イベント告知

クリエイティブ・コモンズの現在地、シェアの未来

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)が世に出た2002年から今年で20年になります。当初は音楽業界のビジネスモデルやファイル共有との関係で論じられることも多かったCCライセンスは、音楽の世界を塗り替えるような大きな変化は起こしていませんが、ウィキペディアやオープンデータのように情報資源共有やコラボレーションの新しい実践を支えるツールとして世界的に見ても大きな役割を担うようになっています。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパンではCCライセンスのリリース20周年を機会に、CCライセンスやクリエイティブ・コモンズのムーブメント、更にはシェアの未来について議論し、文化やクリエイティビティ、デジタル社会の行方を考える機会を設けます。
これらの領域にご関心のあるみなさまの幅広いご参加をお待ちしています。

登壇者

ドミニク・チェン* / 野口祐子* / 水野祐* / 山崎富美** / 渡辺智暁*
*クリエイティブ・コモンズ・ジャパン 理事
** クリエイティブ・コモンズ・ジャパン フェロー

開催要項

日時:2023年1月15日(日) 16-18時
場所:トークセッション:オンライン(Webex)及び東京(国際大学GLOCOM)を予定
懇親会:東京会場の近くで開催(トークセッション後、18時半くらいから)
参加申し込み:こちらのオンラインフォームよりお申込み下さい
参加費:トークセッションは無料、懇親会は2000円程度を予定

本イベントは、Creative Commonsの助成金を受けて開催されます。

5/22(日) 「NFTの使い方と創作活動の未来」(CCJP勉強会)開催のお知らせ

著作権との微妙な関連性や加熱する投資が議論になることもあるNFTをはじめとするWeb3テクノロジーには、創作活動や作品と社会の新しい関係を作る可能性もあるように見えます。動きも早く、技術的・法律的にも複雑な部分があるテーマであることから、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)では著作物の流通や創作活動の現状と未来を考える上で、NFTやCC0、クリエイティブ・コモンズがどういう役割を果たすことができるのか、どのような可能性があるのか、をテーマに勉強会を開催することに致しました。

CCJPではこうした勉強会を主にメンバー限定で開催してきましたが、今回は公開で開催いたします。専門家ではないけれども、改めて学んでみたいという方のご参加を広く歓迎いたします。

話題提供は増田雅史と永井幸輔が行い、水野祐がコメントを、渡辺智暁が議論のモデレーションを行います。

【開催概要】

「NFTの使い方と創作活動の未来」(CCJP勉強会)

5/22 (日) 15:00-17:00
オンラインイベント(Webex)
URL:https://cisco.webex.com/cisco-jp/j.php?MTID=m416a88f792e2d71a4ca266162119c097
参加費無料・事前申込不要です。お時間になりましたら上記URLにアクセスしてください。

登壇予定者
増田雅史(ますだ・まさふみ)
森・濱田松本法律事務所 弁護士
ブロックチェーン推進協会 アドバイザー
日本暗号資産ビジネス協会NFT部会 法律顧問
Creative Commons Japanには、2009年よりスタッフとして参画。
Twitter: m_masuda

永井幸輔(ながい・こうすけ)
弁護士
株式会社メルカリ NFT Business Development マネージャー
Creative Commons Japan理事
一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(JCBI)著作権流通部会 副部会長
Twitter: hanatochill

水野祐(みずの・たすく)
弁護士(シティライツ法律事務所)
Creative Commons Japan理事。
Arts and Law理事。
Twitter: TasukuMizuno

渡辺智暁(わたなべ・ともあき)
国際大学GLOCOM主幹研究員/教授/研究部長
Creative Commons Japan理事長
https://www.glocom.ac.jp/researcher/299

