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出版社の新しい著作隣接権を考えるシンポジウムのアンケート結果

2012111日にクリエイティブ・コモンズ・ジャパンが主催しインターネット・ユーザー協会(MIAU)が後援して行われた出版社の新しい著作隣接権を考えるシンポジウムでは、100名近い参加者が集まり、予定時間を30分超過して、熱心な議論が展開されました。

会場で配布したアンケートには34名の方が回答してくださいました。その回答結果の詳細はこちらからご覧いただけます。

プログラム中では、パネルディスカッションが面白かったと回答した人が75%以上を占め、その理由としては、赤松先生のご貢献もあり、本音ベースの議論が聞けたことがよかったとする回答が多く見られました。たとえば、パネルディスカッションでは、出版物への隣接権付与を求める動機として、海賊版対策という課題もさることながら、出版社の出版に対する貢献を認知し、その貢献に対して権利を付与して欲しいというのが本音である、とのコメントもあり、その貢献を認知する形として隣接権付与が最善の方法かについて、より深く検討すべきだ、との議論があました。また、74%の人がこのシンポジウムから多くのものを得たと回答しています。

出版物にかかる隣接権の付与についての意見は、

1) 強く賛成である ……………….. 0 (0%)

2) どちらかといえば賛成である ……5 (15%)

3) 中立である …………………….5 (15%)

4) どちらかといえば反対である ……8 (23%)

5) 強く反対である ………………..12(35%)

6) なんともいえない、分からない …..3 (9%)

7) 無回答 …………………………1 (3%)

と多様であり、回答者の中ではどちらかというと反対・強く反対の合計が58%となっています。コメントとしては、賛成の方からは「何らかの権利が出版者にあるべきと思う。契約書で行うOR譲渡権etcは理想で現実的に無理」「隣接権であれば運用していくことは可能だと思う」などの意見が出されました。反対の方からは「効果として期待される点と問題点として想定される点を比較すると新たな権利を創設すべきとは考えにくい。契約整備で対処可能では」「自助努力なく、お上依存のような気がする(対、権利付与推進者に対して)。著者の立場ですので、やはり不安感が強いです。」などの意見が出されました。

ただし、すべての立場の人が、この出版物にかかる隣接権の付与について、公の議論は必要である、ということで一致しています。コメントとしては、「事前に資料、情報が十分に開示され、それに基づいて議論すべきである」「法改正にあたっては利害関係人の摺合せが必要である」といった意見が出されました。

クリエイティブ・コモンズ・ジャパンでは、このようにインパクトの大きい法改正について、多様な意見があることを受け、拙速に結論を出すことなく、より広く代替案を含めた検討がなされていくことが望ましいと考えます。

この点を継続して検討する機会として、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンでは、1125日に明治大学で開催されるシンポジウムも共催していますので、是非そちらへもご参加ください。

第4回CCサロン:「フリーカルチャーとマネタイズ」のアーカイヴ公開について

先日の2012年10月20日(土)に開催された、第4回CCサロン「フリーカルチャーとマネタイズ」が、下記のサイトにアーカイヴされています。

http://www.ustream.tv/recorded/26298003

サロン当日は、ゲストでご登壇いただいた「Grow!(http://growmonth.ly/)」CCOのカズワタベさんとCCJPのドミニク・チェン、またご来場頂いた多くの参加者の方々との間で、フリーカルチャーの戦略とマネタイズの方法について非常に有意義な議論が交わされました。未見の方は是非ご覧ください。

なお、Grow!では、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンもコミュニティページをつくり、サポーターを募集しております。この機会に是非ご支援頂ければ幸いです。

https://growmonth.ly/ccjp/community

【開催概要】

第4回CCサロン 「フリーカルチャーとマネタイズ」
日時:2012年10月20日(土)16:00~18:00
場所:loftwork Lab
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア10F
地図: http://www.loftwork.jp/profile/access.html

イベントの詳細は、こちらのエントリをご覧ください。

CCJPシンポジウム:「出版社の新しい著作隣接権を考えるシンポジウム」(11月1日(木))開催のお知らせ

クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)は、111日(木)に、「出版社の新しい著作隣接権を考えるシンポジウム」を、下記のとおり開催いたします。

