CCHQ

OER universityが正規履修単位として認められるオンライン講座を提供することになりました

認可をうけた総合大学やカレッジ、そして技術専門学校などは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを利用することで、世界中の学生に正式な単位として認められる無料の講義を提供することができ、これらの大学・学校等と国際的なパートナーシップを組むことができます。OER大学(OERu)は、CCライセンスのついた講義の提供により、金銭的に高等教育を受ける余裕のない生徒に対しも、そうでない生徒と同等の学習ができる環境を与えられるようになるでしょう。これは、通常の授業料と比べ、大幅に少ない費用で正規単位を履修することができるようになるからです。OERuは、開発の総経費を削減するために、CCライセンスが採用されている現在のオープン教育リソース(OER)から科目を組み立てます。これを受けて、OERuは全科目につける初期設定ライセンスを、Free Cultural Worksが承認したライセンス(CC BYCC BY-SA)と同じものにしています。

OERu OL2 0 life cycles by J. Murray / CC BY

OERu OL2 0 life cycles by J. Murray / CC BY

OERuの背後にあるOER高等教育ネットワークには、以下のような優れた教育機関が並んでいます。

Athabasca University・BAOU(グジャラートのオープン・ユニバーシティ)・SUNY Empire State College・Nelson Hampshire University・Thompson Rivers University・University of Canterbury・University of South Africa・University of Southern Queensland・University of Wollongong

その他にも、BCcampus (注釈: ICT- Information and Communications Technology-を用いて高等教育を支援する公共団体。バンクーバーに本拠地を置く)とOER財団が、教育の提供以外でのパートナーとしてこのネットワークを支援しています。このように、OERuにとって有力なパートナーとなっているのは、様々な国・地方・州の管轄内で正式認可を受けた機関なのです。OERuはアフリカ・アジア・オセアニア・北アメリカにおいて、正式な学位を取得するための正規の履修単位を提供できるようになります。もちろん、全科目にはCCライセンスが採用されており、OERuネットワークのシニア・エグゼクティブは、2013年中のOERuの正式な活動開始を目指し、邁進しています。(詳細はこちら

これらのOERu関連機関は、OERuの配信システムをわかりやすくするため、プロトタイプとなる大学・カレッジ・レベルの科目として以下の8科目挙げました。

  • Collage Composition (エッセイの構成)
  • At Appreciation and Technique (芸術への理解とテクニック)
  • Regional relations in Asia and the Pacific (アジアと太平洋における地域関係)
  • A Mathematical Journey (数学)
  • General and Applied Psychology (心理学の基礎と応用)
  • Critical Reasoning (推論)
  • Why Sustainable Practice (持続可能な慣行とは)
  • Introduction to Management (経営の基礎)

以上の科目(2年次レベルの哲学の科目であるCritical Reasoning以外、全て1年次に履修)は一括して、一般教養学士の単位として認められます。これは、昨年11月に行なわれたOERuミーティングで初めて認定されました。そして、以上のうちの2科目については、アメリカ・ワシントン州の*オープン・コース・ライブラリーのプロジェクトとSaylor財団に既存するCC BYのついた講義資料をもとに構成することになっています。

OER財団は、今回のプロトタイプとなる各科目の内容等を広めていくため、大規模なOER講座が有している技術や配信方法を前面に押し出し宣伝してきました。OERや著作権、そしてCCライセンスについて理解を深めたいと望む教育者や学習者を対象にし、無料オンライン・ワークショップとして考案された教育者向けオープン・コンテンツ・ライセンシングの講座がその例です。同様にCC BYのつけられた講座資料は、OER財団、WikiEducator、OpenCourseWare Consortium、クリエイティブ・コモンズからのボランティアの人々の協力、そしてUNESCOからの資金援助により開発されたものです。今年1月には、教育者向けオープン・コンテンツ・ライセンシングの講義が実施されました。このオンライン講座には、世界90カ国から1067人もの人々が参加し、広範囲で協力的、かつクオリティの高いOERプロジェクトの成功を実証するものになりました。今後もこのような実績が積み重なることで、OERuのような事例が産まれていくでしょう。それと同時に、教育への投資に対する利潤をCCライセンスの活用によってどれほど大きくすることができるかという点を実証するものとなるでしょう。