6/12(土) CCJP年次報告会2021 開催のお知らせ

この度CCJPでは、「CCJP年次報告会2021」と題して、最近のCCJPやグローバルCCの活動を報告するとともに、コロナ・教育・アーカイブなどを巡るオープン化の動きなどを紹介するイベントを開催します。
私たちCCJPが普段どのような活動をしており、グローバルのCCではどのような動きがあるかをお伝えするとともに、最近のオープン化のトピックについてコロナ・教育・アーカイブなどといった分野を対象に、いくつかの具体例を挙げながらご紹介いたします。

またゲストに吉岡純希さんをお迎えして、昨年のコロナ感染の拡大期の、個人メイカーによるオープンな3Dデータを利用したフェイスシールドの製作・提供にまつわる話をお伺いします。
吉岡さんは、医療とファブの両方の現場を知る立場として、フェイスシールド提供や、安全性確保のための活動をされました。そのお話を中心に、オープンライセンスが実際に有効活用されるまでの道のりも取り上げます。

CCやオープン化にまつわる情報共有と意見交換の場とできたらと考えておりますので、CCの活動に興味をお持ちの方々はもちろん、著作権、オープンライセンス、デジタル・アーカイブ、オープン教育などにご関心のある方も、ぜひお気軽にご参加ください。

【開催概要】

「CCJP年次報告会2021」
コロナ・教育・アーカイブなどを巡るCCとオープン化を振り返る。
6/12 (土) 14:00-17:00
オンラインイベント(Webex)
URL:https://cisco.webex.com/cisco-jp/j.php?MTID=m2f911f307173ef065af95cff3fdd16c3
参加費無料・事前申込不要です。お時間になりましたら上記URLにアクセスしてください。

(プログラム)予定ですので、変更となる場合もあることをご了承ください。
14:00-14:30 CCJPここ最近の活動報告(CCJP理事長 渡辺智暁/事務局 森靖弘)
14:30-15:00 グローバル CC 活動紹介(CCJP事務局 前川充)
15:00-15:30 近年のオープン教育の動き(CCJP事務局 豊倉幹人)
15:30-15:45 休憩
15:45-16:00 Covid-19を巡るオープン化のトピック(CCJP事務局 森靖弘)
16:00-16:45 3Dデータを利用したフェイスシールドの製作・リスク軽減のための情報提供の活動を通じて(ゲスト:吉岡純希さん)
16:45-    質疑応答

吉岡純希 プロフィール
株式会社NODE MEDICAL 代表取締役社長
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
1989年、札幌市生まれ。集中治療室や在宅での看護師の臨床経験をもとに、テクノロジーの医療現場への応用に取り組む。2014年より病院でのデジタルアート「Digital Hospital Art」をスタートし、患者・医療スタッフとともに病院でのプロジェクションマッピングや、身体可動性に合わせたデジタルアートを制作・実施。2015年より、慶應義塾大学SFCにて看護と3Dプリンタに関する研究「FabNurseプロジェクト」に参画。2017年に慶應義塾大学 制作メディア研究科エクスデザインコースにて修士号を取得。2018年より、研究の実践を社会に実装するため、株式会社NODE MEDICALを設立。

12/14(土) オープンミーティング & オープン忘年会2019 開催のお知らせ

2019/12/14(土)に、「オープンミーティング & オープン忘年会2019」と題して、クリエイティブ・コモンズ(CC)の活動紹介と情報交換等を行うミーティング&忘年会を開催いたします。

2019年9月に、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)は、CCのコミュニティの中で「チャプター」と呼ばれるグループを設立しました。これはCCをグローバルなムーブメントとしてこれまで以上に多くの人に開かれたものにしよう、という動きに沿ったものです。
これを機にCCJPのメンバーとCCJPに興味を持っていただける方々とで集まり、CCの活動を紹介させていただくと共に、今後のオープン化などについて考える場を設けさせていただきたいと考えました。

