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自由なゲーム制作環境を目指す大規模なコンテスト“Liberated Pixel Cup”が開催決定

今回はクリエイティブ・コモンズ、フリーソフトウェア財団、そしてOpenGameArtの協力によるゲーム・オーサリング・コンペティションLiberated Pixel Cupの立ちあげについてお知らせします。

Liberated Pixel Cupは2つ部門からなるコンテストです。まず、フリーカルチャーライセンスのつけられたアートワーク(イラスト)の作成。そしてもう1つは、これらのアートワークを使った、フリーソフトウェア・ゲームのプログラミングです。今回のコンテストから、多くの素晴らしいプロジェクトが生まれることが期待されますが、そのためには皆さんの参加が必要です。

Liberated Pixel Cup example outdoor artwork / Lanea Zimmerman / CC BY-SA 3.0

Liberated Pixel Cup example outdoor artwork / Lanea Zimmerman / CC BY-SA 3.0

このプロジェクトは、技術的には、3つのフェーズに分かれています。このプロジェクトの主要な目標の1つは、統合性のあるコンテンツを制作することです。そのため、本プロジェクトの“最初の段階”は、Tangoスタイルガイドがアイコンについてマニュアル化しているような感じに、問題なく互いに調和するコンテンツを制作することができるマニュアルを作成することです。私たちは、このマニュアルを作成するために、基本的な事例を構築することをお願いしている優秀なアーティストたちと共に取り組んでおり、今後の成果に大きな期待を寄せています。

ここからは、コンテストについて具体的に説明していきたいと思います。コンテストの“第1フェーズ”では、参加者はOpenGameArtにアップロードされるガイドに従って、CC BY-SA 3.0とGPLv3の互換性のあるライセンスがつけられたアートワークを制作します。このプロジェクトは、今年6月1日から7月30日の期間に開催される予定です。そして“第2フェーズ”では、構築段階で作成したアートワークを組み込んだGPLv3またはそれ以降のライセンスをつけて制作します。ここでは、参加者はチームまたは個人で取り組むことになります。このコンテンストは今年7月1日から同月31日まで開催予定です。

その後、エントリー作品を評価し、受賞者を決定します。現在の予定では、コンテンツ構築のフェーズと、ゲーム・プログラミングのフェーズの両方において、複数の賞を準備することになっています。詳細はこちらでご確認下さい。

私たちにとって、今回、OpenGameArtとコラボレーションするできたことは非常に光栄なことです。そして、あらゆるドメインにおいて、利用者の自由を実現するという共通の目標を目指すフリーソフトウェア財団は、私たちの真の協力者であるといえます。

FSFは、仲間と共に今回のコンテストに参加し、支援できることを非常に嬉しく思っています。同時に、コンテストから生まれる新しいフリーソフトウェア・ゲームに期待しています。それは、私たちがゲーム好きだという理由だけでなく、今回着手した分野は、利益を上げることが目的のソフトウェア会社が、ずるい手段としてDRM(Digital Restrictions Management)を利用し、ほぼ独占しているところであり、フリーソフトウェアを使おうとするユーザーの妨げになっているからです。
-John Sullivan (フリーソフトウェア財団 事務局長)

Liberated Pixel Cup example indoor artwork / Lanea Zimmerman / CC BY-SA 3.0

Liberated Pixel Cup example indoor artwork / Lanea Zimmerman / CC BY-SA 3.0

私たちは、Liberated Pixel Cupが、様々な方法による共有化にとって、素晴らしい機会となると考えています。現在は統一された形式に沿ってたゲームを自作するフリーカルチャー・コンテンツを見つけることは難しく、同様にアーティストもコラボレーションするのが難しい状況です。私たちはフリーソフトウェアとフリーカルチャーが直接交わる分野にも非常に興味を持っています。その分野は、必ずしも目に見える分かりやすいものではありませんが(時に少し複雑でさえあります。ですから、今回は行動を起こすことができるタイミングについて考えるよい機会です)、ゲームはこれにあてはまる良い事例なのです。皆さん、是非ご参加してみてください。