OERuのWayne Mackintosh氏、そして彼の仲間に賞賛を送りたいと思います。
より詳しくは、WikiEducatorをご覧ください。

*オープン・コース・ライブラリー: 1.低価格な教科書の実現 2.教員へのクオリティーの高いオープン・リソースの提供 3.講座修了率の向上 を目的とし、様々な教材のコレクションを提供している。全てのコンテンツにCC BYライセンスを採用。

原文: Thanks to Creative Commons, OER university will provide free learning with formal academic credit
http://creativecommons.org/weblog/entry/31947
公開日時: 2012年3月21日
BY Cable Green (Director of Global Learning)

国立図書館・博物館がCC0ライセンスでデータを公開

Open Data Stickers” / Copyright and related rights waived via CC0 by jwyg

Open Data Stickers” / Copyright and related rights waived via CC0 by jwyg

ここ数ヶ月、CC0ライセンスはデータの分野、特にGLAMデータ(ギャラリー、図書館、アーカイブ、博物館の頭文字をとってGLAMと呼ばれます)においてますます評価が高まっています。スペインとドイツの国立図書館は、CC0パブリック・ドメイン・デディケーション・ツールを利用し、書誌データを公開しました。これがどれだけ意味のあることか、ここで少し説明したいと思います。CC0ライセンスでデータを公開するということは、データを効果的にパブリック・ドメインにし、そのデータが活用される可能性を広げるために、図書館が全ての著作権を放棄するということを意味します。さらに、それらのデータはLinked open dataとして公開されています。つまり、これらのデータはウェブ上で様々なソースからのデータをリンクでつなぐことを可能にするRDF(Resource Description Framework)として公開されているのです。

スペイン国立図書館は、データ・ポータル: datos.bne.es.をつくり出すため、Ontology Engineering Group(OEG)と手を組みました。このデータ群へはhttp://www.bne.es/es/Catalogos/DatosEnlazados/DescargaFicheros で直接アクセス可能です。

そして、ドイツ国立図書館(別称:Deutsche Nationalbibliothek(DNB))はここでCC0を利用し、Linked open dataとして文書を保存しています。CCドイツでもこの動きを報じており、英語版はOpen GLAMに掲載されています。

関連して、NYのメジャーな博物館であるスミソニアン・クーパー・ヒューイット博物館も、文書化されたコレクションの60%を、CC0でパブリック・ドメインとして公開しています。このデータ群はGithubで公開されています。詳しくは http://www.cooperhewitt.org/collections/dataをご覧ください。

先日アップデートしたFAQを含め、クリエイティブ・コモンズとデータについて詳しく知りたい方は http://wiki.creativecommons.org/Dataで詳細をご確認いただけます。

原文: National Libraries and a Museum open up their data using CC0
http://creativecommons.org/weblog/entry/31853
公開日時: 2012年3月12日
BY Jane Park (Communications Manager)

ラーニング・プラットフォームGoodSemesterがCCを採用

アカデミック・プロダクティビティに焦点をあて、オンラインを利用した教育の向上を図る新しいラーニング・プラットフォームGoodSemester。今回は、GoodSemesterの教育サービスが講義ノートの共有・複製・編集を目的に、クリエイティブ・コモンズを採用したことについて、ご紹介したいと思います。これによって、学習者は、GoodSemesterのラーニング・サービスを通し、CCライセンスのつけられたノートを見つけ、コピーし、修正できるようになりました。つまり、そのノートが直接授業の一部として組み込まれるようになったのです。GoodSemester上で新しく作成されたノートには、CC:表示-継承 (CC BY-SA)がデフォルト・ライセンスとしてつけられます。