ミーティング後には忘年会も予定していますので、情報交換などしつつ、色々なお話ができたらと思っております。両方とも参加していただけたら嬉しいですが、ミーティングのみや忘年会のみの参加も歓迎です。CCの活動に興味を持っていただいている方々はもちろん、著作権、デジタル・アーカイブ、オープンデータ等にご関心のある方々などなど、ぜひともお気軽にご参加くださいませ。

なお、会場は東京と福岡を予定しています。

参加人数の把握のためご参加いただける場合はお手数ですがフォームへのご記入をお願いいたします。

東京会場へのご参加申込フォーム:
https://forms.gle/oDYTjuRRvTTFbd5x7
東京会場については、期間が短く恐縮ですが一旦11/24()までを期限としてご記入をお願いできますでしょうか。12/8(日)までにご記入をお願いできますでしょうか。
※会場に余裕がありましたので、期間を延長しました。

福岡サテライト会場へのご参加申込フォーム:
https://connpass.com/event/157078/

【オープンミーティング&オープン忘年会 概要】

日時:2019年12月14日(土)
・オープンミーティング 15:00~18:30
・オープン忘年会    19:00~

場所:
東京会場 国際大学GLOCOM
(東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階)
アクセス:http://www.glocom.ac.jp/access

福岡サテライト会場 エンジニアカフェ
(福岡市中央区天神1丁目15番30号 赤煉瓦文化館)
アクセス:https://engineercafe.jp/ja/#access

参加費:
オープンミーティング (東京会場・福岡会場とも)無料
オープン忘年会 (東京会場)5,000円程度 (福岡会場)調整中

プログラム(予定)

・オープンミーティング
14:30 開場
15:00 開場挨拶、趣旨説明
15:10  クリエイティブ・コモンズから考えるアーカイブ・シェア・リーガルコミュニケーション(渡辺智暁:CCJP コモンスフィア理事長)
15:55 Globalの活動について/State of CommonsとGlobal Summitの紹介を交えて(前川充:CCJP事務局)
16:40 休憩
17:00 最近の日本でのCC活用事例及びオープン化事例の紹介(CCJP事務局)
17:30 アンケートを基に参加者を交えてのディスカッション(モデレーター 森靖弘:CCJP事務局)
18:20 閉会挨拶(渡辺智暁:CCJP コモンスフィア理事長)
18:30 閉会

・オープン忘年会
19:00 〜

東京会場:参加費5,000円程度 六本木WoodSpoon(https://retty.me/area/PRE13/ARE14/SUB1401/100000711730/ )を予定しています。

福岡会場:参加費・場所については当日参加していただける皆さまのご都合などをみて決めさせていただきたいと考えています。

※プログラムは一部変わる可能性がありますので予めご承知おきください。

8/24(木)19時よりDOMMUNEにて特別番組の配信が決定!!!!!!

8/24(木)19時よりDOMMUNEにて特別番組『Creative Commons Japan REMIX SPECIAL / ECCHU-OWARA-BUSHI CROSS CC ~伝統文化からCCライセンス、ブロックチェーンまで~』の配信が決定しました!

民謡「越中おわら節」の録音を行いそれを元にリミックスも制作、両方にクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を付けて公表、さらには演奏団体、リミックス制作者のインタビューも連続して公開していく今回の企画、『Creative Commons Japan REMIX SPECIAL / ECCHU-OWARA-BUSHI CROSS CC』
締めくくりとなるポイントとしてDOMMUNEでの特別番組の配信が決定!
番組までに公表した音源、インタビューなどを題材にしつつ、そこに留まらない幅広い視点でのトークが繰り広げられます!
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出演:
ドミニク・チェン(早稲田大学文学学術院・表象メディア論系准教授/株式会社ディヴィデュアル共同創業者/NPO法人コモンスフィア理事)
⼤⽯始(ライター、編集者/旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」所属)
⾼橋幸治(編集者/元「MacPower」編集長/日本大学芸術学部文芸学科、横浜美術大学美術学部非常勤講師)

