ブログ

アルゼンチンでも新たにCCチームが発足しました

Argentina Flag / quimpg / CC BY

Argentina Flag / quimpg / CC BY

今回は、CCファミリーの新しいメンバーをご紹介したいと思います。このお知らせまでに数ヶ月の時間がかかってしまいましたが、遂にここでCCアルゼンチンが新たにアフィリエイトに加わったことをご報告いたします。

新しいアルゼンチン・チーム(ウェブサイトはこちら/CC wikipageはこちら)は、パートナーであるWikimedia ArgentinaFundación Vía Libre からBeatriz Busaniche氏とPatricio Lorente氏を理事に迎えて昨年末に発足しました。この2つの組織は、ラテン・アメリカにおけるオープンコミュニティーとしては非常によく知られています。まず、Wikimedia ArgentinaはアルゼンチンのWikimediaコミュニティーを支援し、フリー・コンテンツとwikiカルチャーの普及のためのプロジェクトを奨励・推進しています。一方、非営利団体 Fundación Vía Libreは、フリー・ソフトウェア・コミュニティーと共に密接に連携し、知識の拡散や今後も持続的に発展できるような環境作りに尽力しています。その中でもとりわけ、FLOSSWorld(オープンソース/フリーソフトウェアに関する調査を行い、その分野での国際協力を促進するためにヨーロッパで発足。世界各国をパートナーにして活動する機関)や*Science, Education and Learning in Freedom (SELF)プロジェクトへの共働に力を入れ活動しています。

そして、この新チームと共に、アルゼンチンでは、いくつかエキサイティングなイベントが開催されました。今月8日には、Wikimedia ArgentinaとLa Facultad Latinoamericana de Ciencias Socialesが協力し、Centre National de la Recherche Scientifiqueの教授であり、CCフランスの法務担当理事でもあるMalanie Dulong de Rosnay氏と朝食会を主催しました。このイベントのテーマは、「パブリック・ドメインとなった作品のデジタル化についての法的課題」でした。また、この1週間後、サンティアゴで行なわれた第一回Latin American GLAM-Wikiのイベントでは、Malanie氏とBeatriz氏がCCチリのClaudio Ruiz氏と共に出席しました。

この一連のイベントは、アルゼンチンのドキュメンタリーフィルムRuna Kuti: Indigenas Urbanosが新たにCCライセンスで発表され、様々なフィルム・フェスティバルで上映されるようになった、わずか数週間後に行われました。CC:表示-非営利-改変禁止(BY-NC-ND)ライセンスがつけられたこの映画は、ブエノスアエレスに住むアルゼンチン先住民の生活に焦点をあてた内容となっています。

今回、新たにアルゼンチンをCCアフィリエイトとして迎えられたことは非常に喜ばしいことです。私たちは皆さんと共に、アルゼンチンにおけるCC、そしてあらゆることのオープン化に取り組むことを楽しみにしています。

*Science, Education and Learning in Freedom (SELF): ヨーロッパ委員会によって資金援助されている国際的プロジェクト。クリエイティブな提携、教材の共有、フリー・ソフトウェアやオープン・スタンダードに力を入れた継続的な指導を促進するプラットフォームを開発している。

原文: A new CC team for Argentina
http://creativecommons.org/weblog/entry/31635
公開日時: 2012年3月6日
BY Jessica Coates (Affiliate Network Coordinator)

NASAが、オープンソース・コミュニティの共有と協働を目的として、code.nasa.govを開始しました

Image by opensource.com

Image by opensource.com

昨年のオープン・ガバメント計画の発表、そしてオープンソース・サミットに続き、NASAが “オープン・ソースに関する活動の持続・一体化・拡張” を目的としたcode.nasa.govを開始しました。

このウェブサイトは、まだ “初期のα版” ではありますが、NASAのオープンソース計画を閲覧することができます。その他にも、どのようにNASAはオープンソースに貢献しているか?そして、皆さんがソースのオープン化に貢献したいと考えた際、何から始めたらよいか?といった情報も知ることができます。ウェブサイトには数々の計画が掲載されており、現在そのうちの4つ(2012年3月26日現在では7つに増えています)についてはリンクが有効となっています。また、これらは全てGithub上で公開されています。