初期設定はCC BY-SAですが、利用者はノートの共有はしないという選択もできます。GoodSemesterは、オープンな共有を促すために、ノートにCCライセンスを付けておくとこんなに良いがあるんだとという利点をこれまで示してきました。利用に制約のあるノートは、コピーも共有も編集もすることができません。一方、ノートを共有すれば、学習者は、活動的な他の学習者が参加している活気あるコミュニティーに自ら参加し、OER(Open Educational Resources)を支援するコモンズに貢献する機会を得ることができます。

加えて、GoodSemesterウェブサイトの脚注部分で発表されているように、GoodSemster自体の資料等にも同様にCC BY-SAをつけてリリースしています。

GoodSemesterによるテキストと画像は、オープンライセンスのもと公開されています。それは、私たちがオープン化を推奨・推進しているからです。オープンな学習に対する活動へのサポートを示すため、GoodSemesterによって制作されたGoodSemester上の全テキストと画像は、クリエイティブ・コモンズ・表示-継承のもと公開します。

その他、ツールの有用性やコミュニティーの価値を高めるために、CCライセンスをプラットフォームに取り入れている会社の事例はこちらでもご確認いただけます。

原文: Sharing and remixing class notes on GoodSemester under Creative Commons
http://creativecommons.org/weblog/entry/31889
公開日時: 2012年3月19日
BY Cable Green (Director of Global Learning)

アルゼンチンでも新たにCCチームが発足しました

Argentina Flag / quimpg / CC BY

Argentina Flag / quimpg / CC BY

今回は、CCファミリーの新しいメンバーをご紹介したいと思います。このお知らせまでに数ヶ月の時間がかかってしまいましたが、遂にここでCCアルゼンチンが新たにアフィリエイトに加わったことをご報告いたします。

新しいアルゼンチン・チーム(ウェブサイトはこちら/CC wikipageはこちら)は、パートナーであるWikimedia ArgentinaFundación Vía Libre からBeatriz Busaniche氏とPatricio Lorente氏を理事に迎えて昨年末に発足しました。この2つの組織は、ラテン・アメリカにおけるオープンコミュニティーとしては非常によく知られています。まず、Wikimedia ArgentinaはアルゼンチンのWikimediaコミュニティーを支援し、フリー・コンテンツとwikiカルチャーの普及のためのプロジェクトを奨励・推進しています。一方、非営利団体 Fundación Vía Libreは、フリー・ソフトウェア・コミュニティーと共に密接に連携し、知識の拡散や今後も持続的に発展できるような環境作りに尽力しています。その中でもとりわけ、FLOSSWorld(オープンソース/フリーソフトウェアに関する調査を行い、その分野での国際協力を促進するためにヨーロッパで発足。世界各国をパートナーにして活動する機関)や*Science, Education and Learning in Freedom (SELF)プロジェクトへの共働に力を入れ活動しています。

そして、この新チームと共に、アルゼンチンでは、いくつかエキサイティングなイベントが開催されました。今月8日には、Wikimedia ArgentinaとLa Facultad Latinoamericana de Ciencias Socialesが協力し、Centre National de la Recherche Scientifiqueの教授であり、CCフランスの法務担当理事でもあるMalanie Dulong de Rosnay氏と朝食会を主催しました。このイベントのテーマは、「パブリック・ドメインとなった作品のデジタル化についての法的課題」でした。また、この1週間後、サンティアゴで行なわれた第一回Latin American GLAM-Wikiのイベントでは、Malanie氏とBeatriz氏がCCチリのClaudio Ruiz氏と共に出席しました。

この一連のイベントは、アルゼンチンのドキュメンタリーフィルムRuna Kuti: Indigenas Urbanosが新たにCCライセンスで発表され、様々なフィルム・フェスティバルで上映されるようになった、わずか数週間後に行われました。CC:表示-非営利-改変禁止(BY-NC-ND)ライセンスがつけられたこの映画は、ブエノスアエレスに住むアルゼンチン先住民の生活に焦点をあてた内容となっています。

今回、新たにアルゼンチンをCCアフィリエイトとして迎えられたことは非常に喜ばしいことです。私たちは皆さんと共に、アルゼンチンにおけるCC、そしてあらゆることのオープン化に取り組むことを楽しみにしています。