ビデオ出演(録画):
Benji Rogers (dotBlockChain Media CEO & Co-founder)

諸事情によりBenjiさんのビデオ出演はキャンセルとなりました。

リミックス制作:
VIDEOTAPEMUSIC / colorful house band

リミックス元音源演奏:
越中八尾おわら道場

企画:
森靖弘・吉田理穂(Creative Commons Japan)

クリエイティブ・コモンズ・ジャパンは、「CCは大地、DOMMUNEは給食!!」という宇川氏の言葉から着想して、よりクリエイションの連鎖や大地を広げる試みができないかと考えた結果、日本の伝統文化に焦点をあてた企画を開催!!!!!!!!!!!!!!富山県で毎年9/1から3日間行われるお祭りで、毎年約20万人の観光客が訪れる「おわら風の盆」で演奏される「越中おわら節」を、現地の演奏団体の方々に録音をさせていただき、その音源を元に2組のアーティストによるリミックス作品を制作、その後オリジナルの録音とリミックス作品にCCライセンスをつけてSoundCloud上に公開しました!!!!!!!!!!!!!!連動したインタビュー記事も連続公開する中、総仕上げとなるDOMMUNEでは録⾳&リミックスの紹介から、日本の伝統文化の伝播や変遷、CCライセンス、はたまたブロックチェーンまで、過去と未来の双方向に話題を向けつつ、クリエイションを生む土壌や、著作権・⾳楽の今後の可能性を考察します。

ぜひご覧ください!!!!!!!!!!!!!!

連載インタビュー記事 VOL.1 / 越中八尾おわら道場代表、庵進インタビュー

連載インタビュー記事 VOL.2 / VIDEOTAPEMUSICインタビュー

連載インタビュー記事 VOL.3 / DJ KENSEIインタビュー

4/13(水)19時よりDOMMUNEにて特別番組、「CC0 CC4.0 Release Special!CCの航海、コモンズの現在地!!」を配信!

【終了しました】当日の様子はこちらをご覧ください。

4/13(水)19時よりDOMMUNEにて特別番組の配信が決定しました!

クリエイティブ・コモンズ・ジャパン presents 「CC0 CC4.0 Release Special!CCの航海、コモンズの現在地!!」

(出演)ドミニク・チェン、原雅明、高橋幸治、上妻世海

(ビートメイク)Madegg、食品まつり a.k.a foodman、Metome、canooooopy

(協力) 美学校

(アートディレクション)tokyobros.

イベントロゴ

アフターインターネット以降、 デジタル時代に合わせた著作権ライセンスと価値観を探ってきたクリエイティブ・コモンズ。時代の変化に影響を受けやすい『音楽』を中心に、現在そしてこれからの「シェア」や「コモンズに」ついて議論する2時間のスペシャルトーク!

トークゲストには■ドミニク・チェン(NPO法人コモンスフィア理事で起業家/情報学研究者)■原雅明(音楽ジャーナリスト/LAの非営利ネットラジオ局の日本ブランチdublab.jpの運営等を手掛ける)■高橋幸治(編集者/クリエイティブディレクター/メディアプロデューサーとして企業のメディア戦略等を手掛ける)■上妻世海(作家/キュレーター/グループ展「世界制作のプロトタイプ」などを手掛ける)の4名をお迎えします!

またDOMMUNEでの特別番組に先駆け、「実践」の試みとして4月2日に美学校を舞台にビートメイクイベントを開催!!
Madegg、食品まつり a.k.a foodman、Metome、canooooopy、新進気鋭のビートメイカー達が時間制限の中、ネット上にアップされているCCライセンス付の音源を検索し、それをサンプリングして新たな音源制作。当日のビートメイクの様子はスペシャルトーク内で初配信!どんなビートができたのか!?トークの行く方は!?乞うご期待!!

