Ubuntu Magazine JapanをCCライセンスで公開

Ubuntu Magazine Japanとは、日本初のUbuntu専門誌として、約2ヶ月に1回発行されている週刊アスキーのムック本です。Ubuntu Japanese Teamの全面協力を得ている点、及び印税の1%がUbuntu Japanese Teamへ寄付される点において、日本でのUbuntuの普及に大いに寄与するものと思われます。

このUbuntu Magazine Japanでは、次号発売日以降に前号の紙面をPDFにしてCC-BY-NCライセンスで公開するという試みを行っています。日本の雑誌ではおそらく初めての試み、より多くの人にUbuntuに関する情報が広まり、利便性が高まることを願います。

映画にCCの字幕を

2008年にカナダで制作された、『RiP! リミックス宣言』というドキュメンタリー映画があります。この作品を日本で紹介する「ドネルモRiP!プロジェクト」は、作品の字幕にCCライセンスを付与し、作品の上映も行うそうなので、お知らせします。

(さらに…)

フォト蔵

フォト蔵は、写真や動画の投稿及び共有サービスを提供する日本のサイトです。
個人で撮った写真をウェブ上に投稿し、保存・展示したり、他のユーザーからのコメントを表示することができます。
投稿した写真を用いて日記を書くこともできます。

また、プリントサービスや名刺印刷サービスとの連携が充実しているのもポイントです。気に入った写真を集めて、プリントしてもらうのもいいかもしれませんね。

フォト蔵でもFlickrと同様、投稿する際にCCライセンスを選択することができます。
CCライセンスが付与された写真を集めたサイトもあります。一度ご覧になってみてください。

Flickr

Flickrは、写真や動画の投稿及び共有サービスを提供するコミュニティサイトです。
個人で撮った写真をウェブ上で整理・分類・展示したり、他のユーザーからのコメントを表示することができます。

また、写真にタグをつけてタグごとの分類が可能です。
例えば山の写真、スープの写真、特定のカメラの機種で撮影した写真などでコミュニティを作成することもできることで、全く知らない人との写真を通じたコミュニケーションを促進し、写真投稿サイトとしては世界的に最も有名なサイトになりました。

FlickrではCCライセンスの付与を積極的に推進しており、投稿の際にCCライセンスの選択が可能になっています。
これまでCCライセンスで投稿された写真の数は2009年3月の時点で1億点を突破しました。今はもっと多くなっていると推測されます。

各種CCライセンスが付与された写真を一覧できるページもあります。そこから「”see more”」と書かれたリンクをたどると、それぞれのライセンスがついた写真だけを検索できます。
他に、検索オプションを指定するページを利用すれば、商業利用が可能な写真のみの検索や、改変して利用してもよい写真などのみを検索することもできます。

国連大学メディア・スタジオ

国連大学のメディア・スタジオは教育用のリソースを開発、オンラインで提供するプロジェクトとして2003年にスタートし、国連組織や他大学の専門家と協力して様々なプロジェクトを実施しています。

スタジオのウェブサイトはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されているほか、各種プロジェクトを通じて開発された教材の多くがCCライセンスの下で提供されています。例えば「里山イニシアチブ」では里山やそれに結びついた文化が生態系保全にとって持つ意義を評価すべく、世界中の事例や、映像資料などを収集・提供しています。事例紹介はCCの表示-非営利-継承3.0 バージョンライセンスで提供されています。また、Strategic Environmental Assessmentでは、環境政策の策定に関する大学院レベルの授業を想定し、ウィキを使った百科事典作成のための場や、教材として使えるモジュールなどを提供しています。これらはいずれもCC表示-非営利-継承3.0 バージョンライセンス下にあります。

また、国連大学メディア・スタジオと同じサイトで公開されている国連のウェブマガジン「Our World 2.0」は地球環境問題などを扱ったものですが、クリエイティブ・コモンズの表示-非営利-継承3.0 バージョンライセンスで提供されています。フリッカーを通じて提供されているこのウェブマガジンの写真も、CCライセンスが適用されています。

統合TVで動画にCCライセンス付与を推奨

統合TVとは、科学データベースやツール等の使い方を動画で説明するサイトで、ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)が発信しています。

例えば、PubMedという医学・看護学・歯学・獣医学・ヘルスケア・臨床科学の分野での文献データベースの利用方法からCamtasia Studioを用いた動画の撮影・編集方法まで、オンライン上でアカデミックな作業をする際に役立ちそうなTipsが集まっています。これらの動画はCC-BY-SAライセンスで公開されています。

この中で、CCライセンスの付け方についても動画を掲載していただきました!是非ご覧下さい。

http://togotv.dbcls.jp/movie/100218cc_f.html

バークリー音楽院で音楽レッスンの動画などをCCライセンスで公開

米国の有名な音楽大学であるバークリー音楽院では、様々な音楽レッスンのmp3や動画、PDFの教材などを2003年よりインターネットで公開しています。

Berklee Sharesのサイトでは、例えばギターの弾き方講座から、作曲の仕方、音楽の録音や出版の仕方、さらには著作権侵害に関する講座まで、多岐にわたる教材が公開されており、全ての素材はBY-NC-NDライセンスで提供されています。

OLPC (One Laptop Per Child)で無料のサンプリング音楽を公開

OLPC (One Laptop Per Child) とは、主に途上国の子供達に対して低価格のノートパソコンを提供し、それを用いた教育を行うプロジェクトを推進する米国のNPOです。MITメディアラボの創立者ニコラス・ネグロポンテを中心に始まりました。

子供達の創造的な活動を支援するために、バークリー音楽院やCsound Developer Community、Open Path Musicなどの団体によってさまざまな楽器のサンプリング音源が寄贈されています。
音源は全てCC-BYライセンスで提供されています。

オープンコースウェアについて

 大学の授業関係教材を全てインターネット上で公開し、幅広い知の流通を目指すOCW(オープンコースウェア)の取り組みにもCCライセンスが活用されています。OCWは2003年にアメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)でスタートして以来、米国内のみならず世界中の大学・研究機関に普及が進んでいます。MITのOCWについてはこちら。

 日本国内でも2006年にはJOCW(日本オープンコースウェアコンソーシアム)が設立され、東京大学や京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学をはじめとする十数大学・研究機関が参加し、中でも特に慶應義塾大学のOCWサイトは全面的にCCライセンス(表示-非営利-継承)を採用しています。非営利利用である限り改変しての利用も自由なことから、他の教育機関等がそれぞれの教育ニーズに適合した形で再編集を行なったり、あるいは途上国等の海外の教育機関が、MITの教材を自国語に翻訳して活用することなども可能となっています。

 日本国内の大学においては、2010年6月現在、京都大学・慶應義塾大学・女子栄養大学・東京工業大学・大阪大学・国連大学の6大学が現在CCライセンスを明示的に採用していることを確認しています。

  • (2010年6月6日 採用機関の記述内容を更新)