*Science, Education and Learning in Freedom (SELF): ヨーロッパ委員会によって資金援助されている国際的プロジェクト。クリエイティブな提携、教材の共有、フリー・ソフトウェアやオープン・スタンダードに力を入れた継続的な指導を促進するプラットフォームを開発している。

原文: A new CC team for Argentina
http://creativecommons.org/weblog/entry/31635
公開日時: 2012年3月6日
BY Jessica Coates (Affiliate Network Coordinator)

NASAが、オープンソース・コミュニティの共有と協働を目的として、code.nasa.govを開始しました

Image by opensource.com

Image by opensource.com

昨年のオープン・ガバメント計画の発表、そしてオープンソース・サミットに続き、NASAが “オープン・ソースに関する活動の持続・一体化・拡張” を目的としたcode.nasa.govを開始しました。

このウェブサイトは、まだ “初期のα版” ではありますが、NASAのオープンソース計画を閲覧することができます。その他にも、どのようにNASAはオープンソースに貢献しているか?そして、皆さんがソースのオープン化に貢献したいと考えた際、何から始めたらよいか?といった情報も知ることができます。ウェブサイトには数々の計画が掲載されており、現在そのうちの4つ(2012年3月26日現在では7つに増えています)についてはリンクが有効となっています。また、これらは全てGithub上で公開されています。

NetworkWorldでRikki Endsley氏が指摘しているように、code.nasa.govからの情報を待っている間、open.nasa.govからの情報でもたくさんのことを知ることができます。ここは、開発者でない人々も参加可能な、 広く一般の人が参加できることを目的としたサイトです。NASAは1958年の設立以来、これまでも、一般の人々が広く参加でき、オープンな存在であるよう尽力してきました。これは、“情報を最大限広く、現実的に、適切に普及する”よう促したNASA設立時の憲章に基づいて行われていることです。

Ames Research Centerにあるオープン・ガバメント・オフィスのWilliam Eshagh氏は、今回のcode.nasa.govの開始について、ブログで以下のように述べています。

「第2フェーズは、NASAにおけるオープンソースのコンセプト、政策、そしてプロジェクトといった現在盛んに議論されている事項について、じっくり議論できるようなフォーラムの提供に焦点を当てたものになるでしょう。そして、第3フェーズにおいては、一般的に使えるような、ツールやメカニズムの開発プロジェクトに移行します。それは例えば、バージョン・コントロール、イシュー・トラッキング、継続的な統合作業、ドキュメンテーション、コミュニケーション、そしてプランニング/マネジメントなどのようなことです。この段階では、我々は、オープン化への負担を軽くするツールやサービス、プロセスの連鎖などを作り出し、またそれらの実現を手伝う役割を担っていくことになるでしょう。」

この投稿の最後の段落で、彼はNASAにとってのオープン化が成功する秘訣と今後の可能性について核心に迫っています。

我々は、明日の宇宙や科学のシステムはオープン化によって作られ、code.nasa.govはその達成のために不可欠なものであると信じています。私たちの使っているコード(文字や記号、数字などをコンピューターが識別するためにまとめられた符号である文字コード)は、いつの日か我々の太陽系だけにおさまらず、エイリアンが住む他の惑星へまでも広まるでしょうか?私たちはこれを実現させようとしており、皆さんの援助があれば、達成できると考えています。

上記の内容に関して、アイデアをお持ちの方は、opengov@nasa.govまでご連絡ください。

原文:NASA launches code.nasa.gov to share and collaborate further with open source community
http://opensource.com/life/12/1/nasa-launches-codenasagov-share-and-collaborate-further-open-source-community
公開日時: 2012年1月5日
BY Ruth Suehle (Red Hat)

(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

連邦政府機関は情報の透明化にどのように取り組み、どのような恩恵を得ることができるか

Image by opensource.com

昨年10月に完成した文献「透明化を達成するための手引き: 連邦政府機関は情報の透明化にどのように取り組み、どのような恩恵を得ることができるか」がついに公表されました。この手引きは米国政府の“人的支援”機関である米国人事局(旧 米国国家公務員任用委員会)の支援によって作られました。