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(上)4月2日に行われたビート制作イベント
(下)ビートメイキング映像のワンシーン

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CC0日本語版(2015)

  • クリエイターや権利者の方が自分の作品をパブリックドメインで提供し、著作権法上の制約などを一切課さないようにしたい、という際に使用できるツール。
  • 従来のCCライセンスでは最も緩いCC-BYでも原著作者のクレジットが必要だったがそれも不要であるし、著作人格権の放棄も含む。
  • このツールの文書部分は、世界共通の文面を使用しており、日本語版は英語版やその他の言語の翻訳版と並ぶ、正式版のひとつ。

https://creativecommons.jp/2015/05/01/cc0-jpver/
https://creativecommons.org/choose/zero/?lang=ja

CC4.0日本語版(2015)

以前のバージョンからの主な変更点は、

  1. クレジット表示など表記義務に関する規定を集約してわかりやすくする
  2. 著作権以外の権利の扱い(データベース権など)を拡大してライセンスの対象になっている作品・資料などを利用しやすくする
  3. 世界的に統一された文面を作成し、ライセンスの一貫性を向上させる

https://creativecommons.jp/2015/07/15/ccライセンス・バージョン4-0-日本語版の公開/

Creative Commons Global Summit 2015開催のお知らせ

CCグローバル・サミットとは、2年に1度、専門家や研究者、クリエイターなど世界中のクリエイティブ・コモンズ(CC)関係者が一堂に会する国際会議です。入念な準備を経て、10月14日から4日間にわたり、 CCグローバル・サミット 2015をソウルで開催する運びとなりました。

今年のグローバル・サミットは、CCコミュニティのメンバーが集い、CCに関わる重要案件について活発な意見交換を行う場としたいと考えています。また、作品や成果物へのCCライセンス付与を通し、CCの理念であるフリーカルチャー、オープンデータの考えの普及に共に努めたいと考えている団体や個人の参加も広く歓迎いたします。

オープンコンテント、オープンデータの領域で既に活動されている方々、— たとえばフリーソフトウェアを推奨する団体や個人、ウィキペディアやオープンナレッジに携わる方、ギャラリー、図書館、博物館、美術館、資料館、政府機関、財団法人、法律家、活動家など — の参加をお待ちしています。グローバル・サミットに参加することで、より強力で活気に満ちたCCコミュニティを共に構築しませんか。

参加者、講演者、スポンサー、ボランティアなど、CCグローバル・サミット 2015に参加する方々は、事前にグローバル・サミットの行動規範(下記)をお読みいただき、すべてにおいて同意していただくことが必要です。主催者は、会期中、同規範を執行いたします。参加するすべての方々が安全・快適な環境で会議に臨めるよう、皆さまのご協力をお願いいたします.

CCグローバル・サミット 2015  概要
日時 2015年10月14日 正午ー17日 午後5時
場所: 韓国 ソウル
登録料:
早割:50ドル
早割(学生・低所得者):30ドル
助成制度対象者、イベントスタッフ:0ドル

・参加ご希望の方は、Creative Commons Global Summit 2015 — Registration にお進みください。

・研究者の方々には旅費・滞在費を助成する制度があります。ご希望の方は、Global Summit 2015 Scholarship のフォームからお申し込みください。

 

グローバル・サミット行動規範(簡略版)
CCグローバル・サミットは、性別、性自認、性別表現、性的指向、障害、外見、体形・体格、人種、年齢、宗教の如何に関わらず、すべての人が迷惑行為や嫌がらせを受けることなく会議に臨めるよう尽力するものです。参加者に対するいかなる形の迷惑行為、嫌がらせも容認いたしません。性的な言葉や画像は、会期中のいかなる場においても不適切とみなされます。これら規則に反した場合、その参加者は制裁措置を受けるか、もしくは会議への参加停止処分を受けることになります。その場合、会議主催者の裁量により、登録料は返金されません。
CCの倫理行動規範全文は、以下のページをご参照ください。https://summit.creativecommons.org/anti-harassment-policy/

