相互互換性- CCライセンスとその他のライセンス間の共通する部分の不適合を減らすため、相互互換性を最大限にする。そしてライセンスの氾濫を防ぐと共に、その標準化を促す。
http://creativecommons.org/weblog/entry/31140
公開日時:2012年1月3日
BY Mike Linksvayer (Vice President, Creative Commons)
相互互換性- CCライセンスとその他のライセンス間の共通する部分の不適合を減らすため、相互互換性を最大限にする。そしてライセンスの氾濫を防ぐと共に、その標準化を促す。
The Research Works Act (RWA)とは、昨年12月16日にアメリカ合衆国下院議員ダレル・アイサ(共和党-CA)とキャロリン・マロニー(民主党-NY)によって提案された現在審議中の法案です。内容として、民間からの出版物に掲載された研究成果の公開に関して連邦政府関係機関が関与することを禁止する他、研究成果の公開についても政府機関が著者に同意を求めるのを制限することが含まれています。米国出版者協会(AAP)とそのProfessional Scholarly Publishing(PSP)部門およびCopyright Alliance(著作権連合)はこれまでの*NIH方針を覆すとしてこの法案に賛成の意を示していますが、研究結果のオープン・アクセスを推奨するその他多くの団体からは次々と否定の声があがっています。
大きな理由は2つ。1つ目は政府に対し納税している国民が研究結果にアクセスする権限を与えられないのはおかしいということ、2つ目は知識の普及手段であるオープン化の流れを妨げるという理由です。納税者のオープン・アクセスを推奨する団体Alliance for Taxpayer Accessでも、納税者にRWA反対を議会へ伝えるよう促すページが作られました。
私たちクリエイティブ•コモンズも、全米図書館協会(ALA)や北米研究図書館協会(ARL)をはじめ10以上の団体と共にRWAに反対しています。先日にはARLのウェブサイト上で、RWAに反対する団体の声明文(pdf)が掲載されました。
クリエイティブ・コモンズは今後ともオープン化の流れを妨げる法案や関連動向を注視していきたいと思います。
*NIH方針- アメリカ国立衛生研究所(NIH)から資金援助された研究結果に対し、NIHが運営するPubMed Centralとよばれるオープン・アクセス・データベ−スに登録することを義務づける法律。RWAに賛成している団体は、NIH方針が商業出版社を脅かすものとしてこれを否定している。
現在、Code for AmericaからThe Sunlight Foundation、GovLoopからCityCampのようなものまで、多種多様なオープン・ガバメント・コミュニティーが存在します。では、具体的に政府の透明性・協力・関与・オープン・データに取り組んでいる組織一覧はどこで見つけることができるのでしょう?これまで最適なものが存在しなかったと思います。
そこで、Online TownhallsのCEOであるLucas Cioffi氏はオープン・ガバメント・コミュニティーの情報をまとめる取組みを始めました。まず彼は以下2つの質問を投げかけ、オープン・ガバメント・コミュニティーのオンライン収集に取りかかりました。
また、簡潔かつ相互的な型でありながら、チャート上それぞれの組織ロゴを短い推薦文とリンクによって表す良い方法をお考えの開発者の方がいらっしゃいましたら、アイディアを共有しコメントを残していただきたいと思います。

“この協定はメンバーのさまざまな手法、特にデジタル利用に関して適応しようとするSACEMの意欲を表しています。作者・作曲者・出版社にとっての利点は、作品の制作のための公平で効果的な報酬を得る可能性を維持しながらも、望むのであれば法的範囲内で、非営利目的の作品プロモーションが可能な事です。私は多くのクリエイターの期待に添うようバランスのとれた協定にたどり着いた事を誇りに思います。”
Daisuke Tanabe, Bun/Fumitake Tamuraという二人のトラック・メイカー/プロデューサーが原雅明氏と立ち上げた新プロジェクト「Cloud」。原雅明氏はクリエイティブコモンズとL.Aのネットラジオ局dublabの共同企画「Into Infinity」の日本側キュレーターを務め、また著書「音楽から解き放たれるために」でサウンドの新しいあり方を提案している。
「Cloud」は、急激に利用者を伸ばしているサウンドクラウドを使ったインターネット上でのリミックスプロジェクトであり、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されている課題曲のリミックス等を募るものであるが、さらにリアルイベントも開催される。昨年12月に第1回目が開催され、サウンドクラウドにはBunが提供した課題曲に対して60曲近くのリミックスが集まり、さらに幡ヶ谷のイベントスペースForestlimitで開催されたパーティでは、サウンドクラウド上に集まったリミックス楽曲が大音量のサウンドシステムで紹介されるとともに、スリリングなライブも行われた。
リアルイベントはDaisuke Tanabeがロンドン在住時に体験した「CDR」というイベントからもインスピレーションを受けており、実際のコミュニケーションの中で生まれる新しい表現や実験の場としても面白い。
今回の開催は第2回目となるが、リミックスの対象となる課題曲を提供したのはマルコス・スザーノと沼澤尚である(ブラジルでのセッション音源より抜粋)。リアルイベントは2月28日(火曜)に第1回目と同じくForestlimitで開催される。
多額の投資を受け、アフリカ・バーチャル・ユニバーシティー(AVU)が強化されるというニュースのご紹介です。(AVUはアフリカにおいてCCライセンス下でOER(オープン教育資源)を公開するポータル「OER@AVU」の運営を行っている大学機関です)
