オーストラリア放送協会が過去のニュース映像をCCライセンスで発表

ABC Mobile Studio Caravan provided by Australian Broadcasting Corporation / CC BY-SA

ABC Mobile Studio Caravan provided by Australian Broadcasting Corporation / CC BY-SA

アーカイブ、放送局、報道機関によるCCライセンスの利用に興味をもつ皆さんへ、参考になる事例のご紹介です。

先日、 CCオーストラリアは、国内最大の公共放送局・通信社であるオーストラリア放送協会(Australian Broadcasting Corporation / ABC)がWikimedia Commonsを採用すると発表しました。これは、厳選した歴史的に重要なTVニュースCC BY-SAで公開するためのものです。

Wikimediaの資料の多くは、ウェブイサイト「80 days that changed our lives(私たちの生活を変える80日間)」の一部として、ABC開局80周年を記念する一環として、他の記録資料と共に公開されてきました。しかしながら、これは、CCライセンスのもと、二次利用を目的とする多くのニュースや時事報道放送を含む何百もの保存物、網羅的な音声の送受信、ビデオや写真材料を発表してきたABCによる、大掛かりなオープン・アーアカイブ計画のほんの一部です。これは、以前CCライセンスの採用についてご紹介させていただいたABCのソーシャル・メディア・サイトPool上で展開されます。

ABC以外の放送局もCCライセンスで資料を公開していますが、そのプロジェクトが他と違う重要なものになるか否かは、ニュースの質にかかっています。そこで必要なのが、不明瞭な記録資料でも編集前の映像でもなく、ABCのトップ時事報道番組に見られるような、オーストラリア史における大事件を取り上げた洗練されたストーリーなのです。アポロ11号の月面着陸アザリア・チェンバレン失踪事件豪ドルの変動がその例だといえます。異様なほど正確に、現在のインターネット環境を予測した1974年のアーサー・C・クラーク氏の映像も、言うまでもなくその一部です。

そして、Wikimedia Commonsを通した資料の公開は、Wikipediaにおける資料の二次利用を促します。例えば、クリケット・ワールドシリーズの紹介記事です。Wikimediaに記載することで、ABCのウェブサイトに留まらず、かなり広範囲に開けたオーディエンスに向けて情報の発信が可能になり、さらに頒布され広がっていくことが期待されます。ABCイノベーションのディレターであるAngela Clark氏は、プレス・リリースで「Wikimedia Commonsを利用したコンテンツの共有は、より多くの人々にABCのコンテンツを公開するだけでなく、映像の創造性や新規オーディエンス開拓の可能性を促進することに繋がる。」と述べています。

Wikimediaでは、この度の事例について「同ウェブサイトと同じフリー・ライセンスであるCC BY-SAのもと、Wikimedia Commonsで公開された、初の“包括的”放送映像コレクションである」と記載されています。私たちクリエイティブ・コモンズは、今後も今回のような事例をCase Studies wikiに追加していきたいと思います。

原文: Australian Broadcasting Corporation releases archival news footage under Creative Commons
http://creativecommons.org/weblog/entry/32102
公開日時: 2012年3月27日
BY Jessica Coates (Affiliate Network Coordinator)

ラーニング・プラットフォームGoodSemesterがCCを採用

アカデミック・プロダクティビティに焦点をあて、オンラインを利用した教育の向上を図る新しいラーニング・プラットフォームGoodSemester。今回は、GoodSemesterの教育サービスが講義ノートの共有・複製・編集を目的に、クリエイティブ・コモンズを採用したことについて、ご紹介したいと思います。これによって、学習者は、GoodSemesterのラーニング・サービスを通し、CCライセンスのつけられたノートを見つけ、コピーし、修正できるようになりました。つまり、そのノートが直接授業の一部として組み込まれるようになったのです。GoodSemester上で新しく作成されたノートには、CC:表示-継承 (CC BY-SA)がデフォルト・ライセンスとしてつけられます。