みなさま、ぜひお誘い合わせのうえ、ご来場ください。

【企画趣旨】

現在、「印刷文化・電子文化の基盤整備に関する勉強会」において、出版社に対し、いわゆる著作隣接権を付与する議員立法の検討が進んでおり、来年の通常国会への提出を目指しているとの報道もなされています(http://www.shinbunka.co.jp/news2012/06/120625-01.htm)。その狙いは、第一に近年特にネット上で見られる出版物の海賊版対策について、出版社が自ら対応できるようにするため、副次的に、電子書籍を中心とした出版物等の利用・流通の促進を図るため、といわれており、その課題の重要性については広く認識されているものと考えます。

現在検討されている議員立法の法案はまだ公表されていませんので、内容は必ずしも明らかではありません。しかしながら、公表されている資料から推測される権利の内容が、上記の課題を達成する手段として適切なものであるか、実際に今後の書籍・漫画・雑誌等の流通にどのような影響を与えるものとなるのか、出版社に著作隣接権という新しい権利を付与する以外に、この課題を解決するよりよい解決策は存在しないのか、などの重要な論点について、あまり広く議論がなされていません。

私たちは、よりよい著作権政策を実現するという観点から、このような重要な立法課題について議論の場を提供することで、より多様な意見を踏まえた政策形成を促したいと考えています。

そこで、「印刷文化・電子文化の基盤整備に関する勉強会」で現在提案されている内容について、有識者の皆様方をお招きして、ご一緒に検討し、広い範囲の方々の注意を喚起することを目的として、シンポジウムを開催いたします。

【詳細】

・日時: 111日(木) 180020001730開場)

・会場: 東京大学福武ホール ラーニング・シアター (福武ホール B2

アクセス:http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/index.html

・登壇者:

桶田大介 先生(弁護士) (配布資料:検討経緯中間まとめ法制化について

なお、上記配布資料は、ウェブサイト上での配布の許可をいただいていますが、
CCライセンスでの配布ではありませんのでご注意ください。

赤松 健 先生(漫画家、株式会社Jコミ代表)

三村量一 先生(弁護士、元知的財産高等裁判所判事) (三村量一先生プレゼン資料

中山信弘 先生(CCJP理事長、明治大学特任教授、東京大学名誉教授)

・モデレータ: 水野 祐 (弁護士、CCJP事務局) (プレゼン資料:CCJP 問題提起

・参加費: 無料

・主催:クリエイティブ・コモンズ・ジャパン

・後援:インターネット・ユーザー協会(MIAU

・お問い合わせ先:クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(info@creativecommons.jp

※インターネット中継が決定いたしました。URLは以下のとおりです。

Ustream : http://www.ustream.tv/channel/ccjp-events

niconico : http://live.nicovideo.jp/watch/lv113353721

・お申込み方法: 

(申し込みは終了いたしました。ありがとうございました。)

<サービス終了しています> サポーターコミュニティ運営サービス『Grow!』で、個人サポーターの募集を開始しました!

『Grow!』のサービスは終了しています。

先週、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンは継続支援サービスに生まれ変わったGrow!でコミュニティを開設しました。どなたでも月額1,050円でサポーター登録が行え、サポーター限定の情報やコンテンツ、イベントなどを受けることができます。現時点ですでに20人の方にサポーターになって頂いており、限定掲示板では情報交換が始まっています。

これまでNPOは「寄付」という形式で運営費用を賄うのが常でしたが、Grow!のような新しいサービスを使って、これまでにないNPOと支援者の関係性を築いていくための第一歩を歩み始めたいとおもいます。クリエイティブ・コモンズだけではなく、この取り組み自体にもご興味があれば、ぜひサポートをお願いします。

NPOやクリエイターの新しいお金との関係にご興味のある方は、Grow!社CCOのカズワタベさんをお招きする第4回CCサロン「フリーカルチャーとマネタイズ」にもぜひご参加ください!

第4回CCサロン:「フリーカルチャーとマネタイズ」 開催のお知らせ

【終了しました】当日のトーク・セッションの内容は、以下のサイトで閲覧していただけます。

http://www.ustream.tv/recorded/26298003

クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)による、オープン・カルチャーに関する新しい対話の場/学びの場である「CCサロン」第4回を開催します。

今回は、ウェブサービス「Grow!」(http://growmonth.ly/)を運営するカズワタベさんをゲストに迎え、「フリーカルチャーとマネタイズ」をテーマに、CCJPドミニク・チェンとのトーク・セッションを行います。