アフリカ政策投資銀行は12の新しいオープンな遠隔教育のe-learningセンターの設立によって学校の役割を強化すべく、日本円で12億円を投資することを承認しました。さらに、この資金は大陸を渡り、AVUの27の関連学校で現在行われている15のe-learningセンターのアップグレードにも使われる事になります。これに対し指導者達は、科学とテクノロジーのプログラムを向上させ、新しいコース開発のためのトレーニング・セッションの資源となるはずだと述べています。
素晴らしい事に、プログラム・リーダー達はこの最終目標の1つとして、資格のある女性科学者を増やすことを挙げてくれました。私たちはプロジェクトの最終結果が実りあるものになることを願いながら、今後の動きに注目していきたいと思います。
Creative Commons Love: William Hook on Flicker.com
原文: Big Bucks Set to Pump Up African E-University http://www.openequalfree.org/big-bucks-set-to-pump-up-african-e-university/
公開日時: 2012年1月19日
BY Travis Thompson in Ed Now
(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)
CC本部の1年の活動が幕を閉じようとしていた昨年末、カザフスタンとルワンダが新たにCCアフィリエリトに加わるという非常に喜ばしいニュースが入ってきました。
Rauan Kenzhekhanuly率いるカザフスタン・チームはAlmas Nurbakytov、Nartay Ashim、Balashov Talgatをメンバーに迎え、現地代理としてWikimediaの運営を行っている非営利団体 Wikibilimにサポートされています。同じく、Wikibilimはカザフスタン政府、個人的にカリフ・マジモフ首相のサポートを受けています。Wikibilimのメンバーはオープン・コミュニティーにおいて豊富な経験を持ち、オープン・ライセンスのつけられたカザフ語資料の普及に特に重点をおきながら、同国内で開けた知識とフリー・カルチャーの価値を活動的に促進する働きをしています。昨年9月ワルシャワで開催されたグローバルサミットに参加したCCメンバーの中には、熱心な参加者であったカザフスタンチーム代表RauanやAlmasに出会っていた人もいるかもしれませんね。
Jacques Murinda率いるルワンダ・チームはFred ByabagaboやProsper Biramaをメンバーに迎え、2015年までに基礎教育への世界的なアクセス普及を目指すルワンダ文部省によってサポートされた非営利団体Open Learning Exchange (OLE)と共に活動しています。ルワンダ・チームはここしばらくの間CCアフリカのコミュニティー内で活動しており、この地域でオープン教育リソース(OER)と教育用ソフトウェア(OCW)を普及させるための戦略に力を注いでいます。
私たちは今回新たにアフィリエイト・ネットワークに加わった2チームを歓迎し、地域CCコミュニティーの発展、そして共に活動できることを楽しみにしています。
カザフスタン・ルワンダの参加で、公式CCアフィリエイトは昨年末までに72カ国となりました。これは2002年のプロジェクト発足以来、最多の数です。発足10周年を迎える今年2012年、よいスタートをきることができました!
記事原文: “Kazakhstan and Rwanda: Two more CC Affiliates for 2011″ http://creativecommons.org/weblog/entry/30928
公開日時: 2011年12月23日 BY: Jessica Coates(Affiliate Network Coordinator)
ドイツ・ユネスコ委員会が文献“Open Content Lizenzen-Ein Leitfaden für die Praxis”(pdf) 日本語で“オープン・コンテンツ・ライセンス-実践ガイドライン”を公表しました。この文献は、独ユネスコの法律顧問委員会のメンバーであり、消費者のための法律に関する情報ウェブサイト iRights.info の創設者であるDr. Till Kreutzerによって著されました。内容としてはCCライセンスを主要な例として挙げながら、オープン・ライセンス利用方法について説明されたものです。もともとは企業・協会組織向けに作られたものですが、CCライセンスで作品発表することに興味をもつ誰しもが理解できるコンパクトな内容となっています。また、この文献にもCC BY-NCがつけられており、 OER (Open Educational Resources) 向けCCライセンス利用方法に焦点をあてた、*Commonwealth of Learningとユネスコによる関連文献 “Guideline for Open educational Resources (OER) In Higher Education”の続編になっています。
ドイツのガイドライン詳細はプレス・リリース(ドイツ)をご覧ください。UNESCOからはpdfファイルをダウンロードすることができます。
記事原文:「German UNESCO Commission releases “Open Content Licenses – A Practical Guideline”」http://creativecommons.org/weblog/entry/30445
公開日時:2011年11月17日
BY: Jane Park (Communications Manager)
*Commonwealth of Learning (COL)- イギリス連邦の共同機関として、加盟53ヶ国の遠隔教育改善について検討を行っている機関。1988年創設。カナダ、バンクーバーに本部を置く。
(参考: http://en.wikipedia.org/wiki/Commonwealth_of_Learning)