初期設定はCC BY-SAですが、利用者はノートの共有はしないという選択もできます。GoodSemesterは、オープンな共有を促すために、ノートにCCライセンスを付けておくとこんなに良いがあるんだとという利点をこれまで示してきました。利用に制約のあるノートは、コピーも共有も編集もすることができません。一方、ノートを共有すれば、学習者は、活動的な他の学習者が参加している活気あるコミュニティーに自ら参加し、OER(Open Educational Resources)を支援するコモンズに貢献する機会を得ることができます。

加えて、GoodSemesterウェブサイトの脚注部分で発表されているように、GoodSemster自体の資料等にも同様にCC BY-SAをつけてリリースしています。

GoodSemesterによるテキストと画像は、オープンライセンスのもと公開されています。それは、私たちがオープン化を推奨・推進しているからです。オープンな学習に対する活動へのサポートを示すため、GoodSemesterによって制作されたGoodSemester上の全テキストと画像は、クリエイティブ・コモンズ・表示-継承のもと公開します。

その他、ツールの有用性やコミュニティーの価値を高めるために、CCライセンスをプラットフォームに取り入れている会社の事例はこちらでもご確認いただけます。

原文: Sharing and remixing class notes on GoodSemester under Creative Commons
http://creativecommons.org/weblog/entry/31889
公開日時: 2012年3月19日
BY Cable Green (Director of Global Learning)

アルゼンチンでも新たにCCチームが発足しました

Argentina Flag / quimpg / CC BY

Argentina Flag / quimpg / CC BY

今回は、CCファミリーの新しいメンバーをご紹介したいと思います。このお知らせまでに数ヶ月の時間がかかってしまいましたが、遂にここでCCアルゼンチンが新たにアフィリエイトに加わったことをご報告いたします。

新しいアルゼンチン・チーム(ウェブサイトはこちら/CC wikipageはこちら)は、パートナーであるWikimedia ArgentinaFundación Vía Libre からBeatriz Busaniche氏とPatricio Lorente氏を理事に迎えて昨年末に発足しました。この2つの組織は、ラテン・アメリカにおけるオープンコミュニティーとしては非常によく知られています。まず、Wikimedia ArgentinaはアルゼンチンのWikimediaコミュニティーを支援し、フリー・コンテンツとwikiカルチャーの普及のためのプロジェクトを奨励・推進しています。一方、非営利団体 Fundación Vía Libreは、フリー・ソフトウェア・コミュニティーと共に密接に連携し、知識の拡散や今後も持続的に発展できるような環境作りに尽力しています。その中でもとりわけ、FLOSSWorld(オープンソース/フリーソフトウェアに関する調査を行い、その分野での国際協力を促進するためにヨーロッパで発足。世界各国をパートナーにして活動する機関)や*Science, Education and Learning in Freedom (SELF)プロジェクトへの共働に力を入れ活動しています。

そして、この新チームと共に、アルゼンチンでは、いくつかエキサイティングなイベントが開催されました。今月8日には、Wikimedia ArgentinaとLa Facultad Latinoamericana de Ciencias Socialesが協力し、Centre National de la Recherche Scientifiqueの教授であり、CCフランスの法務担当理事でもあるMalanie Dulong de Rosnay氏と朝食会を主催しました。このイベントのテーマは、「パブリック・ドメインとなった作品のデジタル化についての法的課題」でした。また、この1週間後、サンティアゴで行なわれた第一回Latin American GLAM-Wikiのイベントでは、Malanie氏とBeatriz氏がCCチリのClaudio Ruiz氏と共に出席しました。

この一連のイベントは、アルゼンチンのドキュメンタリーフィルムRuna Kuti: Indigenas Urbanosが新たにCCライセンスで発表され、様々なフィルム・フェスティバルで上映されるようになった、わずか数週間後に行われました。CC:表示-非営利-改変禁止(BY-NC-ND)ライセンスがつけられたこの映画は、ブエノスアエレスに住むアルゼンチン先住民の生活に焦点をあてた内容となっています。

