太下義之氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 芸術・文化政策センター 兼 経済・社会政策部主任研究員/センター長)が執筆した原稿のご紹介です。
ブログ
東京弁護士会知的財産部会で発表しました
このところ、いろんな場面でクリエイティブ・コモンズの講演依頼を受けることが増えてきています。
10月9日(火)には、東京弁護士会の知的財産部会の研究会で、クリエイティブ・コモンズの紹介をしてきました。「著作権の最先端の動き」ということで、部会長の金井重彦先生ほか、ご参加いただいた弁護士の皆さまにも興味を持っていただけた様子です。
そのうち、弁護士の卵である司法修習生にも、ぜひ、著作権の最先端の動きとして紹介してください、とお声をかけていただきました。クリエイティブ・コモンズを支える法律家が増えてくれるといいなぁ、と密かに期待しています。
野口
音楽配信サイトmF247がCCライセンスに対応
株式会社に・よん・なな・みゅーじっくhttp://www.247music.co.jp/が運営する音楽配信サイト「mF247」が9月13日よりCCライセンスでの楽曲提供および楽曲のアップロードに対応しました。
同サイトでは、アーティスト自身がCC基本ライセンスの6種類に加え、音楽の共有に特化したサンプリング・プラス・ライセンスを選択できる仕様になっています。ライセンスはmF247サイト上でダウンロード可能なmp3データに適用されます。
mF247のように著名なネット音楽レーベルがCCライセンスを採用したことで、日本における音楽共有にも新しいムーブメントが起こることが期待されます。
CCについて:
http://www.mf247.jp/information/cc.html
mF247 プレス・リリース:
http://www.mf247.jp/company/content/news_detail_ver27.html
9月セミナーにジミー・ウェールズ(ウィキペディア)が登場
メールマガジン発行のお知らせ
CCJPが編集・発行するCCJPメールマガジンの配信と購読申し込みの受付を開始いたしました。
ロフトワークがリニューアル!
日本最大のクリエイター・コミュニティサイト、ロフトワークが2007年8月上旬のサイトリニューアルに応じてクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(以下CCライセンス)に対応するようになりました。
CCライセンスで書籍が販売「CONTENT’S FUTURE」
翔泳社さんから「CONTENT’S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ 」(小寺信良×津田大介)という書籍が発売されました。この書籍にはCCライセンスが適用されています。「CONTENT’S FUTURE」に適用されるCCライセンスは「表示 – 非営利 – 改変禁止 2.1」(日本)です。
翔泳社さんのプレスリリースによれば、CCライセンスを適用することにより「書籍をテキストコンテンツとして積極的な再利用を促進させるとともに、新しい時代のライセンスのあり方を模索」し、「例えば勉強会などで本書のコピーを参考資料として使用することが、著作権者などの許諾を得ることなく、自由に行うことができ」ることになります。
本書は、2名の著者と9名の識者の対話集であることから、書籍のプロモーションにYouTubeを利用するというのもとてもおもしろい試みです。詳細は、本書の公式ブログで告知されるそうなので、楽しみに待ちましょう。
今日は、本書の刊行を記念したトークショーが午後7時からリブロ池袋店で行われる予定で、まだ若干席があるようなので私も行きたいのですが、午後8時からCCJPの定例事務局mtgがあるので、残念ながらトークショーには行けそうにありません。トークショーの後で懇親会もあるようなので、mtgを早く終えて懇親会だけでも行きたいなぁと思いつつ、このエントリーを書いています。
iSummit報告:著作権管理団体との対話
iSummitのリーガルDayには、CISACのDavid Uwemedimo氏(法務・政治及び戦略部門のディレクター)が講演をしてくださいました。これは、2007年5月末に行われたCISACの著作権サミットでのディベートにレッシグ教授が出席したことの、言わばお返しとして、クリエイティブ・コモンズなどのオープンな著作権の動きのサミットであるiSummitに、今度はCISACの方が来て下さった、という流れです。
CCと著作権管理団体は、特にヨーロッパで対話をずっと続けており、CCフランスやCCオランダの人たちは、1年以上も、自国の著作権管理団体やCISACと、非公式なやり取りをしてきました。レッシグ教授は、David氏を紹介するに当たり、「著作権管理団体とクリエイティブ・コモンズの間での著作権の理解において、根本的な違いはない」ので、いままでの非公式な対話を「より活発にし、前進させる」ために、今日はCISACからスピーカーを招いた、と経緯を説明しました。両者ともに、著作権者がいろんな意味で、正しく報われることを期待している。そして、その上で、どのように創作性を高めるか、そこに向かって両者が協力していくための課題について、今日は話をしてください、と続けました。
iSummit報告:ライセンスの最新議論いろいろ
今年のiSummitでは、昨年と同じ3日間の会議に加えて、ライセンスの法律的な点を集中的に議論する「法律の日(Legal Day)」が設けられました。
この中では、ライセンスのv3.0のバージョンアップを米国以外でを最初に着手したオランダから、その経験をみんなで共有するセッションが設けられたほか、ライセンスに関するいろいろな議論がされました。以下に、かいつまんでご紹介します。
iSummit報告:オープン教育
iSummitでは、第1日目から第3日目まで、4つのトラックのひとつに、「オープン教育(Open Education)」のトラックがありました。iSummitのプログラムページは、いまは、iSummitの各セッションの報告ページになっていますが、こちらにあがっている要約をもとに、オープン教育のトラックを振り返ってみましょう。このトラックには、世界中から25人の「コア」なオープン教育関係者のほかに、25人ほどの人が出入りしていた、ということです。