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動画革命東京が契約書オープン化を開始

株式会社シンクが手がけるアニメーション制作支援事業「動画革命東京」 が,映像制作に携わるプロ/アマ双方にとって利するスキームを低コストで構築できるように,実際に動画革命東京がLLP(有限責任事業組合)として設立される際に使用された契約書の雛形パッケージをCC:BY-NC-SA 2.1(日本)で公開しました.

動画革命東京では、
1:プロの映像製作委員会でもこの透明性に優れたLLPの仕組みを採用してもらいたい
2:アマチュアが映像制作を自由に行うにあたり、契約書作成に必要なコストを下げることが可能
という二つの理由から、当ビジネススキームに基づいた契約書を公開いたします。

CNET Japanでのコラムも著名なシンクの森祐治代表は,今回の取り組みはコンテンツ産業への参入障壁を下げ,結果的に業界全体のイノベーションを妨げる「過剰な慣性」の発生を下げるためのものと定義しています.
それは柔軟な著作権慣習を広めて,社会の多様なイノベーションを促進しようとするクリエイティブ・コモンズとしても意を同じくすることであり,一営利企業としてシンク社が自身の契約書をオープン化されたことが,同社のリーダーシップを強化するだけではなく,日本のコンテンツ産業そのもののオープンな活性化にも利することが期待されます.

今回,シンク社の契約書オープン化にあたって,CCJPとして特に参考として紹介させて頂いた取り組みに「OwnTerms」というプロジェクトがあります.

「Own Terms」の主旨文には:

Creative Commons-licensed legal templates, free for use and remixing.
OwnTerms is designed as a repository for “boilerplate”
legal documents: those that every web site, startup, or
entrepreneur needs but doesn’t want to draft in a lawyer for.

とあります.これはつまり,CCライセンス条件下で,多様なリーガル・テンプレートを公開している
プロジェクトです.米国では盛んなスタート・アップ企業や個人起業家などが,法律家に高いコストを払わなくても安心して利用できるように,CCライセンスと同じように草案の段階で法律の専門家が校正に携わっています.今のところプライバシー・ポリシーや利用規約の雛形がCC:BY-SA 3.0(米国)で公開され初めていますが,Own Terms Wikiでは他の幾つかの進行中ドラフトがアップされています.

文責:Dominick Chen

東京弁護士会知的財産部会で発表しました

このところ、いろんな場面でクリエイティブ・コモンズの講演依頼を受けることが増えてきています。
10月9日(火)には、東京弁護士会の知的財産部会の研究会で、クリエイティブ・コモンズの紹介をしてきました。「著作権の最先端の動き」ということで、部会長の金井重彦先生ほか、ご参加いただいた弁護士の皆さまにも興味を持っていただけた様子です。

そのうち、弁護士の卵である司法修習生にも、ぜひ、著作権の最先端の動きとして紹介してください、とお声をかけていただきました。クリエイティブ・コモンズを支える法律家が増えてくれるといいなぁ、と密かに期待しています。

野口

音楽配信サイトmF247がCCライセンスに対応

株式会社に・よん・なな・みゅーじっくhttp://www.247music.co.jp/が運営する音楽配信サイト「mF247」が9月13日よりCCライセンスでの楽曲提供および楽曲のアップロードに対応しました。

同サイトでは、アーティスト自身がCC基本ライセンスの6種類に加え、音楽の共有に特化したサンプリング・プラス・ライセンスを選択できる仕様になっています。ライセンスはmF247サイト上でダウンロード可能なmp3データに適用されます。

mF247のように著名なネット音楽レーベルがCCライセンスを採用したことで、日本における音楽共有にも新しいムーブメントが起こることが期待されます。

CCについて:
http://www.mf247.jp/information/cc.html

mF247 プレス・リリース:
http://www.mf247.jp/company/content/news_detail_ver27.html

CCライセンスで書籍が販売「CONTENT’S FUTURE」

翔泳社さんから「CONTENT’S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ 」(小寺信良×津田大介)という書籍が発売されました。この書籍にはCCライセンスが適用されています。「CONTENT’S FUTURE」に適用されるCCライセンスは「表示 – 非営利 – 改変禁止 2.1」(日本)です。

翔泳社さんのプレスリリースによれば、CCライセンスを適用することにより「書籍をテキストコンテンツとして積極的な再利用を促進させるとともに、新しい時代のライセンスのあり方を模索」し、「例えば勉強会などで本書のコピーを参考資料として使用することが、著作権者などの許諾を得ることなく、自由に行うことができ」ることになります。

本書は、2名の著者と9名の識者の対話集であることから、書籍のプロモーションにYouTubeを利用するというのもとてもおもしろい試みです。詳細は、本書の公式ブログで告知されるそうなので、楽しみに待ちましょう。

今日は、本書の刊行を記念したトークショーが午後7時からリブロ池袋店で行われる予定で、まだ若干席があるようなので私も行きたいのですが、午後8時からCCJPの定例事務局mtgがあるので、残念ながらトークショーには行けそうにありません。トークショーの後で懇親会もあるようなので、mtgを早く終えて懇親会だけでも行きたいなぁと思いつつ、このエントリーを書いています。

(igi)

iSummit報告:著作権管理団体との対話

iSummitのリーガルDayには、CISACのDavid Uwemedimo氏(法務・政治及び戦略部門のディレクター)が講演をしてくださいました。これは、2007年5月末に行われたCISACの著作権サミットでのディベートにレッシグ教授が出席したことの、言わばお返しとして、クリエイティブ・コモンズなどのオープンな著作権の動きのサミットであるiSummitに、今度はCISACの方が来て下さった、という流れです。

CCと著作権管理団体は、特にヨーロッパで対話をずっと続けており、CCフランスやCCオランダの人たちは、1年以上も、自国の著作権管理団体やCISACと、非公式なやり取りをしてきました。レッシグ教授は、David氏を紹介するに当たり、「著作権管理団体とクリエイティブ・コモンズの間での著作権の理解において、根本的な違いはない」ので、いままでの非公式な対話を「より活発にし、前進させる」ために、今日はCISACからスピーカーを招いた、と経緯を説明しました。両者ともに、著作権者がいろんな意味で、正しく報われることを期待している。そして、その上で、どのように創作性を高めるか、そこに向かって両者が協力していくための課題について、今日は話をしてください、と続けました。

(さらに…)