今回、新たにアルゼンチンをCCアフィリエイトとして迎えられたことは非常に喜ばしいことです。私たちは皆さんと共に、アルゼンチンにおけるCC、そしてあらゆることのオープン化に取り組むことを楽しみにしています。

*Science, Education and Learning in Freedom (SELF): ヨーロッパ委員会によって資金援助されている国際的プロジェクト。クリエイティブな提携、教材の共有、フリー・ソフトウェアやオープン・スタンダードに力を入れた継続的な指導を促進するプラットフォームを開発している。

原文: A new CC team for Argentina
http://creativecommons.org/weblog/entry/31635
公開日時: 2012年3月6日
BY Jessica Coates (Affiliate Network Coordinator)

NASAが、オープンソース・コミュニティの共有と協働を目的として、code.nasa.govを開始しました

Image by opensource.com

Image by opensource.com

昨年のオープン・ガバメント計画の発表、そしてオープンソース・サミットに続き、NASAが “オープン・ソースに関する活動の持続・一体化・拡張” を目的としたcode.nasa.govを開始しました。

このウェブサイトは、まだ “初期のα版” ではありますが、NASAのオープンソース計画を閲覧することができます。その他にも、どのようにNASAはオープンソースに貢献しているか?そして、皆さんがソースのオープン化に貢献したいと考えた際、何から始めたらよいか?といった情報も知ることができます。ウェブサイトには数々の計画が掲載されており、現在そのうちの4つ(2012年3月26日現在では7つに増えています)についてはリンクが有効となっています。また、これらは全てGithub上で公開されています。

NetworkWorldでRikki Endsley氏が指摘しているように、code.nasa.govからの情報を待っている間、open.nasa.govからの情報でもたくさんのことを知ることができます。ここは、開発者でない人々も参加可能な、 広く一般の人が参加できることを目的としたサイトです。NASAは1958年の設立以来、これまでも、一般の人々が広く参加でき、オープンな存在であるよう尽力してきました。これは、“情報を最大限広く、現実的に、適切に普及する”よう促したNASA設立時の憲章に基づいて行われていることです。

Ames Research Centerにあるオープン・ガバメント・オフィスのWilliam Eshagh氏は、今回のcode.nasa.govの開始について、ブログで以下のように述べています。

「第2フェーズは、NASAにおけるオープンソースのコンセプト、政策、そしてプロジェクトといった現在盛んに議論されている事項について、じっくり議論できるようなフォーラムの提供に焦点を当てたものになるでしょう。そして、第3フェーズにおいては、一般的に使えるような、ツールやメカニズムの開発プロジェクトに移行します。それは例えば、バージョン・コントロール、イシュー・トラッキング、継続的な統合作業、ドキュメンテーション、コミュニケーション、そしてプランニング/マネジメントなどのようなことです。この段階では、我々は、オープン化への負担を軽くするツールやサービス、プロセスの連鎖などを作り出し、またそれらの実現を手伝う役割を担っていくことになるでしょう。」

この投稿の最後の段落で、彼はNASAにとってのオープン化が成功する秘訣と今後の可能性について核心に迫っています。

我々は、明日の宇宙や科学のシステムはオープン化によって作られ、code.nasa.govはその達成のために不可欠なものであると信じています。私たちの使っているコード(文字や記号、数字などをコンピューターが識別するためにまとめられた符号である文字コード)は、いつの日か我々の太陽系だけにおさまらず、エイリアンが住む他の惑星へまでも広まるでしょうか?私たちはこれを実現させようとしており、皆さんの援助があれば、達成できると考えています。