NetworkWorldでRikki Endsley氏が指摘しているように、code.nasa.govからの情報を待っている間、open.nasa.govからの情報でもたくさんのことを知ることができます。ここは、開発者でない人々も参加可能な、 広く一般の人が参加できることを目的としたサイトです。NASAは1958年の設立以来、これまでも、一般の人々が広く参加でき、オープンな存在であるよう尽力してきました。これは、“情報を最大限広く、現実的に、適切に普及する”よう促したNASA設立時の憲章に基づいて行われていることです。

Ames Research Centerにあるオープン・ガバメント・オフィスのWilliam Eshagh氏は、今回のcode.nasa.govの開始について、ブログで以下のように述べています。

「第2フェーズは、NASAにおけるオープンソースのコンセプト、政策、そしてプロジェクトといった現在盛んに議論されている事項について、じっくり議論できるようなフォーラムの提供に焦点を当てたものになるでしょう。そして、第3フェーズにおいては、一般的に使えるような、ツールやメカニズムの開発プロジェクトに移行します。それは例えば、バージョン・コントロール、イシュー・トラッキング、継続的な統合作業、ドキュメンテーション、コミュニケーション、そしてプランニング/マネジメントなどのようなことです。この段階では、我々は、オープン化への負担を軽くするツールやサービス、プロセスの連鎖などを作り出し、またそれらの実現を手伝う役割を担っていくことになるでしょう。」

この投稿の最後の段落で、彼はNASAにとってのオープン化が成功する秘訣と今後の可能性について核心に迫っています。

我々は、明日の宇宙や科学のシステムはオープン化によって作られ、code.nasa.govはその達成のために不可欠なものであると信じています。私たちの使っているコード(文字や記号、数字などをコンピューターが識別するためにまとめられた符号である文字コード)は、いつの日か我々の太陽系だけにおさまらず、エイリアンが住む他の惑星へまでも広まるでしょうか?私たちはこれを実現させようとしており、皆さんの援助があれば、達成できると考えています。

上記の内容に関して、アイデアをお持ちの方は、opengov@nasa.govまでご連絡ください。

原文:NASA launches code.nasa.gov to share and collaborate further with open source community
http://opensource.com/life/12/1/nasa-launches-codenasagov-share-and-collaborate-further-open-source-community
公開日時: 2012年1月5日
BY Ruth Suehle (Red Hat)

(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

連邦政府機関は情報の透明化にどのように取り組み、どのような恩恵を得ることができるか

Image by opensource.com

昨年10月に完成した文献「透明化を達成するための手引き: 連邦政府機関は情報の透明化にどのように取り組み、どのような恩恵を得ることができるか」がついに公表されました。この手引きは米国政府の“人的支援”機関である米国人事局(旧 米国国家公務員任用委員会)の支援によって作られました。

情報の透明化(情報やデータの自由かつオープンな共有)とは、情報の出所が民間機関であるか?公共機関であるか?ということに関係なく、根本的な民主主義的価値を有します。そして、それは主要な科学的データだけでなく、組織的な取り組みに関するデータや情報を含むものです。

具体的に言うと、オープン・ガバメントの活動においては、オープンソースが重要な役割を果たします。オープンソース・ソフトウェアは、定義の上では、まさに透明化そのものといえるでしょう。それはオープンソース・ソフトウェアも、ユーザから成る民主主義的なコミュニティーによって開発され、平等な方法により共有されてきたものだからです。

加えて、予算の制約により、政府が技術環境に応じたダイナミックな変化に対応することに制約がある場合であっても、オープンソース・ソフトウェアはその対応やそれに付随する取引費用を最小限に抑えてくれます。

そこでキーポイントとなvる法的・技術的・予算的な課題については、今回ご紹介した文献の第4章「透明性の制約」で概説されています。情報の透明化(あるいは開示)のために、私もボランティアとしてこの第4章を執筆しています。