それから、今回のプロジェクトへの資金援助についてお話します。まず、私たちは上述したマニュアルを任せているアーティストに対し、現金で謝礼を支払いたいと考えています。アートワークに関する基本的なルール設定をすることは大変な作業だったからです。次に、コンテストの各フェーズにおける受賞者には、賞金または賞品を与えることも可能にしたいと考えています。

最後に、Liberated Pixel Cupへの資金援助のお願いです。上記で述べたことを実現させるため、皆さんの協力が必要です。私たちの考えに共感してくださった方は是非こちらから寄付をお願います。
また、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンでもこちらから随時寄付を受け付けております。

【フリーソフトウェア財団 概要】

1985年設立。米国ボストン(マサチューセッツ州)に本部を置く。コンピュータ利用者のプログラムの使用、学習、複製、修正、そして再頒布する権利の推奨に取り組んでいます。また、フリーソフトウェアの開発と利用を促しています。特に、GNU(FSFが進めているUNIX互換ソフトウェア群の開発プロジェクトの総称)オペレーティングシステムとGNU/Linuxの改良型や、フリーソフトウェアのためのフリードキュメンテーションに力を注げ、ソフトウェアやウェブサイトの利用については、 倫理的かつ政治的な視点から、自由に関する問題に対する意識を広めようとしています。Fsf.orgやgnu.orgはGNU/Linuxについての重要な情報資源です。FSFの活動支援はこちらからお願いします。

【OpenGameArt 概要】

2009年設立。自由でオープンソース化されたゲーム制作に使われるアートワークを、アーカイブに保存することを目的としています。設立以来、OGAはゲームとフリーカルチャーへの情熱をもつアーティストや開発者の活気あるコミュニティーへと成長してきました。OGAについての詳細や、組織への参加は http://opengameart.org/ をご覧ください。

原文: Announcing the Liberated Pixel Cup: an epic contest for gaming freedom
http://creativecommons.org/weblog/entry/32322
公開日時:2012年4月11日
BY Christopher Webber (Software Engineer)

dublab + DIGITAL HARINEZUMI presents 「LIGHT FROM LOS ANGELES」in SonarSound Tokyo!!!!!

dublab + DIGITAL HARINEZUMI presents
「LIGHT FROM LOS ANGELES」
in SonarSound Tokyo!!!!!
dublab.jpg
3/9-3/31まで、
ShowerRoomFactoryにて上映していた
「LIGHT FROM LOS ANGELES」が
[SonarSound Tokyo] にて上映されることが決まりました!!!
(この直前に!!!)
下記日時、ステージにて上映されます。
■4/22(日)
■SonarComplex
■17:15-
http://www.sonarsound.jp/en/cinema.php
ちなみに「LIGHT FROM LOS ANGELES」に参加してくれている
Teebs が同日19:00-@SonarDômeに出ています。
SonarSound Tokyoに行く方、あわせてチェック!!!
http://www.sonarsound.jp/en/timetables.php
————————
SonarSound Tokyo
4/21, 22 @ageHa(新木場)
http://www.sonarsound.jp
————————
また、同日にはSocialTV局 2.5Dにて同時生配信もされます!!!
http://2-5-d.jp/schedule/20120422/
やんごとなき事情で新木場に行けないあなたは
Ustreamの2.5Dチャンネルでチェック!
http://www.ustream.tv/channel/2-5d1

<サービス終了しています> Social Tipping Platform『Grow!』とクリエイティブ・コモンズ・ジャパンが連携。 Grow!ボタンにクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを併記可能に。

『Grow!』のサービスは終了しています。

インターネット上での柔軟な著作権定義を可能にするクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを提供する特定非営利活動法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン https://creativecommons.jp/ と、Grow! Inc. (本社:米国デラウェア州、CEO/Co-Founder : 一ツ木 崇之)が運営する、お気に入りのコンテンツにボタンを通じてチップを贈り、コンテンツ製作者を支援すると同時に、それを友人と共有するSocial Tipping Platform(ソーシャル・チッピング・プラットフォーム)『Grow!』が連携し、ユーザーが自身のコンテンツにGrow!ボタンを設置する際、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを併記することが可能となりました。