上記の内容に関して、アイデアをお持ちの方は、opengov@nasa.govまでご連絡ください。

原文:NASA launches code.nasa.gov to share and collaborate further with open source community
http://opensource.com/life/12/1/nasa-launches-codenasagov-share-and-collaborate-further-open-source-community
公開日時: 2012年1月5日
BY Ruth Suehle (Red Hat)

(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

連邦政府機関は情報の透明化にどのように取り組み、どのような恩恵を得ることができるか

Image by opensource.com

昨年10月に完成した文献「透明化を達成するための手引き: 連邦政府機関は情報の透明化にどのように取り組み、どのような恩恵を得ることができるか」がついに公表されました。この手引きは米国政府の“人的支援”機関である米国人事局(旧 米国国家公務員任用委員会)の支援によって作られました。

情報の透明化(情報やデータの自由かつオープンな共有)とは、情報の出所が民間機関であるか?公共機関であるか?ということに関係なく、根本的な民主主義的価値を有します。そして、それは主要な科学的データだけでなく、組織的な取り組みに関するデータや情報を含むものです。

具体的に言うと、オープン・ガバメントの活動においては、オープンソースが重要な役割を果たします。オープンソース・ソフトウェアは、定義の上では、まさに透明化そのものといえるでしょう。それはオープンソース・ソフトウェアも、ユーザから成る民主主義的なコミュニティーによって開発され、平等な方法により共有されてきたものだからです。

加えて、予算の制約により、政府が技術環境に応じたダイナミックな変化に対応することに制約がある場合であっても、オープンソース・ソフトウェアはその対応やそれに付随する取引費用を最小限に抑えてくれます。

そこでキーポイントとなvる法的・技術的・予算的な課題については、今回ご紹介した文献の第4章「透明性の制約」で概説されています。情報の透明化(あるいは開示)のために、私もボランティアとしてこの第4章を執筆しています。

民間機関における透明化への取り組みは、営利企業と非営利団体それぞれの実績に対する確たる評価に関し、重要な情報とデータを公開することに焦点をあてています。一方、公共機関において、オープン・ガバメントは政府業務の透明性向上に努めています。これにより、政府と国民は、意図する政策を達成するために、政府のプログラムが効率的かつ効果的に行われているか、十分な情報を得たうえで判断をすることができます。第3代アメリカ合衆国大統領トーマス・ジェファーソンは、そのような情報の透明化が 「議会の議員、そして合衆国の人々1人1人が政府の権限濫用を把握・調査することを可能にし、結果として政府のコントロールをも可能にする」 (Jefferson, 1802, as quoted in Rawson and Miner, 2006)と透明化の正当性を述べています。

皆さんは、これらの話題や政府の透明化についてどのようにお考えですか?

原文: How federal agencies can implement and benefit from transparency
http://opensource.com/government/11/10/how-federal-agencies-can-implement-and-benefit-transparency
公開日時: 2011年10月31日
BY Tom Moritz (Project Director at Sonoma Valley Heritage Coalition)

(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

Media That Matters Festivalが皆さんからのエントリー受付中です

今回で12周年を迎えるArts Engine主催 Media That Matters Festivalでは、現在ショートフィルム部門のエントリーを受け中です。Media That Mattersは“大きなメッセージ性のあるショートフィルムを上映するプレミア・ショーケース”であることに加え、世界中の教育者・活動家・非営利団体などと映画制作者が繋がる機会を提供し、社会変化をもたらすための手助けになります。選ばれた作品は、秋のフェスティバルで上映され、“個人の鑑賞とオンライン・ストーリーミングを融合させるマルチ・プラットフォーム・キャンペーン”として特集されます。そして、作品はCCライセンスCC:表示-非営利-改変禁止(CC BY-NC-ND)のもと公開されることになっています。

エントリーにあたり、提出作品は以下の条件を満たす必要があります:

ショートフィルム: 最長12分のもの。8分程度のものが望ましい。

作品形式    : ドキュメンタリー、物語、アニメーション、ミュージックビデオ、公報、ドラマ、コメディー、混成作品、その他あなた独自の作品形式など、全てのスタイルでエントリー可能。創造性に富んでいるものは大歓迎です。ただし、社会問題に焦点をあてた作品であることは必須。

社会問題の内容 : あらゆる社会問題が対象です。

年齢      :年齢制限なし。誰でもエントリーしていただけます。

次回の応募締め切りは来月4月20日ですが、その後も最終締切2012年5月1日までご応募いただけます。http://www.mediathatmattersfest.org/submitへアクセスし、作品を提出してください。質問はfestival@artengine.netまでどうぞ。

原文: 12th Annual Media That Matters Festival – Call for Entries!
http://creativecommons.org/weblog/entry/31477
公開日時: 2012年2月1日
BY Jane Park (Communications Manager)

ついにWired.comがCCライセンス(CC BY-NC) で写真を公開

昨年11月、Wired.comよりCCライセンス採用の嬉しい知らせが入りました。その内容とは、Wired.comスタッフによって制作された写真をCC:表示-非営利(CC BY-NC)のもと公開するというものです。Wired.com編集者長 Evan Hansen氏は言います。

「クリエイティブ・コモンズは発足10周年を迎え、“some rights reserved (限定された権利のみを主張するライセンス形式)”でコンテンツを発表するというシンプルな考えは、オンライン共有に革命をもたらし、リミックス・カルチャーを盛り上げる火付け役となりました。そしてWired.comの運営にあたり、 長年私たち編集スタッフはCCライセンスのつけられた写真を利用してきました。これまで写真を提供し共有してくれた方々に感謝すると共に、次は私たち自身のコンテンツを共有しようという決定に至ったのです。」

このようにオープン化の力に理解を示してくれたWire.comには、クリエイティブ・コモンズより感謝の言葉を返したいと思います。Wired.comはテクノロジー界全体におけるリーダーであり、オンライン出版業界における先駆者です。今回のWired.comのように、その他の人でも、クリエイティブ・コモンズにより共有されることになった豊富なコンテンツを利用すること・また共有できるようにコンテンツを提供すること、この両方の価値を見出してもらえることを私たちCCは目指しています。

少し詳しい話をすると、Wired.comは新しいラインセンス・ポリシーのスタートを記念して、Wired.comサイト内で過去に掲載された50枚の写真(Steve Jobs・Woz・Mark Zuckererg・Stennteve Ballmer・Trent Reznor・JJ Abramsなどの著名人も含まれています)のポートレート写真ギャラリーをCCライセンスで公開しました。より高解像度の写真はWired’s Flicker streamでご覧いただけます。

Trent Reznor / Jon Snyder/Wired.com / CC BY-NC

Trent Reznor / Jon Snyder/Wired.com / CC BY-NC

出版社や報道機関はオープン・ライセンスを利用することで、驚くほどのチャンスを得ることができると我々は考えています。Wiredは今回の貢献によって、CCライセンスをつけ、興味深く重要なリソースを共有している Al JazeeraPropublicaGOODのような著名なニュース・コンテンツ組織の一員となるのです。

そしてジャーナリズムその他分野におけるCCライセンスの利用も、その他数多くのCCの活動も、皆さまからの寄付のおかげで実現しています。クリエイティブ・コモンズは非営利団体ですので、これをお読みの皆さまの中に私たちの活動に共感していただける方がいらっしゃるなら、キャンペーンへのご協力をお願いいたします。

同様に、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンも皆さんからの支援を必要としています。私たちの理念に賛同し、より豊かな情報社会の構築に貢献したいとお考えの方はこちらよりサポートをお願いいたします。

原文: Wired.com now releasing photos under CC Attribution-Noncommercial
http://creativecommons.org/weblog/entry/30274
公開日時: 2011年11月7日
BY Jane Park (Communications Manager)

