙った規定として位置づけるべきなのでしょうか。イノベーションをサポートする法環境として位置づけるならば、フェアユースにはどのようなことが期待されるのでしょうか。本シンポジウムではこれらの点について、各種事業の可能性や問題点などを検討し、あるべき日本版フェアユースの姿に迫ります。

開催概要

日時: 8月11日 18:00-20:00 (17:30開場)
場所: 東京大学本郷キャンパス 福武ホール
 (最寄り駅などについてはこちらのページをご参照下さい。)
主催: クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
登壇者: 
・ 金正勲(慶応義塾大学政策・メディア研究科准教授)
・ 津田大介(メディアジャーナリスト、一般社団法人インターネットユーザー協会 代表理事)
・ 野口祐子(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン 常務理事、森・濱田松本法律事務所)
司会:
・ 渡辺智暁(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン 理事、国際大学GLOCOM主任研究員)

お問合せ先: クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局

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