今日、インターネットを通じた作品の発表が容易になった反面、クリエイターのマネタイズがクリティカルな課題になりつつあります。フリーカルチャーにとっても、クリエイターのサスティナブルな活動を考える上で、マネタイズは非常に重要なファクターです。Grow!は、今年8月にサービスをリニューアルし、月会費の支払いという、より継続的でダイレクトなクリエイターサポートのプラットフォームを提供しています。新生Grow!が何を実現しようとしているのか、フリーカルチャーをどのようにマネタイズし得るのか、Grow!のようなソーシャル・ファンディングとクリエイティブ・コモンズとの協働の可能性などを議題に、2人のトークからインターネット時代の新しいマネタイズを探ります。

「CCサロン」は、登壇者によるトークだけではなく、参加者の皆さまと一緒に考え、話し合うためのセッションの場です。みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。

【開催概要】
日時:2012年10月20日(土)16:00~18:00
場所:loftwork Lab
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア10F
地図: http://www.loftwork.jp/profile/access.html

【入場料・申込方法】
入場料:1,500円(including 1 drink)
申込み:下にあるフォームから、もしくはメールにてお申込みください。
メールの場合は、info@creativecommons.jpまで名前とメールアドレスをご連絡ください。

【プロフィール】

カズワタベ

1986年4月松本生まれ。洗足学園音楽大学総合音楽科在籍時に始めたクラブジャズバンド「Tough&Cool」にてリーダー/ギタリストとして活動。2009年にリリースしたアルバム「encounter」はタワーレコード渋谷店、新宿店、難波店、福岡店にてコーナー展開されるなど大きな反響を得る。その後、2010年にクリエイターの活動を健全化することを目的としたウェブサービス『Grow!』をローンチし、それと同時に設立したGrow! Inc.にてChief Creative Officerに就任。現在までその運営を続けている。また、2012年9月にはテレビ朝日による自身の楽曲の著作権侵害を告発、10月にはクリエイティブ・コモンズ・ジャパンのフレンドに就任するなど、コンテンツ・ビジネス、創作文化保護に関する活動を行なっている。
http://growmonth.ly/
http://kazzwata.be

ドミニク・チェン

1981年、東京生まれ。2004年よりメディアアートセンターNTT InterCommunication Center研究員として映像アーカイブの構築や美術展示企画に携わりながら、日本におけるクリエイティブ・コモンズの立ち上げに参加し、2007年よりNPO法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン設立理事。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを採用した多数のプロジェクトの立案・企画・支援に従事してきた。2012年5月に初の単著となる『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック – クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』をリリース。

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J-WAVE 360°にてフリーカルチャー特集月間開催!

J-WAVE 360°

J-WAVE 360°

ラジオ局J-WAVEの毎週土曜日12:00~15:00で放送されている番組「360°(スリーシックスティー)」のコーナー「360° Forum~Seek and Find」にて2012年8月はフリーカルチャー特集が組まれます!

『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック〜クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』を著したCCJP理事ドミニク・チェンのフリーカルチャーに関するインタビューに加えて、番組で流れる楽曲も全て、SoundCloud、Jamendo、Free Music Archiveといったコミュニティに投稿されているCCライセンス付きのものがセレクトされています。

そして番組自体もフリーカルチャーを実践!当コーナーの音源がまるまるCCライセンス付きでSoundCloudとYouTubeにアップロードされます!これは日本の大手ラジオ放送では初めての試みだと思われます。

初回放送(8月4日)分の音源は下記から視聴&ダウンロード&リミックスできます。ぜひ創造的なリミックスを試みてください!
※ 移行は8月11日、18日、25日の放送が予定されています。

360° Forum ~Seek and Find~
8月のテーマ:フリーカルチャー
Vol.1「フリーカルチャーってなに?」(2012.8.4 On Air)

SoundCloud(音源ダウンロード有り)

YouTube

トラックリスト:
==Track List==

■Samsara / likeicare (CC BY)
Samsara by likeicare

■TOTEM EP (Marble) / DELPHES feat SAM TIBA (CC BY)
DELPHES feat SAM TIBA – TOTEM EP (Marble) by CANBLASTER (Club Cheval)

■Japon / Fonkdongo (CC BY-SA)
http://freemusicarchive.org/music/Fonkdongo/Fonkdongo_Vs_Bzmbzdim/

■Tree Tenants / Revolution Void (CC BY)
http://www.jamendo.com/en/track/182068/tree-tenants

■One More Night Original mix.(Deep House) / ✯DEEP DISH POWER✯ (CC BY)
One More Night Original mix.(Deep House) Teaser by ✯DEEP DISH POWER✯

