ニュージーランドでは8月下旬、財務・総務大臣が政府の透明化を図る新しい取り組みについての詳細を記した宣言(“Declaration on Open and Transparent Government”)を採択しました。この内閣によって承認された宣言は、ニュージーランド全ての公官庁、警察、国防、参与、そして安全情報局を対象としており、その他の公共事業局に対してもこの流れを促しています。さらには宣言の原則とNZGOALのReview and Releaseプロセスに従い、国家部門機関に対して二次利用のための高い価値のある公共データを精力的に公開するよう促しています。声明に関するその他の情報はCC Aotearoa New Zealand blogで確認することができます。
NZGOAL(the New Zealand Government Open Access and Licensing Framework)とはクリエイティブ・コモンズ・アオテアロア・ニュージーランドによって管理されている、政府のオープンアクセスとライセンシングの枠組みに関する指針であり、“二次利用のために政府が保有するデータを公開する際のデフォルトのライセンスとしてCC:BYライセンスを推奨”しています。NZGOALはCC:BYライセンスを基本とし、この枠組みを通してのライセンシングの実績はopendatastories.orgに記載されています。
一方、AusGOAL(the Australian Government Open Access and Licensing Framework)は、「管轄区域を越えたCIOの委員会」(the Cross-Juriadictional Chief Information Officers Committee)によって国家的に支援そして管理されており、“政府とそれに付随する各部門に対して、公的資金によって作成された情報のオープン・アクセスを用意するためのサポートとガイダンスを提供”しています。AusGOALもNZGOALと同様にデフォルトのライセンスとしてCC:BYライセンスを採用していますが、著作権で保護されたコンテンツにはCCライセンス、著作権で保護されていないコンテンツにはCCパブリックドメインマークを付与することを推奨してます。
By Dr Julius Neubronner (Public domain), via Wikimedia Commons
学者、作家、アーティストの方々が、パブリックドメインの作品(映画・写真・楽曲など)を紹介するウェブサイト“The Public Domain Review”が始まりました。このサイトではパブリックドメイン作品に関する背景、文脈、歴史や評論が記述されています。すでにいくつかの記事が投稿されており、今後も毎週更新される予定です。なお、レビュー記事は一般公募からも受け付けています。