情報の透明化(情報やデータの自由かつオープンな共有)とは、情報の出所が民間機関であるか?公共機関であるか?ということに関係なく、根本的な民主主義的価値を有します。そして、それは主要な科学的データだけでなく、組織的な取り組みに関するデータや情報を含むものです。

具体的に言うと、オープン・ガバメントの活動においては、オープンソースが重要な役割を果たします。オープンソース・ソフトウェアは、定義の上では、まさに透明化そのものといえるでしょう。それはオープンソース・ソフトウェアも、ユーザから成る民主主義的なコミュニティーによって開発され、平等な方法により共有されてきたものだからです。

加えて、予算の制約により、政府が技術環境に応じたダイナミックな変化に対応することに制約がある場合であっても、オープンソース・ソフトウェアはその対応やそれに付随する取引費用を最小限に抑えてくれます。

そこでキーポイントとなvる法的・技術的・予算的な課題については、今回ご紹介した文献の第4章「透明性の制約」で概説されています。情報の透明化(あるいは開示)のために、私もボランティアとしてこの第4章を執筆しています。

民間機関における透明化への取り組みは、営利企業と非営利団体それぞれの実績に対する確たる評価に関し、重要な情報とデータを公開することに焦点をあてています。一方、公共機関において、オープン・ガバメントは政府業務の透明性向上に努めています。これにより、政府と国民は、意図する政策を達成するために、政府のプログラムが効率的かつ効果的に行われているか、十分な情報を得たうえで判断をすることができます。第3代アメリカ合衆国大統領トーマス・ジェファーソンは、そのような情報の透明化が 「議会の議員、そして合衆国の人々1人1人が政府の権限濫用を把握・調査することを可能にし、結果として政府のコントロールをも可能にする」 (Jefferson, 1802, as quoted in Rawson and Miner, 2006)と透明化の正当性を述べています。

皆さんは、これらの話題や政府の透明化についてどのようにお考えですか?

原文: How federal agencies can implement and benefit from transparency
http://opensource.com/government/11/10/how-federal-agencies-can-implement-and-benefit-transparency
公開日時: 2011年10月31日
BY Tom Moritz (Project Director at Sonoma Valley Heritage Coalition)

(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

Media That Matters Festivalが皆さんからのエントリー受付中です

今回で12周年を迎えるArts Engine主催 Media That Matters Festivalでは、現在ショートフィルム部門のエントリーを受け中です。Media That Mattersは“大きなメッセージ性のあるショートフィルムを上映するプレミア・ショーケース”であることに加え、世界中の教育者・活動家・非営利団体などと映画制作者が繋がる機会を提供し、社会変化をもたらすための手助けになります。選ばれた作品は、秋のフェスティバルで上映され、“個人の鑑賞とオンライン・ストーリーミングを融合させるマルチ・プラットフォーム・キャンペーン”として特集されます。そして、作品はCCライセンスCC:表示-非営利-改変禁止(CC BY-NC-ND)のもと公開されることになっています。

エントリーにあたり、提出作品は以下の条件を満たす必要があります:

ショートフィルム: 最長12分のもの。8分程度のものが望ましい。

作品形式    : ドキュメンタリー、物語、アニメーション、ミュージックビデオ、公報、ドラマ、コメディー、混成作品、その他あなた独自の作品形式など、全てのスタイルでエントリー可能。創造性に富んでいるものは大歓迎です。ただし、社会問題に焦点をあてた作品であることは必須。

社会問題の内容 : あらゆる社会問題が対象です。

年齢      :年齢制限なし。誰でもエントリーしていただけます。

次回の応募締め切りは来月4月20日ですが、その後も最終締切2012年5月1日までご応募いただけます。http://www.mediathatmattersfest.org/submitへアクセスし、作品を提出してください。質問はfestival@artengine.netまでどうぞ。

原文: 12th Annual Media That Matters Festival – Call for Entries!
http://creativecommons.org/weblog/entry/31477
公開日時: 2012年2月1日
BY Jane Park (Communications Manager)