この度の連携は、自身の創作物をインターネットを通じて発信するクリエイターたちが著作権を円滑に運用できるよう、インターネット時代の新しい著作権ルールの普及を目指すクリエイティブ・コモンズ・ジャパンのビジョンと、彼らへの支援を行いたいというGrow!のビジョンが合致したことにより実現しました。

Grow!ボタンを設置しているユーザーは、各コンテンツに対し個別にクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを設定することができ、設定した際にはGrow!サイト内のコンテンツページ、及び外部ウェブサイトに設置されているGrow!ボタンに、選択したライセンスのラベルが表記されるようになります。

Grow!ボタン

Grow!ボタン

【Grow! Inc. より】

Grow!の目標の一つであるクリエイターの支援という点において、素晴らしい先達であるクリエイティブ・コモンズ・ジャパン様と連携できることとなり大変嬉しく思っております。また、この度の連携によって、インターネットを通じた創作物の自由な流通、それに端を発した継続的な創作の実現を行えることを心より願っています。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン様とは、この度の連携に留まらず、今後も密な連携を行うことで創作文化への貢献を続けていきたく思っております。

【クリエイティブ・コモンズ・ジャパン より】

クリエイターが自分のファンからの支持と同時に経済的な対価も得られるGrow!ボタンの理念は、インターネット上での作品の自由な流通を目指すクリエイティブ・コモンズの活動と補完する関係にあります。自分の作品を販売せずに、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを付けて誰でも共有できる形で公開している場合でも、受け手の間で共感の環が広がり、Grow!ボタンを介して作者への「チップ」が集まれば、創造へのより強力なモチベーションが生まれるからです。クリエイティブ・コモンズ・ジャパンはグローバルに展開していくGrow!ボタンとの連携によって、共感に根付いた文化経済へのコミットメントを開始できることを光栄に思います。

【Social Tipping Platform『Grow!』概要】

Grow!は、ウェブページに簡単に設置できる「Grow!ボタン」を通じ、インターネット上での「チップ」を実現するサービスです。「より良いものを作れば、より多くの人が知り、より多くの収益が得られる」、そんな社会の実現を目指し生まれました。

Grow!ボタンが設置されたコンテンツを気に入ったユーザーは、事前にポイントを購入しGrow!ボタンをクリックすることで、設置者に対してチップを贈ることができます。Grow!したことは各種ソーシャルネットワークにおいて拡散し、より多くの人が知ることとなります。

【クリエイティブ・コモンズ 概要】

クリエイティブ・コモンズとは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。CCライセンスはインターネット時代のための新しい著作権ルールの普及を目指し、様々な作品の作者が自ら「この条件を守れば私の作品を自由に使って良いですよ」という意思表示をするためのツールです。CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。https://creativecommons.jp/licenses/

【組織概要】

法人名:特定非営利活動法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
事業内容:クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの日本への移植と普及活動
URL: http://creativecommons.jp

法人名:Grow! Inc
登記住所:160 Greentree Drive, Suite 101, Dover, County of Kent, 19904
活動拠点:東京都渋谷区神泉町8-16渋谷ファーストプレイス8F VOYAGE GROUP内 BOAT
代表者:CEO/Co-Founder 一ツ木 崇之
事業内容:Social Tipping Platform『Grow!』の開発、運営

【本件に関するディスクロージャー】

Grow! Inc. にはクリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事の猪木俊宏が個人で出資を行っています。

【本件に関する問い合わせ先】

NPO法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
理事   ドミニク・チェン
info@creativecommons.jp

OER universityが正規履修単位として認められるオンライン講座を提供することになりました

認可をうけた総合大学やカレッジ、そして技術専門学校などは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを利用することで、世界中の学生に正式な単位として認められる無料の講義を提供することができ、これらの大学・学校等と国際的なパートナーシップを組むことができます。OER大学(OERu)は、CCライセンスのついた講義の提供により、金銭的に高等教育を受ける余裕のない生徒に対しも、そうでない生徒と同等の学習ができる環境を与えられるようになるでしょう。これは、通常の授業料と比べ、大幅に少ない費用で正規単位を履修することができるようになるからです。OERuは、開発の総経費を削減するために、CCライセンスが採用されている現在のオープン教育リソース(OER)から科目を組み立てます。これを受けて、OERuは全科目につける初期設定ライセンスを、Free Cultural Worksが承認したライセンス(CC BYとCC BY-SA)と同じものにしています。