民間機関における透明化への取り組みは、営利企業と非営利団体それぞれの実績に対する確たる評価に関し、重要な情報とデータを公開することに焦点をあてています。一方、公共機関において、オープン・ガバメントは政府業務の透明性向上に努めています。これにより、政府と国民は、意図する政策を達成するために、政府のプログラムが効率的かつ効果的に行われているか、十分な情報を得たうえで判断をすることができます。第3代アメリカ合衆国大統領トーマス・ジェファーソンは、そのような情報の透明化が 「議会の議員、そして合衆国の人々1人1人が政府の権限濫用を把握・調査することを可能にし、結果として政府のコントロールをも可能にする」 (Jefferson, 1802, as quoted in Rawson and Miner, 2006)と透明化の正当性を述べています。

皆さんは、これらの話題や政府の透明化についてどのようにお考えですか?

原文: How federal agencies can implement and benefit from transparency
http://opensource.com/government/11/10/how-federal-agencies-can-implement-and-benefit-transparency
公開日時: 2011年10月31日
BY Tom Moritz (Project Director at Sonoma Valley Heritage Coalition)

(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

Media That Matters Festivalが皆さんからのエントリー受付中です

今回で12周年を迎えるArts Engine主催 Media That Matters Festivalでは、現在ショートフィルム部門のエントリーを受け中です。Media That Mattersは“大きなメッセージ性のあるショートフィルムを上映するプレミア・ショーケース”であることに加え、世界中の教育者・活動家・非営利団体などと映画制作者が繋がる機会を提供し、社会変化をもたらすための手助けになります。選ばれた作品は、秋のフェスティバルで上映され、“個人の鑑賞とオンライン・ストーリーミングを融合させるマルチ・プラットフォーム・キャンペーン”として特集されます。そして、作品はCCライセンスCC:表示-非営利-改変禁止(CC BY-NC-ND)のもと公開されることになっています。

エントリーにあたり、提出作品は以下の条件を満たす必要があります:

ショートフィルム: 最長12分のもの。8分程度のものが望ましい。

作品形式    : ドキュメンタリー、物語、アニメーション、ミュージックビデオ、公報、ドラマ、コメディー、混成作品、その他あなた独自の作品形式など、全てのスタイルでエントリー可能。創造性に富んでいるものは大歓迎です。ただし、社会問題に焦点をあてた作品であることは必須。

社会問題の内容 : あらゆる社会問題が対象です。

年齢      :年齢制限なし。誰でもエントリーしていただけます。

次回の応募締め切りは来月4月20日ですが、その後も最終締切2012年5月1日までご応募いただけます。http://www.mediathatmattersfest.org/submitへアクセスし、作品を提出してください。質問はfestival@artengine.netまでどうぞ。

原文: 12th Annual Media That Matters Festival – Call for Entries!
http://creativecommons.org/weblog/entry/31477
公開日時: 2012年2月1日
BY Jane Park (Communications Manager)

ついにWired.comがCCライセンス(CC BY-NC) で写真を公開

昨年11月、Wired.comよりCCライセンス採用の嬉しい知らせが入りました。その内容とは、Wired.comスタッフによって制作された写真をCC:表示-非営利(CC BY-NC)のもと公開するというものです。Wired.com編集者長 Evan Hansen氏は言います。

「クリエイティブ・コモンズは発足10周年を迎え、“some rights reserved (限定された権利のみを主張するライセンス形式)”でコンテンツを発表するというシンプルな考えは、オンライン共有に革命をもたらし、リミックス・カルチャーを盛り上げる火付け役となりました。そしてWired.comの運営にあたり、 長年私たち編集スタッフはCCライセンスのつけられた写真を利用してきました。これまで写真を提供し共有してくれた方々に感謝すると共に、次は私たち自身のコンテンツを共有しようという決定に至ったのです。」

このようにオープン化の力に理解を示してくれたWire.comには、クリエイティブ・コモンズより感謝の言葉を返したいと思います。Wired.comはテクノロジー界全体におけるリーダーであり、オンライン出版業界における先駆者です。今回のWired.comのように、その他の人でも、クリエイティブ・コモンズにより共有されることになった豊富なコンテンツを利用すること・また共有できるようにコンテンツを提供すること、この両方の価値を見出してもらえることを私たちCCは目指しています。