新プラットフォーム“Booktype”なら、本の共同制作・編集がオンラインで簡単にできます

Image credits: limaoscarjuliet

Image credits: limaoscarjuliet

これまで本の制作において、自分以外の作家・編集者・書籍制作関係者と共同制作・編集したことがある方なら、そのような作業が簡単なものではないことをご存知でしょう。また、このような経験がなくとも、ワープロソフトで複数の文章を1つにまとめようとした経験があるなら、同類の難しさを感じたはずです。

今回は、先月中旬に行なわれたO’Reilly Tools of Change会議において発表された、Booktypeと呼ばれる新しいプラットフォームをご紹介したいと思います。このプラットフォームは、コンテンツの編集や出版を行う上での共同制作を促進する目的で開発されました。

この本に関するオープン・ソース・プラットフォームには、著作者にとって魅力的な機能がたくさん備わっています。

  • 印刷・Amazon・iBooks・ほとんどの電子書籍(pdf・epub・mobi・odt・htmlなど)といった、様々な読者のタイプに合わせた形式に対応 。
  • 用途に応じた目次・章立て・ページ番号・およびフォーマットの設定、および共同制作・編集を容易にするインターフェイス。
  • 執筆が終わると即座にLulu.com・Amazon・iBooksへ出版可能。
  • ライセンスの帰属表示とライセンスのトラッキング(利用者の行動を記録・追跡するなど、情報を継続的に収集・監視する機能)が可能。1冊の本に複数のライセンスを使うことも可能。
  • バージョン管理(コンピュータ上で作成、編集されるファイルの変更履歴を管理するためのシステム)
  • 翻訳機能・現地語化するための枠組みの設定。

このシステムは、*FLOSS Manualsのプラットフォームに基づいています。これは、Booktypeに馴染みがあったり、すでに利用してい多言語の寄稿者が大勢いるこということを意味します。

*FLOSS Manuals- オランダに本拠地を置く非営利財団。2006年設立。フリーソフトウェアの使い方について質の高い文書を制作することに取り組んでいる 。

原文: Booktype makes book collaboration web-based and simsple
http://opensource.com/life/12/2/booktype-makes-book-collaboration-web-based-and-simple
公開日時: 2012年2月21日
BY Ruth Suehle (Red Hat)(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

DUBLAB & Digital Harinezumi presents “LIGHT FROM LOS ANGELES”

DUBLAB & Digital Harinezumi presents
“LIGHT FROM LOS ANGELES” (Tokyo Event)

3月9日~3月31日

月曜日から土曜日までの7:30 PM – 10:00 PM

場所 :Shower Room Factory
3F Grava Daikanyama, 1-1 Daikanyama, Shibuya, Tokyo 150-0034
tel 03-5428-5573

全15本、トータルで1時間の映像/音楽作品です。
連日20時から続けて2回上映。途中入場可。入替なし。入場無料!
ずっと通して観ても、仕事が遅くなっても途中からでも大丈夫。
思い思いに、何度でも楽しみにきてほしい。
※ちょっとした飲み物、PoweShovelBook、Audioの関連商品、もちろんDigital Harinezumi3.0も販売。
※毎週日曜日はお休みです。お気をつけください。

DUBLAB & Digital Harinezumi present…
LIGHT FROM LOS ANGELES: sights and sounds of golden creativity

光は我々に届けられたり
MUSIC CINEMAプロジェクト「LIGHT FROM LOS ANGELES」。
あまりに自由、あまりに音楽的、あまりにハッピーな、DUBLAB流サイケデリックオペラ!