OERu OL2 0 life cycles by J. Murray / CC BY

OERu OL2 0 life cycles by J. Murray / CC BY

OERuの背後にあるOER高等教育ネットワークには、以下のような優れた教育機関が並んでいます。

Athabasca University・BAOU(グジャラートのオープン・ユニバーシティ)・SUNY Empire State College・Nelson Hampshire University・Thompson Rivers University・University of Canterbury・University of South Africa・University of Southern Queensland・University of Wollongong

その他にも、BCcampus (注釈: ICT- Information and Communications Technology-を用いて高等教育を支援する公共団体。バンクーバーに本拠地を置く)とOER財団が、教育の提供以外でのパートナーとしてこのネットワークを支援しています。このように、OERuにとって有力なパートナーとなっているのは、様々な国・地方・州の管轄内で正式認可を受けた機関なのです。OERuはアフリカ・アジア・オセアニア・北アメリカにおいて、正式な学位を取得するための正規の履修単位を提供できるようになります。もちろん、全科目にはCCライセンスが採用されており、OERuネットワークのシニア・エグゼクティブは、2013年中のOERuの正式な活動開始を目指し、邁進しています。(詳細はこちら)

これらのOERu関連機関は、OERuの配信システムをわかりやすくするため、プロトタイプとなる大学・カレッジ・レベルの科目として以下の8科目挙げました。

  • Collage Composition (エッセイの構成)
  • At Appreciation and Technique (芸術への理解とテクニック)
  • Regional relations in Asia and the Pacific (アジアと太平洋における地域関係)
  • A Mathematical Journey (数学)
  • General and Applied Psychology (心理学の基礎と応用)
  • Critical Reasoning (推論)
  • Why Sustainable Practice (持続可能な慣行とは)
  • Introduction to Management (経営の基礎)

以上の科目(2年次レベルの哲学の科目であるCritical Reasoning以外、全て1年次に履修)は一括して、一般教養学士の単位として認められます。これは、昨年11月に行なわれたOERuミーティングで初めて認定されました。そして、以上のうちの2科目については、アメリカ・ワシントン州の*オープン・コース・ライブラリーのプロジェクトとSaylor財団に既存するCC BYのついた講義資料をもとに構成することになっています。

OER財団は、今回のプロトタイプとなる各科目の内容等を広めていくため、大規模なOER講座が有している技術や配信方法を前面に押し出し宣伝してきました。OERや著作権、そしてCCライセンスについて理解を深めたいと望む教育者や学習者を対象にし、無料オンライン・ワークショップとして考案された教育者向けオープン・コンテンツ・ライセンシングの講座がその例です。同様にCC BYのつけられた講座資料は、OER財団、WikiEducator、OpenCourseWare Consortium、クリエイティブ・コモンズからのボランティアの人々の協力、そしてUNESCOからの資金援助により開発されたものです。今年1月には、教育者向けオープン・コンテンツ・ライセンシングの講義が実施されました。このオンライン講座には、世界90カ国から1067人もの人々が参加し、広範囲で協力的、かつクオリティの高いOERプロジェクトの成功を実証するものになりました。今後もこのような実績が積み重なることで、OERuのような事例が産まれていくでしょう。それと同時に、教育への投資に対する利潤をCCライセンスの活用によってどれほど大きくすることができるかという点を実証するものとなるでしょう。

OERuのWayne Mackintosh氏、そして彼の仲間に賞賛を送りたいと思います。
より詳しくは、WikiEducatorをご覧ください。

*オープン・コース・ライブラリー: 1.低価格な教科書の実現 2.教員へのクオリティーの高いオープン・リソースの提供 3.講座修了率の向上 を目的とし、様々な教材のコレクションを提供している。全てのコンテンツにCC BYライセンスを採用。