少し詳しい話をすると、Wired.comは新しいラインセンス・ポリシーのスタートを記念して、Wired.comサイト内で過去に掲載された50枚の写真(Steve Jobs・Woz・Mark Zuckererg・Stennteve Ballmer・Trent Reznor・JJ Abramsなどの著名人も含まれています)のポートレート写真ギャラリーをCCライセンスで公開しました。より高解像度の写真はWired’s Flicker streamでご覧いただけます。

Trent Reznor / Jon Snyder/Wired.com / CC BY-NC

Trent Reznor / Jon Snyder/Wired.com / CC BY-NC

出版社や報道機関はオープン・ライセンスを利用することで、驚くほどのチャンスを得ることができると我々は考えています。Wiredは今回の貢献によって、CCライセンスをつけ、興味深く重要なリソースを共有している Al JazeeraPropublicaGOODのような著名なニュース・コンテンツ組織の一員となるのです。

そしてジャーナリズムその他分野におけるCCライセンスの利用も、その他数多くのCCの活動も、皆さまからの寄付のおかげで実現しています。クリエイティブ・コモンズは非営利団体ですので、これをお読みの皆さまの中に私たちの活動に共感していただける方がいらっしゃるなら、キャンペーンへのご協力をお願いいたします。

同様に、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンも皆さんからの支援を必要としています。私たちの理念に賛同し、より豊かな情報社会の構築に貢献したいとお考えの方はこちらよりサポートをお願いいたします。

原文: Wired.com now releasing photos under CC Attribution-Noncommercial
http://creativecommons.org/weblog/entry/30274
公開日時: 2011年11月7日
BY Jane Park (Communications Manager)

新プラットフォーム“Booktype”なら、本の共同制作・編集がオンラインで簡単にできます

Image credits: limaoscarjuliet

Image credits: limaoscarjuliet

これまで本の制作において、自分以外の作家・編集者・書籍制作関係者と共同制作・編集したことがある方なら、そのような作業が簡単なものではないことをご存知でしょう。また、このような経験がなくとも、ワープロソフトで複数の文章を1つにまとめようとした経験があるなら、同類の難しさを感じたはずです。

今回は、先月中旬に行なわれたO’Reilly Tools of Change会議において発表された、Booktypeと呼ばれる新しいプラットフォームをご紹介したいと思います。このプラットフォームは、コンテンツの編集や出版を行う上での共同制作を促進する目的で開発されました。

この本に関するオープン・ソース・プラットフォームには、著作者にとって魅力的な機能がたくさん備わっています。

  • 印刷・Amazon・iBooks・ほとんどの電子書籍(pdf・epub・mobi・odt・htmlなど)といった、様々な読者のタイプに合わせた形式に対応 。
  • 用途に応じた目次・章立て・ページ番号・およびフォーマットの設定、および共同制作・編集を容易にするインターフェイス。
  • 執筆が終わると即座にLulu.com・Amazon・iBooksへ出版可能。
  • ライセンスの帰属表示とライセンスのトラッキング(利用者の行動を記録・追跡するなど、情報を継続的に収集・監視する機能)が可能。1冊の本に複数のライセンスを使うことも可能。
  • バージョン管理(コンピュータ上で作成、編集されるファイルの変更履歴を管理するためのシステム)
  • 翻訳機能・現地語化するための枠組みの設定。

このシステムは、*FLOSS Manualsのプラットフォームに基づいています。これは、Booktypeに馴染みがあったり、すでに利用してい多言語の寄稿者が大勢いるこということを意味します。

*FLOSS Manuals- オランダに本拠地を置く非営利財団。2006年設立。フリーソフトウェアの使い方について質の高い文書を制作することに取り組んでいる 。

原文: Booktype makes book collaboration web-based and simsple
http://opensource.com/life/12/2/booktype-makes-book-collaboration-web-based-and-simple
公開日時: 2012年2月21日
BY Ruth Suehle (Red Hat)(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

DUBLAB & Digital Harinezumi presents “LIGHT FROM LOS ANGELES”