ついにWired.comがCCライセンス(CC BY-NC) で写真を公開

昨年11月、Wired.comよりCCライセンス採用の嬉しい知らせが入りました。その内容とは、Wired.comスタッフによって制作された写真をCC:表示-非営利(CC BY-NC)のもと公開するというものです。Wired.com編集者長 Evan Hansen氏は言います。

「クリエイティブ・コモンズは発足10周年を迎え、“some rights reserved (限定された権利のみを主張するライセンス形式)”でコンテンツを発表するというシンプルな考えは、オンライン共有に革命をもたらし、リミックス・カルチャーを盛り上げる火付け役となりました。そしてWired.comの運営にあたり、 長年私たち編集スタッフはCCライセンスのつけられた写真を利用してきました。これまで写真を提供し共有してくれた方々に感謝すると共に、次は私たち自身のコンテンツを共有しようという決定に至ったのです。」

このようにオープン化の力に理解を示してくれたWire.comには、クリエイティブ・コモンズより感謝の言葉を返したいと思います。Wired.comはテクノロジー界全体におけるリーダーであり、オンライン出版業界における先駆者です。今回のWired.comのように、その他の人でも、クリエイティブ・コモンズにより共有されることになった豊富なコンテンツを利用すること・また共有できるようにコンテンツを提供すること、この両方の価値を見出してもらえることを私たちCCは目指しています。

少し詳しい話をすると、Wired.comは新しいラインセンス・ポリシーのスタートを記念して、Wired.comサイト内で過去に掲載された50枚の写真(Steve Jobs・Woz・Mark Zuckererg・Stennteve Ballmer・Trent Reznor・JJ Abramsなどの著名人も含まれています)のポートレート写真ギャラリーをCCライセンスで公開しました。より高解像度の写真はWired’s Flicker streamでご覧いただけます。

Trent Reznor / Jon Snyder/Wired.com / CC BY-NC

Trent Reznor / Jon Snyder/Wired.com / CC BY-NC

出版社や報道機関はオープン・ライセンスを利用することで、驚くほどのチャンスを得ることができると我々は考えています。Wiredは今回の貢献によって、CCライセンスをつけ、興味深く重要なリソースを共有している Al JazeeraPropublicaGOODのような著名なニュース・コンテンツ組織の一員となるのです。

そしてジャーナリズムその他分野におけるCCライセンスの利用も、その他数多くのCCの活動も、皆さまからの寄付のおかげで実現しています。クリエイティブ・コモンズは非営利団体ですので、これをお読みの皆さまの中に私たちの活動に共感していただける方がいらっしゃるなら、キャンペーンへのご協力をお願いいたします。

同様に、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンも皆さんからの支援を必要としています。私たちの理念に賛同し、より豊かな情報社会の構築に貢献したいとお考えの方はこちらよりサポートをお願いいたします。

原文: Wired.com now releasing photos under CC Attribution-Noncommercial
http://creativecommons.org/weblog/entry/30274
公開日時: 2011年11月7日
BY Jane Park (Communications Manager)

新プラットフォーム“Booktype”なら、本の共同制作・編集がオンラインで簡単にできます

Image credits: limaoscarjuliet

Image credits: limaoscarjuliet

これまで本の制作において、自分以外の作家・編集者・書籍制作関係者と共同制作・編集したことがある方なら、そのような作業が簡単なものではないことをご存知でしょう。また、このような経験がなくとも、ワープロソフトで複数の文章を1つにまとめようとした経験があるなら、同類の難しさを感じたはずです。

今回は、先月中旬に行なわれたO’Reilly Tools of Change会議において発表された、Booktypeと呼ばれる新しいプラットフォームをご紹介したいと思います。このプラットフォームは、コンテンツの編集や出版を行う上での共同制作を促進する目的で開発されました。