 

(こちらの投稿は、CC本部のブログを元にしております:https://donate.creativecommons.org/civicrm/event/info?reset=1&id=11)

第5回CCサロン:「建築・都市におけるソーシャルデザインの可能性」開催のお知らせ

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クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)による、オープンカルチャーに関する新しい対話の場/学びの場である「CCサロン」第5回「建築・都市におけるソーシャルデザインの可能性」を開催いたします。

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0021世紀に入り、日本では、人口減少・高齢化と経済停滞による財政上の問題を前に、公共建築や都市計画の設計のあり方が変容を余儀なくされている。2040年には空き家率が40%に達することや、現在の建築物の床面積を3,4割に圧縮しないと維持することができなくなる等の研究・報告がなされるなかで、これまで構築されてきた既存の公共建築や社会的インフラ等のリソースをどう有効再利用または縮小していくか?これらは公共建築に特有の問題なのか?それとも商業施設や戸建ての住宅にも適用可能なのか?
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00一方で、インターネット/デジタル技術の発達により、建築や都市計画の設計における技術的・データベース的なインフラは整いつつあり、それをベースにして、よりプロセスをオープンに透明化・可視化する集団的設計のあり方も模索されるようになった。そして、それは政府や教育機関の情報を市民に対して公開・透明化するという、オープンガバメント・オープンデータという世界的な潮流とも整合しているように思われる。そのような流れのなかで、建築のデザインとクライアント・住民の要求のバランスをいかに図っていくのか?
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00今回のCCサロンでは、日本社会の縮小をポジティブに捉え直す「列島改造論2.0」を構想し、「公共建築から考えるソーシャルデザイン・鶴ヶ島プロジェクト」なども行っている建築家の藤村龍至氏、そして、オープンガバメント・データの専門家であり、『情報社会と共同規制』などの著書でも知られる生貝直人をゲストに、集合知的な建築、都市計画、そして(ソーシャル)デザイン等の可能性をオープンガバメント、オープンデータといったオープン化の流れの中で多角的に議論してみたい。
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【開催概要】

日時:2013年2月3日(日)16:00~18:00

場所:loftwork Lab

東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア10F

地図: http://www.loftwork.jp/profile/access.html

ゲスト:藤村龍至(建築家)、生貝直人(博士(社会情報学)、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科特任助教)

モデレーター:ドミニク・チェン(CCJP理事)

【入場料・申込方法】

入場料:1,500円(including 1 drink)

申込み:こちらに入力お願いいたします。

【プロフィール】

■藤村龍至(建築家) 1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所主宰。2010年より東洋大学専任講師。2007年よりフリーペーパー『ROUNDABOUT JOURNAL』企画・制作・発行。2010年よりウェブマガジン『ART and ARCHITECTURE REVIEW』企画・制作。

建築家として住宅、集合住宅、オフィスビルなどの設計を手がけるほか、現代の建築、都市に関わる理論を発表し、建築系、思想系の専門誌などに寄稿を行う。建築や都市に関わるテーマでフリーペーパーや書籍、シンポジウム、トークイベント、ウェブマガジンの企画・制作・編集、展覧会のキュレーション等、メディア関連のプロジェクトを数多く手がける。近年は、公共施設の老朽化と財政問題を背景とした住民参加型のシティマネジメントや、日本列島の将来像の提言など、広く社会に開かれたプロジェクトも展開している。

主な建築作品に「BUILDING K」(2008)「東京郊外の家」(2009)「倉庫の家」(2011)「小屋の家」(2011)「家の家」(2012)。主な編著書に『1995年以後』(2009)『アーキテクト2.0』(2011)『3・11後の建築と社会デザイン』(2011)『コミュニケーションのアーキテクチャを設計する』(2012)。主なキュレーションに「超都市からの建築家たち」(hiromiyoshii, 2010)「CITY2.0」(EYE OF GYRE, 2010)「超群島 -ライト・オブ・サイレンス」(青森県立美術館, 2012)