DUBLAB & Digital Harinezumi presents
“LIGHT FROM LOS ANGELES” (Tokyo Event)

3月9日~3月31日

月曜日から土曜日までの7:30 PM – 10:00 PM

場所 :Shower Room Factory
3F Grava Daikanyama, 1-1 Daikanyama, Shibuya, Tokyo 150-0034
tel 03-5428-5573

全15本、トータルで1時間の映像/音楽作品です。
連日20時から続けて2回上映。途中入場可。入替なし。入場無料!
ずっと通して観ても、仕事が遅くなっても途中からでも大丈夫。
思い思いに、何度でも楽しみにきてほしい。
※ちょっとした飲み物、PoweShovelBook、Audioの関連商品、もちろんDigital Harinezumi3.0も販売。
※毎週日曜日はお休みです。お気をつけください。

DUBLAB & Digital Harinezumi present…
LIGHT FROM LOS ANGELES: sights and sounds of golden creativity

光は我々に届けられたり
MUSIC CINEMAプロジェクト「LIGHT FROM LOS ANGELES」。
あまりに自由、あまりに音楽的、あまりにハッピーな、DUBLAB流サイケデリックオペラ!


Digital Harinezumi meets FUNKY LOS ANGELES !
デジタルハリネズミとDUBLABは前から縁があって、当然のように、ビデオと音楽で何かやろうという話になった。DUBLABの周辺はアーチストでいつもいっぱいだから、デジタルハリネズミで撮った映像に音楽をつけるというプロジェクトは知らないうちにどんどん広がった。このまま終わらない永遠に続くプロジェクトになりそうなところで、FROSTYDUBLAB代表)は、このプロジェクトに「LIGHT FROM LOS ANGELES」という名前を与えたもうた。全世界のあらゆる音を飲み込む彼らのスタイルは音楽/映像作品になっても健在だ。この混沌としたパワーは、今の我々にこそ必要なのだ。光は我々に届けられたり!あまりに自由、あまりに音楽的、あまりにハッピーな、DUBLAB流サイケデリックオペラ!諸君、マックス楽しんでくれたまえ!

L.Aで生まれたこのあまりに自由で楽しいオーディオ/ビジュアル作品たちは,クリエイティブ・コモンズ・ライセンスによって,著作権の縛りからも自由になった。この映像作品は決して完結したものではない。その豊かな才能をシェアし,再利用されながら,まるで生き物のように有機的に進化する。このようなインスピレーションに満ちた創造の連鎖を作り上げていくための仕組みがデジタル時代の著作権システム“クリエイティブ・コモンズ・ライセンス”である。Light From Los Angelesの利用条件は,商用利用をしないこと,作者のクレジットをすることの二点。この二点を守れば,著作権法上禁止されている複製や改変も自由である。是非,dublabとデジタルハリネズミとのこのオープンなセッションに参加し,一緒に楽しんでほしい。
【参加アーチスト】
Butchy Fuego
Carlos Niño & Miguel Atwood-Ferguson
Dntel
ESP
Farmer Dave Scher
Julia Holter + Nite Jewel
Languis
Lucky Dragons
Onkyovizion
Ras G
Sun Araw
Suzanne Kraft + Brogan Bentley
Sweatson Klank
Teebs + yuk.
the Long Lost
【dublabからのメッセージ】

the Light From Los Angelsインスピレーションが充満した都市、L.Aから生まれた活気あふれるクリエイティビティのドキュメントであり、これは光輝くウェイヴを生み出すアーティストたちのオーディオ/ビジュアル的スナップショットだ。
私たちが招いたお気に入りのミュージシャンたちは、それぞれ、オリジナルサウンドを創り、デジタルハリネズミを使用した映像作品を創った。
デジタルハリネズミは、L.A.の魔法の光をキャプチャーするパーフェクトなツールだった。
完成した映像作品は、見るたびに、組み替え可能な映像体験なのだ。
Light From Los Angelsの音や映像はクリエイティブコモンズライセンス表示非営利ライセンスで公開され、オープンで非営利的な配布、そして素材の再利用が許可されている。
プロジェクトにインスピレーションを受けたなら、是非、素材を再構築して、斬新で、クールな作品を創りだして欲しい。
私たちのゴールは、この場所から、親密でアーティスチックな影響を発信していくこと。
そして、様々な人にクリエイトしたいという、インスピレーションを与えることだ。
the Light From Los Angels
は、最高のクリエイティブコミュニティーの光放つ反射のようだ。