■The Simulation Hypothesis / Revolution Void (CC BY)
http://www.jamendo.com/en/track/182072/the-simulation-hypothesis

■Someone Else’s Memories / Revolution Void (CC BY)
http://www.jamendo.com/en/track/182067/someone-else-s-memories

第3回CCサロン「オープンソースと本の未来」@下北沢B&B(8/5(日))

クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)による、オープン・カルチャーに関する新しい「対話の場」、「学びの場」の試みである「CCサロン」の第3回の開催が決定しました。

今回は、下北沢に開店したばかりの本屋B&Bに出張します。

お申込みは http://bookandbeer.com/?p=558 にて。

みなさま、ぜひお誘い合わせのうえ、ご来場ください!

クリエイティブ・コモンズ・ジャパン presents CCサロン第3回

「オープンソースと本の未来」

インターネット/デジタル技術の発達により、本の制作、流通、販売場所が大きく変わるとともに、著者、編集者、出版社、取次業者、本屋の関係も大きく変容しようとしています。また、デジタル化により、本は、紙だけではなく、コミュニケーション・ツールとして様々な可能性を見せるようになっています。本の未来、出版の未来、そして、「本」とはなにか。『フリーカルチャーを作るためのガイドブック -クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』フィルムアート社)を今年5月に上梓し、購入者に無償でPDFデータを配布するという「オープン出版」にチャレンジしたクリエイティブ・コモンズ・ジャパンのドミニク・チェンさんと、このような時代にあってリアルの本屋を始めたnumabooks/B&Bの内沼晋太郎。同年代の2人が本の未来について考える一夜です。

【出演】
ドミニク・チェン(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事)
内沼晋太郎(numabooks/B&B)

【日時】
8/5(日)20:00~22:00(19:30開場)

【場所】
本屋B&B
世田谷区北沢2‐12‐4第2マツヤビル2F

【入場料】
1,500円+1 drink order

「リミックス映画祭2012」開催!!!

リミックスカルチャーにまつわるドキュメンタリーを一挙公開するとともに、クリエイター、DJ、法律家、弁護士などが集い、「これからの音楽と政策のハナシ」をする「リミックス映画祭2012」が開催されます!

公式サイト:http://www.remixfilm.org
上映作品、上映時間は変更される場合があります。

l 日時:2012 621日 開演 3:30PM
622日 開演 3:30PM

l 会場: UPLINK FACTORY (両日), UPLINK ROOM6/22のみ)
150-0042東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル  Tel 03-6825-5502
www.uplink.co.jp

l 参加料金: <要予約>
1
作品のみ:1000円(1ドリンク付き)
1
日通し券: 2000円(1ドリンク付き)
2
日通し券: 3000円 (1ドリンク付き)

入場料にはワンドリンクとパンフレットが含まれます。トークセッションの参加は通し券のみ有効です。

l 問い合わせ:5th-element.jp
o_some@zoho.com

ご予約は61日から開始しています。「リミックス映画祭」サイトにてご案内いたしますのでご確認ください。
詳細はこちら

【リミックス映画祭2012について】
サンプリングやデジタル著作権などリミックスカルチャーをテーマにしたドキュメンタリー映画を一挙公開する。国内劇場初公開となるアンドレアス・ジョンセン 監督「グッドコピー、バッドコピー」や、ファイル共有ソフトに注目した「スティール・ディス・フィルム/この映画を盗め!」のほか、チャックDやジョージ・クリントンらのインタビューでヒップホップのサンプリングの軌跡をたどる「コピーライトクリミナルズ~音楽は誰のもの?」など注目作品が目白押し。またサウンド・リサイクルをテーマにした話題の音楽ドキュメンタリー「Secondhand Sureshots」や全国から集まった腕利きDJたちのバトルを記録した「渋谷NO1 DJ CHAMPIONSHIP」に加え、「RiP!リミックス宣言」も新たに追加!貴重なドキュメンタリー映像とゲストスピーカーを迎えたトークセッションでリミックス文化を取り巻く法律に迫る二日間。DJやクリエイター、弁護士など多彩な顔ぶれが集まる参加型フェスティバル。

主催:5th-element.jp
https://writer2.zoho.com/images/spacer.gif
協賛:クリエイティブコモンズジャパン、インターネットユーザー協会