この本に関するオープン・ソース・プラットフォームには、著作者にとって魅力的な機能がたくさん備わっています。

  • 印刷・Amazon・iBooks・ほとんどの電子書籍(pdf・epub・mobi・odt・htmlなど)といった、様々な読者のタイプに合わせた形式に対応 。
  • 用途に応じた目次・章立て・ページ番号・およびフォーマットの設定、および共同制作・編集を容易にするインターフェイス。
  • 執筆が終わると即座にLulu.com・Amazon・iBooksへ出版可能。
  • ライセンスの帰属表示とライセンスのトラッキング(利用者の行動を記録・追跡するなど、情報を継続的に収集・監視する機能)が可能。1冊の本に複数のライセンスを使うことも可能。
  • バージョン管理(コンピュータ上で作成、編集されるファイルの変更履歴を管理するためのシステム)
  • 翻訳機能・現地語化するための枠組みの設定。

このシステムは、*FLOSS Manualsのプラットフォームに基づいています。これは、Booktypeに馴染みがあったり、すでに利用してい多言語の寄稿者が大勢いるこということを意味します。

*FLOSS Manuals- オランダに本拠地を置く非営利財団。2006年設立。フリーソフトウェアの使い方について質の高い文書を制作することに取り組んでいる 。

原文: Booktype makes book collaboration web-based and simsple
http://opensource.com/life/12/2/booktype-makes-book-collaboration-web-based-and-simple
公開日時: 2012年2月21日
BY Ruth Suehle (Red Hat)(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)

図書館ポータルサイト“ヨーロピアナ”に新機能 : マップ検索・ディスプレイ

CCJPブログでも言及する機会の多い図書館ポータルサイト“ヨーロピアナ(Europeana)”。先月もデジタル新聞を提供するプロジェクト“European Newspapers”を開始するなど、その勢いはとどまることを知りません。今回はこのヨーロピアナに新しく追加された機能のご紹介です。

「皆さんがオンライン検索する時、その探していたものがどこにあるのかわかりますか?」そして「皆さんの身近にあるものはあったでしょうか?」-これら質問には、ヨーロピアナ・ポータル最新機能を利用し回答することができます。これまでヨーロピアナの開発部では、マップ上で検索結果の位置情報とプレビューを確認することができる新しい相互検索・ディスプレイ機能の開発に力を注いできました。

検索クエリーから検索結果トップ1000件が多層化された地図(OpenStreetMap・Google Physical・Google Street・Google Hybrid・Google Satellite)に自動的に分布・表示されます。検索アイテムは紫色のサークルによって表示され、地域あたりの検索結果数が多ければ多いほど、大きいサークルで表されます。そして利用者が興味のあるエリアや地域を拡大すると、サークルが細分化され、より正確に検索結果を表示します。さらに、サークルをクリックすると別のディスプレイが開き、検索アイテムの特定場所・ タイトル表示・地理座標を表示します。また、タイトルをクリックすれば、オーバーレイとアクセス記録を残すことなく、フルページ表示で結果を閲覧することができます。このマップはタッチやスワイプにも反応するので、iPadやAndroidタブレットなどのデバイスからの新しいマップと連動することも可能です。

1つ1つのアイテムは、所在地の座標に基づいて位置表示されます。現段階では、全てが地理座標を持ち合わせているわけではなく、今後ヨーロピアナが継続的に新アイテムを追加し、コンテンツ提供者とともに蓄積された情報をより強化していくようになっています。検索した際には、ページの上左端にある地球儀マークをクリックすることで直接開くことも可能です。今回の新機能をお試しになる際には、以下のような検索ワードを利用するとよいでしょう。(検索中に何かしら不具合が生じた場合には、アップデートを有効にするためにブラウザーのキャッシュを消去してみて下さい)

 

ヨーロピアナの内容が、利用者の皆さんにとって身近なものとなれば嬉しく思います。今回の新しいマップ検索・ディスプレイに関して感想をお待ちの方は、是非ご連絡下さい。これは、これから皆さんと共有しようとしている数々の新機能の中のほんの一部ですので、今後ヨーロピアナのブログで発表される内容についてもご期待ください。

原文:New Feature: Map Search and Display
http://blog.europeana.eu/2012/02/new-feature-map-search-display/
公開日時: 2012年2月17日
BY Neil Bates (Junior Marketing Specialist)

(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)