書籍紹介:デジタルコンテンツ法制―過去・現在・未来の課題

masuda-ikegai-book

クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの理事である生貝直人と事務局スタッフである増田雅史弁護士の共著『デジタルコンテンツ法制―過去・現在・未来の課題』(朝日新聞出版)が刊行されました。ネットの世界では日々新しいサービスが生まれ、デジタルコンテンツのビジネス環境は時々刻々と変化しており、コンテンツ産業における法と政策の重要性は増す一方であり、今やその知識は必要不可欠となっています。新進気鋭の弁護士と研究者である著者たちが、デジタルコンテンツ法制の発展の歴史、そして将来の
動向を分かりやすく解説します。クリエイティブ・コモンズもその一片を担う現代の情報政策と法制度を俯瞰する上で参考となる本書をぜひご一読ください。

『デジタルコンテンツ法制―過去・現在・未来の課題』(朝日新聞出版)
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=13565

図書館ポータルサイト“ヨーロピアナ”に新機能 : マップ検索・ディスプレイ

CCJPブログでも言及する機会の多い図書館ポータルサイト“ヨーロピアナ(Europeana)”。先月もデジタル新聞を提供するプロジェクト“European Newspapers”を開始するなど、その勢いはとどまることを知りません。今回はこのヨーロピアナに新しく追加された機能のご紹介です。

「皆さんがオンライン検索する時、その探していたものがどこにあるのかわかりますか?」そして「皆さんの身近にあるものはあったでしょうか?」-これら質問には、ヨーロピアナ・ポータル最新機能を利用し回答することができます。これまでヨーロピアナの開発部では、マップ上で検索結果の位置情報とプレビューを確認することができる新しい相互検索・ディスプレイ機能の開発に力を注いできました。

検索クエリーから検索結果トップ1000件が多層化された地図(OpenStreetMap・Google Physical・Google Street・Google Hybrid・Google Satellite)に自動的に分布・表示されます。検索アイテムは紫色のサークルによって表示され、地域あたりの検索結果数が多ければ多いほど、大きいサークルで表されます。そして利用者が興味のあるエリアや地域を拡大すると、サークルが細分化され、より正確に検索結果を表示します。さらに、サークルをクリックすると別のディスプレイが開き、検索アイテムの特定場所・ タイトル表示・地理座標を表示します。また、タイトルをクリックすれば、オーバーレイとアクセス記録を残すことなく、フルページ表示で結果を閲覧することができます。このマップはタッチやスワイプにも反応するので、iPadやAndroidタブレットなどのデバイスからの新しいマップと連動することも可能です。

1つ1つのアイテムは、所在地の座標に基づいて位置表示されます。現段階では、全てが地理座標を持ち合わせているわけではなく、今後ヨーロピアナが継続的に新アイテムを追加し、コンテンツ提供者とともに蓄積された情報をより強化していくようになっています。検索した際には、ページの上左端にある地球儀マークをクリックすることで直接開くことも可能です。今回の新機能をお試しになる際には、以下のような検索ワードを利用するとよいでしょう。(検索中に何かしら不具合が生じた場合には、アップデートを有効にするためにブラウザーのキャッシュを消去してみて下さい)

 

ヨーロピアナの内容が、利用者の皆さんにとって身近なものとなれば嬉しく思います。今回の新しいマップ検索・ディスプレイに関して感想をお待ちの方は、是非ご連絡下さい。これは、これから皆さんと共有しようとしている数々の新機能の中のほんの一部ですので、今後ヨーロピアナのブログで発表される内容についてもご期待ください。

原文:New Feature: Map Search and Display
http://blog.europeana.eu/2012/02/new-feature-map-search-display/
公開日時: 2012年2月17日
BY Neil Bates (Junior Marketing Specialist)

(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

 