原文: Thanks to Creative Commons, OER university will provide free learning with formal academic credit
http://creativecommons.org/weblog/entry/31947
公開日時: 2012年3月21日
BY Cable Green (Director of Global Learning)

アルゼンチンでも新たにCCチームが発足しました

Argentina Flag / quimpg / CC BY

Argentina Flag / quimpg / CC BY

今回は、CCファミリーの新しいメンバーをご紹介したいと思います。このお知らせまでに数ヶ月の時間がかかってしまいましたが、遂にここでCCアルゼンチンが新たにアフィリエイトに加わったことをご報告いたします。

新しいアルゼンチン・チーム(ウェブサイトはこちら/CC wikipageはこちら)は、パートナーであるWikimedia Argentinaと Fundación Vía Libre からBeatriz Busaniche氏とPatricio Lorente氏を理事に迎えて昨年末に発足しました。この2つの組織は、ラテン・アメリカにおけるオープンコミュニティーとしては非常によく知られています。まず、Wikimedia ArgentinaはアルゼンチンのWikimediaコミュニティーを支援し、フリー・コンテンツとwikiカルチャーの普及のためのプロジェクトを奨励・推進しています。一方、非営利団体 Fundación Vía Libreは、フリー・ソフトウェア・コミュニティーと共に密接に連携し、知識の拡散や今後も持続的に発展できるような環境作りに尽力しています。その中でもとりわけ、FLOSSWorld(オープンソース/フリーソフトウェアに関する調査を行い、その分野での国際協力を促進するためにヨーロッパで発足。世界各国をパートナーにして活動する機関)や*Science, Education and Learning in Freedom (SELF)プロジェクトへの共働に力を入れ活動しています。

そして、この新チームと共に、アルゼンチンでは、いくつかエキサイティングなイベントが開催されました。今月8日には、Wikimedia ArgentinaとLa Facultad Latinoamericana de Ciencias Socialesが協力し、Centre National de la Recherche Scientifiqueの教授であり、CCフランスの法務担当理事でもあるMalanie Dulong de Rosnay氏と朝食会を主催しました。このイベントのテーマは、「パブリック・ドメインとなった作品のデジタル化についての法的課題」でした。また、この1週間後、サンティアゴで行なわれた第一回Latin American GLAM-Wikiのイベントでは、Malanie氏とBeatriz氏がCCチリのClaudio Ruiz氏と共に出席しました。

この一連のイベントは、アルゼンチンのドキュメンタリーフィルムRuna Kuti: Indigenas Urbanosが新たにCCライセンスで発表され、様々なフィルム・フェスティバルで上映されるようになった、わずか数週間後に行われました。CC:表示-非営利-改変禁止(BY-NC-ND)ライセンスがつけられたこの映画は、ブエノスアエレスに住むアルゼンチン先住民の生活に焦点をあてた内容となっています。

今回、新たにアルゼンチンをCCアフィリエイトとして迎えられたことは非常に喜ばしいことです。私たちは皆さんと共に、アルゼンチンにおけるCC、そしてあらゆることのオープン化に取り組むことを楽しみにしています。

*Science, Education and Learning in Freedom (SELF): ヨーロッパ委員会によって資金援助されている国際的プロジェクト。クリエイティブな提携、教材の共有、フリー・ソフトウェアやオープン・スタンダードに力を入れた継続的な指導を促進するプラットフォームを開発している。

原文: A new CC team for Argentina
http://creativecommons.org/weblog/entry/31635
公開日時: 2012年3月6日
BY Jessica Coates (Affiliate Network Coordinator)

NASAが、オープンソース・コミュニティの共有と協働を目的として、code.nasa.govを開始しました

Image by opensource.com

Image by opensource.com

昨年のオープン・ガバメント計画の発表、そしてオープンソース・サミットに続き、NASAが “オープン・ソースに関する活動の持続・一体化・拡張” を目的としたcode.nasa.govを開始しました。

このウェブサイトは、まだ “初期のα版” ではありますが、NASAのオープンソース計画を閲覧することができます。その他にも、どのようにNASAはオープンソースに貢献しているか?そして、皆さんがソースのオープン化に貢献したいと考えた際、何から始めたらよいか?といった情報も知ることができます。ウェブサイトには数々の計画が掲載されており、現在そのうちの4つ(2012年3月26日現在では7つに増えています)についてはリンクが有効となっています。また、これらは全てGithub上で公開されています。