■トーク・セッション■

62119302100 「音楽と著作権」(FACTORY

音楽におけるサンプリングと著作権問題をテーマに、著作権は果たしてミュージシャンの権利を守るものなのか、それとも創作活動の自由を妨げてしまうものなの かを、音楽著作権の現場でミュージシャンの味方として活動されている安藤先生のお話を聞きながら深く掘り下げて考えます。

トークゲスト:

安藤和宏 1963年生まれ、東京都葛飾区出身。東京学芸大学卒業、フランクリンピアース・ローセンター(LL.M.)、ワシントン大学ロースクール(LL.M.)修了、早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程博士研究指導終了。高校教諭、音楽出版社の日音、キティミュージック、ポリグラムミュージックジャパン、セプティマ・レイ、北海道大学大学院法学研究科特任教授を経て、20114月からセプティマ・レイに復帰。専門は知的財産法、音楽ビジネス論。博士(法学)。

62218301930「若者文化と風営法」(ROOM

最近、学校教育に「ダンス」が導入される一方で、風営法の取り締まり強化によるクラブの摘発が相次いでいます。このセッションでは、ダンスやクラブといった若者文化と風営法の問題について、クラブ文化に造詣の深い齊藤弁護士に分かりやすく解説してもらいます。

トークゲスト:

磯部涼/音楽ライター。主に日本のラップ・ミュージックやダンス・ミュージック、インディ・ポップ等について執筆。著作に『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』(太田出版/2004年)、『音楽が終わって、人生が始まる』(アスペクト/2012年)等がある。

齋藤貴弘/弁護士。総合的な弁護士業務とともに、柔軟な著作権システムを提案するNPOクリエイティブ・コモンズ・ジャパンで音関係を担当するなど、風営法とクラブ問題の他、多方面で音やアートをめぐる法律問題にコミットする。

622 20152130 「音楽を届けるインターネット」​(FACTORY

ンターネットやテクノロジーの発達によって、誰もがコンテンツを製作することができるようになった現在。たとえばヒップホップのサンプリングを多用した音楽が、ユーザーの手元に届き、聞いてもらうまでの仕組みも変わりつつあります。そうした音楽を作り、運び、消費されるまでの仕組みについて、グローバルなデジタル音楽配信サイトへの配信代行サービスを、この夏に日本で本格展開する、世界一の配信楽曲数を誇る米国TUNECOREの日本法人TUNECORE JAPAN、違法ダウンロード刑罰化に懸念を示すブロガーの@heatwave_p2pさん、コンテンツと著作権に詳しい福井弁護士をお迎えし、これからのアーティスト(表現者)の権利保護の形について熱く語ります。また、会場ではDJ KenOne氏によるサンプラーをつかった実演も行われます!

【登壇者】

福井健策(弁護士)

heatwave_p2p (ブロガー)

DJ KenOneDJ
野田威一郎(TUNECORE JAPAN

トークゲスト:

福井 健策(ふくいけんさく)/弁護士(日本・ニューヨーク州)/日本大学芸術学部 客員教授

1991 東京大学法学部卒。1993 弁護士登録。米国コロンビア大学法学修士課程修了(セゾン文化財団スカラシップ)など経て、現在、骨董通り法律事務所 代表パートナー。著書に「著作権とは何か」「著作権の世紀」(共に集英社新書)、「エンタテインメントと著作権」全4巻(編者、CRIC)、「契約の教科書」(文春新書)ほか。専門は著作権法・芸術文化法。クライアントには各ジャンルのクリエイター、劇場、劇団、プロダクション、出版社、音楽レーベルなど多数。東京藝術大学ほか非常勤講師、think C世話人、国会図書館審議会ほか委員・理事を務める。http://www.kottolaw.com Twitter: @fukuikensaku

heatwave_p2p/ブロガー。ブログ『P2Pとかその辺のお話』(http://peer2peer.blog79.fc2.com/)、『P2Pとかその辺の お話@はてな』(http://d.hatena.ne.jp/heatwave_p2p/)などを運営。国内外のパイラシー問題、海賊党関 連の話題、著作権政策、レコード産業・音楽産業の変遷を中心にウォッチしている。Twitter:@heatwave_p2p


野田 威一郎

TUNECORE JAPAN 代表取締役/Wano株式会社 代表取締役

1997に香港返還とともに日本に生還。慶応義塾大学卒業。株式会社アドウェイズでディビジョンマネージャーとして上場を経験後、日本のクリエイターの地位向上を実現するため株式会社Wanoを設立、2009年に代表取締役に就任。20122TUNECOREJAPAN設立、荒波に飲まれ、揉まれながら日々精進中。合言葉は 「優しくクリックで音を世界へ」http://tunecore.co.jp/