データ/データベースに関する新しいFAQ

これまで私たちCCは、データベースに関して様々な検証を行なってきました。その結果、データやデータベースに関して、CCライセンスがどのように機能するか、を説明した詳細なFAQを発表することにしました。

これらのFAQは以下を目的としています:

  1. ライセンサー(使用許諾を与える人)に対し、対象データ/データベースが利用される際、ライセンス条件が満たされない場合もありうるという警告。
  2. CCライセンスはライセンシー(使用許諾を受ける者・使用権の取得者)が、法律によって守られている権利に基づいて作品を使用することについては制限を受けないということを改めて明示すること。
  3. CCライセンスver.3.0の独自データベース権への適用についての混乱解消。

これらの目的を達成するFAQをつくるため、CCは以下の事項を重要視しました。

  • 前提問題である、どの範囲のデータ/データベースが著作権の保護の対象となるか?という質問には残念ながら答えることはできません。その代わり、ライセンサーとライセンシーに向けて、決断を導くための質問を投げかけることができます。
  • 著作権法に関する複雑な法律問題は、データ/データベースだけの問題ではありません(著作権における例外や制約について考える際、どこからが改変なのか、などという課題等も同様の問題だといえます)。データに関するCCライセンスのあり方について過度に複雑に考えたり、説明しすぎたりする前に、この前提を踏まえておくべきです。一方、事実に基づくデータ/データベースに関しては、純粋に著作権法が適用され、利用の制限あることを認識しておく必要があります。そうすれば、作品にCCライセンスをつけることで確保可能な権利が何なのかを、ライセンサーはきちんと理解・判断できるでしょう。
  • ライセンサーが詳しく記述する場合を除き、CCライセンスではデータ/データベースの違いを区別していません。ライセンス条件範囲内の著作権付与可能な全コンテンツは、基本的に同じように取り扱われます。唯一の違いは、法律が著作物の種類に応じて、それぞれに沿った適用がされることです。ただし、この点を重視しすぎると、データ/データベースへのCCライセンスのつけ方について世間一般に誤解を生じかねません。
  • データ/データベースに対し、どのようにライセンスをつけるべきかをCCが説明することは、ライセンスの選択に留まらず、難解な政策決定を迫られることになります。具体的に言うと、CCは現在の過度に制限された国際的な著作権管理体制への不満の声と、権利者ができるかぎりデータをコントロールできるような著作権法の解釈を支持する声との調和を図らなければならないのです。これまでも、CCコミュニティと共に行ってきた広範囲にわたる検討の結果として、データに関する政策決定をしてきました。CCがライセンスVer.4.0に向けて準備を進めている現在、過去5年間に行ってきた政策を踏まえ、これまでの決定を再審査しようとCCコミュニティに働きかけています。Ver.4.0のライセンシング・データベース権について、そしてその他の関連事項についてのディスカッションに今後も協力をお願いします。

ここ数年、データ分野におけるCCの活動を注目あるいは参加したことのある人々にとって、これらFAQは最新のものであり、またScience Commonsが公表したオリジナル・データFAQを更新するものとなります。最初のFAQを公開して以来、法律自体に大きな変化はなかったものの、クリエイティブ・コモンズ(現在はScience Commonsはクリエイティブ・コモンズに完全に統合されている)は、利用者がCCライセンスをどのように採用すべきか、もしくは採用すべきか否かという初期のFAQが焦点をあてていた基本的な質問から発展し、現在は実際どのようにVer.3.0ライセンスがデータベースに対し機能するかを検討しています。

皆さんがデータのライセンシングと向き合う際、この新しいFAQが役に立ち、かつ実際にどのようにライセンスが機能するかを明確にする手助けとなれば嬉しく思います。是非この機会に、皆さんの意見をお聞かせ下さい。

原文: CC releases New Data FAQs
http://creativecommons.org/weblog/entry/31244?utm_campaign=newsletter_1202&utm_medium=blog&utm_source=newsletter
公開日時: 2012年1月11日
BY Sarah Hinchliff Pearson (Senior Counsel)

※この新FAQについては、現時点では、日本語対応しておりません。