NetworkWorldでRikki Endsley氏が指摘しているように、code.nasa.govからの情報を待っている間、open.nasa.govからの情報でもたくさんのことを知ることができます。ここは、開発者でない人々も参加可能な、 広く一般の人が参加できることを目的としたサイトです。NASAは1958年の設立以来、これまでも、一般の人々が広く参加でき、オープンな存在であるよう尽力してきました。これは、“情報を最大限広く、現実的に、適切に普及する”よう促したNASA設立時の憲章に基づいて行われていることです。

Ames Research Centerにあるオープン・ガバメント・オフィスのWilliam Eshagh氏は、今回のcode.nasa.govの開始について、ブログで以下のように述べています。

「第2フェーズは、NASAにおけるオープンソースのコンセプト、政策、そしてプロジェクトといった現在盛んに議論されている事項について、じっくり議論できるようなフォーラムの提供に焦点を当てたものになるでしょう。そして、第3フェーズにおいては、一般的に使えるような、ツールやメカニズムの開発プロジェクトに移行します。それは例えば、バージョン・コントロール、イシュー・トラッキング、継続的な統合作業、ドキュメンテーション、コミュニケーション、そしてプランニング/マネジメントなどのようなことです。この段階では、我々は、オープン化への負担を軽くするツールやサービス、プロセスの連鎖などを作り出し、またそれらの実現を手伝う役割を担っていくことになるでしょう。」

この投稿の最後の段落で、彼はNASAにとってのオープン化が成功する秘訣と今後の可能性について核心に迫っています。

我々は、明日の宇宙や科学のシステムはオープン化によって作られ、code.nasa.govはその達成のために不可欠なものであると信じています。私たちの使っているコード(文字や記号、数字などをコンピューターが識別するためにまとめられた符号である文字コード)は、いつの日か我々の太陽系だけにおさまらず、エイリアンが住む他の惑星へまでも広まるでしょうか?私たちはこれを実現させようとしており、皆さんの援助があれば、達成できると考えています。

上記の内容に関して、アイデアをお持ちの方は、opengov@nasa.govまでご連絡ください。

原文:NASA launches code.nasa.gov to share and collaborate further with open source community
http://opensource.com/life/12/1/nasa-launches-codenasagov-share-and-collaborate-further-open-source-community
公開日時: 2012年1月5日
BY Ruth Suehle (Red Hat)

(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

連邦政府機関は情報の透明化にどのように取り組み、どのような恩恵を得ることができるか

Image by opensource.com

昨年10月に完成した文献「透明化を達成するための手引き: 連邦政府機関は情報の透明化にどのように取り組み、どのような恩恵を得ることができるか」がついに公表されました。この手引きは米国政府の“人的支援”機関である米国人事局(旧 米国国家公務員任用委員会)の支援によって作られました。

情報の透明化(情報やデータの自由かつオープンな共有)とは、情報の出所が民間機関であるか?公共機関であるか?ということに関係なく、根本的な民主主義的価値を有します。そして、それは主要な科学的データだけでなく、組織的な取り組みに関するデータや情報を含むものです。

具体的に言うと、オープン・ガバメントの活動においては、オープンソースが重要な役割を果たします。オープンソース・ソフトウェアは、定義の上では、まさに透明化そのものといえるでしょう。それはオープンソース・ソフトウェアも、ユーザから成る民主主義的なコミュニティーによって開発され、平等な方法により共有されてきたものだからです。

加えて、予算の制約により、政府が技術環境に応じたダイナミックな変化に対応することに制約がある場合であっても、オープンソース・ソフトウェアはその対応やそれに付随する取引費用を最小限に抑えてくれます。

そこでキーポイントとなvる法的・技術的・予算的な課題については、今回ご紹介した文献の第4章「透明性の制約」で概説されています。情報の透明化(あるいは開示)のために、私もボランティアとしてこの第4章を執筆しています。