Digital Harinezumi meets FUNKY LOS ANGELES !
デジタルハリネズミとDUBLABは前から縁があって、当然のように、ビデオと音楽で何かやろうという話になった。DUBLABの周辺はアーチストでいつもいっぱいだから、デジタルハリネズミで撮った映像に音楽をつけるというプロジェクトは知らないうちにどんどん広がった。このまま終わらない永遠に続くプロジェクトになりそうなところで、FROSTYDUBLAB代表)は、このプロジェクトに「LIGHT FROM LOS ANGELES」という名前を与えたもうた。全世界のあらゆる音を飲み込む彼らのスタイルは音楽/映像作品になっても健在だ。この混沌としたパワーは、今の我々にこそ必要なのだ。光は我々に届けられたり!あまりに自由、あまりに音楽的、あまりにハッピーな、DUBLAB流サイケデリックオペラ!諸君、マックス楽しんでくれたまえ!

L.Aで生まれたこのあまりに自由で楽しいオーディオ/ビジュアル作品たちは,クリエイティブ・コモンズ・ライセンスによって,著作権の縛りからも自由になった。この映像作品は決して完結したものではない。その豊かな才能をシェアし,再利用されながら,まるで生き物のように有機的に進化する。このようなインスピレーションに満ちた創造の連鎖を作り上げていくための仕組みがデジタル時代の著作権システム“クリエイティブ・コモンズ・ライセンス”である。Light From Los Angelesの利用条件は,商用利用をしないこと,作者のクレジットをすることの二点。この二点を守れば,著作権法上禁止されている複製や改変も自由である。是非,dublabとデジタルハリネズミとのこのオープンなセッションに参加し,一緒に楽しんでほしい。
【参加アーチスト】
Butchy Fuego
Carlos Niño & Miguel Atwood-Ferguson
Dntel
ESP
Farmer Dave Scher
Julia Holter + Nite Jewel
Languis
Lucky Dragons
Onkyovizion
Ras G
Sun Araw
Suzanne Kraft + Brogan Bentley
Sweatson Klank
Teebs + yuk.
the Long Lost
【dublabからのメッセージ】

the Light From Los Angelsインスピレーションが充満した都市、L.Aから生まれた活気あふれるクリエイティビティのドキュメントであり、これは光輝くウェイヴを生み出すアーティストたちのオーディオ/ビジュアル的スナップショットだ。
私たちが招いたお気に入りのミュージシャンたちは、それぞれ、オリジナルサウンドを創り、デジタルハリネズミを使用した映像作品を創った。
デジタルハリネズミは、L.A.の魔法の光をキャプチャーするパーフェクトなツールだった。
完成した映像作品は、見るたびに、組み替え可能な映像体験なのだ。
Light From Los Angelsの音や映像はクリエイティブコモンズライセンス表示非営利ライセンスで公開され、オープンで非営利的な配布、そして素材の再利用が許可されている。
プロジェクトにインスピレーションを受けたなら、是非、素材を再構築して、斬新で、クールな作品を創りだして欲しい。
私たちのゴールは、この場所から、親密でアーティスチックな影響を発信していくこと。
そして、様々な人にクリエイトしたいという、インスピレーションを与えることだ。
the Light From Los Angels
は、最高のクリエイティブコミュニティーの光放つ反射のようだ。

書籍紹介:デジタルコンテンツ法制―過去・現在・未来の課題

masuda-ikegai-book

クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの理事である生貝直人と事務局スタッフである増田雅史弁護士の共著『デジタルコンテンツ法制―過去・現在・未来の課題』(朝日新聞出版)が刊行されました。ネットの世界では日々新しいサービスが生まれ、デジタルコンテンツのビジネス環境は時々刻々と変化しており、コンテンツ産業における法と政策の重要性は増す一方であり、今やその知識は必要不可欠となっています。新進気鋭の弁護士と研究者である著者たちが、デジタルコンテンツ法制の発展の歴史、そして将来の
動向を分かりやすく解説します。クリエイティブ・コモンズもその一片を担う現代の情報政策と法制度を俯瞰する上で参考となる本書をぜひご一読ください。

『デジタルコンテンツ法制―過去・現在・未来の課題』(朝日新聞出版)
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=13565