しばしば人々が「共有」の社会における意義と個人における意義について混乱していることに困惑させられる。ある者は共有は挑戦であるという。なぜなら、共有は社会的美徳だからだ。おそらくそれは正しい。しかし、共有における個人の側面を見過ごしていないだろうか。なぜ人々は物を共有するのだろうか。ある者はその方がもっと楽しくなるから共有するのだろうし、それが社会的によいことだと信じるがゆえに共有する者もいる。彼ら自身がやった何かをもっと多くの人に知らしめたいから共有する者もいるだろう。個人の「共有すること」に対するモチベーションがどのようなものであろうと、人々がどのようにモチベーションを得て、どのように報酬を得るかという問題に「共有」が関連しているのは明確である。しってのとおり、この問題はときに経済学的な問題ともからみ、より複雑になることもある。
ubuntu流・組織論
オープンな集団をどう統率するかについては、iCommonsにいるたくさんの人が熱く議論してきたことだ。どうやってコミュニティ、とりわけオープンで透明な組織は決断をくだすのか? どうやって、オープンで透明でグローバルなコミュニティは決定にいたるのか。そこで働いている人がすべてボランティアだったとして、どうやって、すぐれた成果は築かれているのか。
この手の疑問が話題にされるとき、明らかになすべきことは、他の組織がこれにどう対処しているのかを知るために、専門家におうかがいをたてることだ。Ubuntu(訳注1)、すなわちMark Shuttleworthによって設立されたLinuxのディストリビューション(訳注2)は、成功を収めたすばららしい例だ。オープンな集団、つまり成功するための自分たちだけのやり方をあみ出さなければならなかったコミュニティを、Ubuntuは育んでいた。
CCは、ソフトウェアライセンスをリリースすべきか?
CCがソフトウェアライセンスのフィールドに参入する事について、意義があるのではないかと提唱されているが、私はそれについて懐疑の念を抱いている(世の中にはたくさんのソフトウェアライセンスが存在しているからだ)。
シェークスピア・クロニクルズ
CCの幹部メンバーであり、Dukeロースクール教授であるJamie Boyle は自己の19年間の記録を小説ででつづっており、そこで以下の様に話し始めた。「3人の最高裁判所判事を前にしてのテレビ模擬裁判で私はシェークスピアの弁護士役を務めたのだが、そのときシェークスピアは、彼の作品の本当の著者でないとして訴えられたのだ」
CCを支援したいすべてのビデオアーティストへ !!
―ビデオのRevverizingによる支援―
先週、私たちは、eBayの歴史的なドメインネームである01b.comで
オークションを行い、収入の90%をCCに寄贈する事を決意した
CCサポーターの話をブログに書きました。
今週書くのは、私たちが
Revverizedビデオを始めて以来、この活動が(eBayでのオークション同様)
CCの資金作りを支援できるように、クリエイティブ・コモンズ・オーストラリアの
Elliott Bledsoeのようなかなり多くのCCサポーターが、Revverizedビデオを、
CCのRevverアカウントにアップロードしている事です。
rel=license:CCを機械で読み取るコード
私は株式会社デジタルガレージによって東京で開かれたNew Context Conferenceに参加し、iCommonsのチェアマン伊藤攘一に大変なもてなしを受けた。この会議はインターネットに関する論者と先駆者の視点から、Web2.0の将来に関して洞察するすばらしいイベントだった。
私は昨日、TechnoratiのチーフテクノロジストであるTantek Celikの「マイクロフォーマット」の話を聴いた。Technoratiはブロガーたちが当事者について何を話しているのかを見つけやすくするものだ。詳しくはsearch for iCommons on technorati.comを参照してほしい。
楽曲配信情報!
9月にCCライセンスのもとで楽曲をダウンロード配信していた日本のヒップホップアーティスト「韻シスト」が、オフィシャルページにて”Peace”という楽曲を公開しています。
今回はアーティストからのコメントも読むことができ、率直な声として参考になるので引用させていただきます。
『自分が好きなHIPHOPというフィールドにおいても、権利(=著作権)は身近な問題(=サンプリング)でもあり、 規制はあるわ、CDは売れない(レンタル、ダウンロード等の普及 によって)わ、アーティストにとって最も過酷な時代になっています。
しかしその反面技術の進歩、PCの普及、すぐ手に入る情報等に よって多少の知識と多少のスキルさえあれば、昔よりも簡単にCD が出せたり、発表できたりします。(中略)
クリエイティブコモンズは、自分流に解釈すると、家の中でも判断が下 せる試聴(機!?)です。勿論タダであるという事は、自分達には一銭も入ってきません。只、みなさんの素直な判断、興味本位、率直な反応 は下せるはずです。』
(ふぉんきー&らぶろぐ 2006/11/23の記事より引用)
ひとりでも多くの人に自分の作品に触れてもらう機会をつくるためにCCライセンスを用いる。
もっとも理想的な使用例のひとつではないでしょうか。
美しい光景、そして明確な見通し
サン・マイクロシステムが25,000ドル寄付
サン・マイクロシステムが基金調達キャンペーンの年間目標金額300,000ドルのうち25,000ドルの支援を約束してくれた、というニュースを私達クリエイティブ・コモンズのメンバーはとても嬉しく思っています。
彼らは、クリエイティブ・コモンズとともにCCとサン社の両方がコミットしている参加型文化活動のより大きなビジョンへの支援を継続するという選択をしました。