民間機関における透明化への取り組みは、営利企業と非営利団体それぞれの実績に対する確たる評価に関し、重要な情報とデータを公開することに焦点をあてています。一方、公共機関において、オープン・ガバメントは政府業務の透明性向上に努めています。これにより、政府と国民は、意図する政策を達成するために、政府のプログラムが効率的かつ効果的に行われているか、十分な情報を得たうえで判断をすることができます。第3代アメリカ合衆国大統領トーマス・ジェファーソンは、そのような情報の透明化が 「議会の議員、そして合衆国の人々1人1人が政府の権限濫用を把握・調査することを可能にし、結果として政府のコントロールをも可能にする」 (Jefferson, 1802, as quoted in Rawson and Miner, 2006)と透明化の正当性を述べています。

皆さんは、これらの話題や政府の透明化についてどのようにお考えですか?

原文: How federal agencies can implement and benefit from transparency
http://opensource.com/government/11/10/how-federal-agencies-can-implement-and-benefit-transparency
公開日時: 2011年10月31日
BY Tom Moritz (Project Director at Sonoma Valley Heritage Coalition)

(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

Media That Matters Festivalが皆さんからのエントリー受付中です

今回で12周年を迎えるArts Engine主催 Media That Matters Festivalでは、現在ショートフィルム部門のエントリーを受け中です。Media That Mattersは“大きなメッセージ性のあるショートフィルムを上映するプレミア・ショーケース”であることに加え、世界中の教育者・活動家・非営利団体などと映画制作者が繋がる機会を提供し、社会変化をもたらすための手助けになります。選ばれた作品は、秋のフェスティバルで上映され、“個人の鑑賞とオンライン・ストーリーミングを融合させるマルチ・プラットフォーム・キャンペーン”として特集されます。そして、作品はCCライセンスCC:表示-非営利-改変禁止(CC BY-NC-ND)のもと公開されることになっています。

エントリーにあたり、提出作品は以下の条件を満たす必要があります:

ショートフィルム: 最長12分のもの。8分程度のものが望ましい。

作品形式    : ドキュメンタリー、物語、アニメーション、ミュージックビデオ、公報、ドラマ、コメディー、混成作品、その他あなた独自の作品形式など、全てのスタイルでエントリー可能。創造性に富んでいるものは大歓迎です。ただし、社会問題に焦点をあてた作品であることは必須。

社会問題の内容 : あらゆる社会問題が対象です。

年齢      :年齢制限なし。誰でもエントリーしていただけます。

次回の応募締め切りは来月4月20日ですが、その後も最終締切2012年5月1日までご応募いただけます。http://www.mediathatmattersfest.org/submitへアクセスし、作品を提出してください。質問はfestival@artengine.netまでどうぞ。

原文: 12th Annual Media That Matters Festival – Call for Entries!
http://creativecommons.org/weblog/entry/31477
公開日時: 2012年2月1日
BY Jane Park (Communications Manager)

ついにWired.comがCCライセンス(CC BY-NC) で写真を公開

昨年11月、Wired.comよりCCライセンス採用の嬉しい知らせが入りました。その内容とは、Wired.comスタッフによって制作された写真をCC:表示-非営利(CC BY-NC)のもと公開するというものです。Wired.com編集者長 Evan Hansen氏は言います。

「クリエイティブ・コモンズは発足10周年を迎え、“some rights reserved (限定された権利のみを主張するライセンス形式)”でコンテンツを発表するというシンプルな考えは、オンライン共有に革命をもたらし、リミックス・カルチャーを盛り上げる火付け役となりました。そしてWired.comの運営にあたり、 長年私たち編集スタッフはCCライセンスのつけられた写真を利用してきました。これまで写真を提供し共有してくれた方々に感謝すると共に、次は私たち自身のコンテンツを共有しようという決定に至ったのです。」

このようにオープン化の力に理解を示してくれたWire.comには、クリエイティブ・コモンズより感謝の言葉を返したいと思います。Wired.comはテクノロジー界全体におけるリーダーであり、オンライン出版業界における先駆者です。今回のWired.comのように、その他の人でも、クリエイティブ・コモンズにより共有されることになった豊富なコンテンツを利用すること・また共有できるようにコンテンツを提供すること、この両方の価値を見出してもらえることを私たちCCは目指しています。