DJ KEN-ONE

2000年、世界的な規模のDJバトル=DMC初出場にして日本2位。そのスクラッチスキルは世界の最先端を行く。世界最高のスクラッチDJと呼ばれるQ-BERTが発売したDVD DJ Q-BERT LIVE,Turntable T.V DX」にも日本人スクラッチDJ代表として出演。Youtubeでも話題を呼んでいるそのライブスタイルは、1ターンテーブルのみを使い、足元にフットサンプラーを置き、エフェクトをかけたスクラッチを多重録音する事により音楽を構築していく、新しい形のスクラッチミュージックを目指している。海外のライブは2005年にイタリア、2008年には上海でのライブを経験。その他、海外のターンテーブリストのコンピレーションアルバムに楽曲を提供するなどワールドワイドに活動中。

ここでしか観ることのできない作品もあるので、みなさま、ぜひ足を運んでみてください!

【受付終了】第2回CCサロン:ファブラボ×フリーカルチャー [7月7日開催]

※定員に達したため、本イベントの受付は終了しました。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)は、オープン・カルチャーに関する新しい「対話の場」、「学びの場」の試みである「CCサロン」の第2回目を開催いたします。
第1回目は、NOSIGNERの太刀川英輔さんをゲストに迎え、「オープン・カルチャーとデザインの役割」をテーマに、参加者とスピーカーの垣根なく盛り上がりを見せました。

第2回の今回は、初の単著『FabLife』を上梓したばかりのファブラボ・ジャパン発起人であり慶応義塾大学SFC准教授の田中浩也さんを招いて、こちらも初の単著『フリーカルチャーを作るためのガイドブック クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』を上梓したCCJP理事であるドミニク・チェンと、オープンソースとパーソナル・ファブリケーションの接合点が、世界をどのように変容させていくのか、人々の思想・価値観をどのように変えていくのか、等を中心に対話します。いま最も勢いのある2人のトークには、これからの未来を問う何かが潜んでいるはずです。

ぜひこの機会にCCサロンに参加して、いま世界で起こっているアツいムーブメントの風を感じてみてはいかがでしょうか?みなさま、ぜひお誘い合わせのうえ、下記リンク・ページよりお申込みください。

<開催概要>

日時: 2012年7月7日(土) 16:00-17:30 (開場15:45)
場所: 株式会社ロフトワーク 10F  http://www.loftwork.jp/profile/access.html

※ご来場の際は、エレベーターで直接10階まで上がってください。

トーク: 田中浩也(ファブラボ・ジャパン)、ドミニク・チェン(CCJP)

司会:水野祐(CCJP)

定員:40人 50人(*先着順。定員に達した時点で、受付を締め切らせていただきます。)

ご好評につき、人数を増やしましたが、お早めにお申し込みください。

参加費: 投げ銭方式(集まったお金はゲストへの謝礼およびCCJP運営費用として活用させていただきます。)
<申込み方法>

申し訳ございませんが定員に達したため、申し込みは終了いたしました。

書籍紹介:FabLife – デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」

慶應義塾大学環境情報学部准教授・ファブラボジャパン発起人(ファウンダー)である田中浩也氏による書籍『FabLife – デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」』(オライリー・ジャパン)が刊行されました。

本書では、「デジタルなものづくり」における情報やプロセスの共有方法の一端としてクリエイティブ・コモンズにも言及されており、今後のハードウェアやデザインにおけるオープン化の運動の中心となる国際的なネットワークFabLab(ファブラボ)の現場の熱気が克明に綴られています。

クリエイティブ・コモンズのチェアマンを務める伊藤穣一が所長も務めるMITメディアラボの人気授業「(ほぼ)なんでもつくる方法」体験記と、インド、ボストン、アムステルダム、鎌倉、つくばなど世界各地のファブラボのユニークな活動の様子を中心に、このムーブメントの最前線が紹介され、その社会に与える影響について考察されています。クリエイティブ・コモンズと並行して、エンジニア、デザイナー、アーティスト、ハッカーなど多様な人々が支持し、成長を続けるこのムーブメントについて知りたい、参加したいと考えるすべての方におすすめします。

『FabLife――デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」』(オライリー・ジャパン)
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873115559/