■生貝直人(博士(社会情報学)、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科特任助教 1982年埼玉県生まれ。博士(社会情報学、東京大学)。2005年慶應義塾大学総合政策学部卒業、2012年東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。情報・システム研究機構融合プロジェクト特任研究員、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任助教、東京藝術大学総合芸術アーカイブセンター特別研究員、特定非営利活動法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事、総務省情報通信政策研究所特別フェロー等を兼任。

専門分野は日米欧の情報政策(知的財産、プライバシー、セキュリティ、表現の自由)、文化芸術政策。『情報社会と共同規制』により第27回テレコム社会科学賞奨励賞受賞。

2012年12月12日に緊急シンポ「TPPの交渉透明化と、日本の知財・情報政策へのインパクトを問う!」を開催します

2012年12月12日に、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンが参加しているTPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラムでは、当フォーラムのキックオフ・公開シンポジウム「TPPの交渉透明化と、日本の知財・情報政策へのインパクトを問う!」を開催いたします。この重要な問題を皆様で一緒に考えるため、ぜひご参加ください。

登壇者(順不同、敬称略):
赤松健 (漫画家、Jコミ代表取締役)
吉見俊哉 (社会学者、東京大学大学院情報学環教授)
野口祐子 (弁護士、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン常務理事)
八田真行 (駿河台大学経済学部講師、MIAU幹事会員)
渡辺智暁 (国際大学GLOCOM准教授、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン常務理事)
*司会 福井健策 (弁護士、日本大学芸術学部客員教授、thinkC世話人)
日時: 2012年12月12日(水) 18時~20時30分 (開場:17時30分~)

場所: 東京大学本郷キャンパス 情報学環・福武ホール (B2F 福武ラーニングシアター)

http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html

参加申込: 入場無料。事前予約制。
以下のサイトのフォームよりお申し込みください。
http://thinktppip.jp/

このシンポジウムの様子は、以下でネット中継の予定です。
MIAU Presents ネットの羅針盤『TPPの交渉透明化と、日本の知財・情報政策へのインパクトを問う!』 – ニコニコ生放送
http://live.nicovideo.jp/watch/lv117939659

なお、ハッシュタグは #tppip です。

主催:
特定非営利活動法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
https://creativecommons.jp/
thinkC(著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム)
http://thinkcopyright.org/
MIAU(一般社団法人インターネットユーザー協会)
http://miau.jp/
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【12/5】CCJP×Recode TALK SHOW「IMAGE / LICENSE / ORIGINAL 」開催のお知らせ

TALK SHOW「IMAGE / LICENSE / ORIGINAL 」

TALK SHOW「IMAGE / LICENSE / ORIGINAL 」

CCJPは、ビジュアルレーベルRecodeと共に、インターネット上で発表されるイラストの著作権をテーマにしたトークショウ「IMAGE / LICENSE / ORIGINAL 」を、12月5日、ソーシャルTV局「2.5D」にて開催いたします。

このトークショウは、
インターネット上で生まれ、流通する創作物の著作権についての勉強会です。主にネットイラストの製作者などをターゲットにしたレクチャーを展開し、創作物をいかに管理し守れるのか、またいかに発展させていくことができるのかを探ります。 著作権のシステムを理解と、 CC ライセンスなどの利用を視野に入れた議論を展開します。

モデレーターはHouxoQue(美術家)、出演は大楠 孝太朗(Recode)、TOKIYA(イラストレーター)、虎硬(イラストレーター)、八田モンキー(KAI-YOU, LLC)、永井幸輔(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)でお送りいたします。

インターネットでの表現を実践しているアーティストの声が聞ける貴重な機会です。是非ご観覧&ご視聴ください!

http://2-5-d.jp/schedule/20121205/