少し詳しい話をすると、Wired.comは新しいラインセンス・ポリシーのスタートを記念して、Wired.comサイト内で過去に掲載された50枚の写真(Steve Jobs・Woz・Mark Zuckererg・Stennteve Ballmer・Trent Reznor・JJ Abramsなどの著名人も含まれています)のポートレート写真ギャラリーをCCライセンスで公開しました。より高解像度の写真はWired’s Flicker streamでご覧いただけます。

Trent Reznor / Jon Snyder/Wired.com / CC BY-NC

Trent Reznor / Jon Snyder/Wired.com / CC BY-NC

出版社や報道機関はオープン・ライセンスを利用することで、驚くほどのチャンスを得ることができると我々は考えています。Wiredは今回の貢献によって、CCライセンスをつけ、興味深く重要なリソースを共有している Al Jazeera・Propublica・GOODのような著名なニュース・コンテンツ組織の一員となるのです。

そしてジャーナリズムその他分野におけるCCライセンスの利用も、その他数多くのCCの活動も、皆さまからの寄付のおかげで実現しています。クリエイティブ・コモンズは非営利団体ですので、これをお読みの皆さまの中に私たちの活動に共感していただける方がいらっしゃるなら、キャンペーンへのご協力をお願いいたします。

同様に、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンも皆さんからの支援を必要としています。私たちの理念に賛同し、より豊かな情報社会の構築に貢献したいとお考えの方はこちらよりサポートをお願いいたします。

原文: Wired.com now releasing photos under CC Attribution-Noncommercial
http://creativecommons.org/weblog/entry/30274
公開日時: 2011年11月7日
BY Jane Park (Communications Manager)

新プラットフォーム“Booktype”なら、本の共同制作・編集がオンラインで簡単にできます

Image credits: limaoscarjuliet

Image credits: limaoscarjuliet

これまで本の制作において、自分以外の作家・編集者・書籍制作関係者と共同制作・編集したことがある方なら、そのような作業が簡単なものではないことをご存知でしょう。また、このような経験がなくとも、ワープロソフトで複数の文章を1つにまとめようとした経験があるなら、同類の難しさを感じたはずです。

今回は、先月中旬に行なわれたO’Reilly Tools of Change会議において発表された、Booktypeと呼ばれる新しいプラットフォームをご紹介したいと思います。このプラットフォームは、コンテンツの編集や出版を行う上での共同制作を促進する目的で開発されました。

この本に関するオープン・ソース・プラットフォームには、著作者にとって魅力的な機能がたくさん備わっています。

  • 印刷・Amazon・iBooks・ほとんどの電子書籍(pdf・epub・mobi・odt・htmlなど)といった、様々な読者のタイプに合わせた形式に対応 。
  • 用途に応じた目次・章立て・ページ番号・およびフォーマットの設定、および共同制作・編集を容易にするインターフェイス。
  • 執筆が終わると即座にLulu.com・Amazon・iBooksへ出版可能。
  • ライセンスの帰属表示とライセンスのトラッキング(利用者の行動を記録・追跡するなど、情報を継続的に収集・監視する機能)が可能。1冊の本に複数のライセンスを使うことも可能。
  • バージョン管理(コンピュータ上で作成、編集されるファイルの変更履歴を管理するためのシステム)
  • 翻訳機能・現地語化するための枠組みの設定。

このシステムは、*FLOSS Manualsのプラットフォームに基づいています。これは、Booktypeに馴染みがあったり、すでに利用してい多言語の寄稿者が大勢いるこということを意味します。

*FLOSS Manuals- オランダに本拠地を置く非営利財団。2006年設立。フリーソフトウェアの使い方について質の高い文書を制作することに取り組んでいる 。

原文: Booktype makes book collaboration web-based and simsple
http://opensource.com/life/12/2/booktype-makes-book-collaboration-web-based-and-simple
公開日時: 2012年2月21日
BY Ruth Suehle (Red Hat)(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)